アルコールはエッチをダメにする…?

アルコールはSEXにいいのか、わるいのか?
実は、過ぎると、男をダメにすることもあるのです。
性とエッチの《雑学》file.18 改訂版 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 海綿体 坐骨海綿体筋

【リンク・キーワード】 エロ エッチ 官能小説 オーガズム 不倫
おいしいものを食べて、おいしいお酒を飲んで、うっとりしたところで、ふたりでベッド・イン――。
たいていのカップルのデートや、愛し合う夫婦の「エッチ日」の夜は、ま、だいたい……そんなふうに始まるんじゃないか――と想像します。
エッチとアルコールは、そんなふうに、たいていはセットのことが多いですよね。
ところが……。
アレ!? 飲みすぎたのかなぁ……。
いざ、ことに及ぼうというそのときになって、肝心のアレが、思うにまかせない。
「アレ……?」と首をひねるカレのそばで、「ねェ、どうしたの?」と、心配顔で股間をのぞき込む彼女。
もしかして、おふたりも、そんなシーンを経験したことがあるのではないでしょうか?
実は、筆者にも、苦い経験があります。
もう20年近く前につき合っていた女性は、かなりのお酒好きでした。デートのたびに「もう一杯だけ飲ませて」とグラスを重ねるものですから、それにつき合っている筆者(実はあまり飲めない)は、居酒屋やバーを出るころには、酩酊に近い状態。さて、「これから、めくるめくような陶酔の時間を」と思っても、もうジュニアが言うことをきかなくなっていました。
おいしいもの食べて、いい雰囲気でお酒を飲んで、ロマンチックな雰囲気の中で体を重ね合う――という、絵に描いたようなデートをご所望だった彼女は、酒が入るたびにダメになる筆者に絶望(?)し、「もう、私を抱きたくないのね」の言葉を残して、夜霧の彼方(東京の西のほうです。トホホ……)へ去っていってしまいました。
そこで、今回は、このテーマ。
はたして、アルコールは、性能力を低下させるのか?
答えは「イエス」です。
たいていのカップルのデートや、愛し合う夫婦の「エッチ日」の夜は、ま、だいたい……そんなふうに始まるんじゃないか――と想像します。
エッチとアルコールは、そんなふうに、たいていはセットのことが多いですよね。
ところが……。
アレ!? 飲みすぎたのかなぁ……。

いざ、ことに及ぼうというそのときになって、肝心のアレが、思うにまかせない。
「アレ……?」と首をひねるカレのそばで、「ねェ、どうしたの?」と、心配顔で股間をのぞき込む彼女。
もしかして、おふたりも、そんなシーンを経験したことがあるのではないでしょうか?
実は、筆者にも、苦い経験があります。
もう20年近く前につき合っていた女性は、かなりのお酒好きでした。デートのたびに「もう一杯だけ飲ませて」とグラスを重ねるものですから、それにつき合っている筆者(実はあまり飲めない)は、居酒屋やバーを出るころには、酩酊に近い状態。さて、「これから、めくるめくような陶酔の時間を」と思っても、もうジュニアが言うことをきかなくなっていました。
おいしいもの食べて、いい雰囲気でお酒を飲んで、ロマンチックな雰囲気の中で体を重ね合う――という、絵に描いたようなデートをご所望だった彼女は、酒が入るたびにダメになる筆者に絶望(?)し、「もう、私を抱きたくないのね」の言葉を残して、夜霧の彼方(東京の西のほうです。トホホ……)へ去っていってしまいました。
そこで、今回は、このテーマ。
はたして、アルコールは、性能力を低下させるのか?

答えは「イエス」です。

アルコールは、確かに、性能力を低下させることがあります。ただし、「飲みすぎると」です。
おそらく、みなさん、経験的にご存じではないかと思うのですが、アルコールは、それが「適度」の範囲であれば、人を「エッチな気分」にします。中には、アルコールが入ったとたん、まるで人が変わったように、スケベになる――という人さえいます。
そうです。
アルコールは、神経をリラックスさせ、ストレスから解放して、精神的には、人を「セックスしたい」という気分に導きます。フロイト言うところの「リビドー=性的衝動」を、その抑制から解き放つ効果があるんですね。
「あの人、飲むとエッチになる」も、ふだんは、「間違ってもセクハラなどしてはいけませんゾ」などと抑制されている性衝動が、その抑制から解き放たれるからだろうと思われます。ふだんの抑制が強ければ強いほど、この変化は激しくなります。「酒を飲むと、人が変わったようにスケベになる」は、よっぽど、ふだんの抑制がきつい人なのだろう――と、筆者は想像します。
では、体のほうはどうか?
肉体的にも、アルコールは、血管を拡張し、脈拍も速くなりますから、ペニスには、どんどん血が流れ込む状態になります。むしろ、ボッキしやすい状態になるわけですね。
飲むと、「体がムズムズしてくる」という感覚を覚え、何もしなくてもアレが膨らんでくる感じがする。女性だと、ヴァギナの中が充血してきて、なんだかそこを埋めてもらいたい気分になる。
そんなふうに、アルコールは、適度でさえあれば、エッチに適した体の状態を作り出してくれます。「あれは、酒の上の過ち」は、男女ともに起こりうることなのです。
ところが、こと男に関して言えば、
飲みすぎるとアレは「ダメ」になる。

つまり、ペニスが言うことをきかなくなる。
これはどうしたことでしょう?

理由は、2つ考えられます。
そのひとつは神経。
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」は、クルマの運転について言われることですが、運転だけでなく、アルコールはあらゆる運動系の神経を麻痺させ、ダメにしてしまいます。ボッキも、最終的にはボッキ中枢からの命令が出て、初めて実行に移されるのですが、その神経が麻痺してしまうわけですから、いくら気持ちがスケベになっていても、いくら血流がよくなっていても、できなくなってまうわけです。
もうひとつは、筋肉問題です。
このシリーズの3回目、

①ペニスに血液が流れ込んで、「静脈洞」と呼ばれる組織をふくらませる。
②集まった血が流れ出てしまわないように、血液の出口を筋肉の力で締める。
という2つのプロセスが必要です。
アルコールは、①のプロセスに関しては、むしろ推進する方向に働きますが、②については、逆です。
飲むと、筋肉を緊張させて締める――という能力が、いちじるしく低下してしまうんですね。ペニスの「血液バルブ」の役目を果たすのは、「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉ですが、この筋力も低下しますから、ペニスは、バルブが閉まらない状態になってしまいます。
血はどんどん流れ込んできますが、流れ込む端から漏れ出てしまいますから、ボッキ状態は維持できなくなる――というわけです。

ま、そんなわけで、過度の飲酒が、男を一時的インポテンツに陥れる――ということはおわかりいただけたかと思います。
ただし、その程度は、その人のアルコール耐性にもよりますから、どれだけ飲めばダメになる、ということは、一概には言えません。
しかし、これが生活習慣となると、話は別です。
過度の飲酒を長期間続けると、今度は、動脈硬化などの血管系のトラブルを招くことになります。ペニスをふくらませるのは、海綿体に網の目のように張り巡らされた毛細血管ですが、動脈硬化は真っ先に、この毛細血管を詰まらせてしまいます。
先のボッキのメカニズムで言うと、①のプロセスがダメージを受けてしまうわけで、こちらのダメージは深刻。一時的なインポテンツどころの話ではなく、慢性的なED(勃起障害)を招く重大な要因のひとつ、とされています。
健全な性生活のためにも、「飲酒はほどほどに」を守りたいものです。
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