「国会前」から「選挙」へ。今度は「ホーム戦」だ!

「いま」を生きる若者たちへ、愛と連帯を込めて。
国会前で「戦争法案反対!」の声を挙げ続けたみなさん、
残念ながら、法案は国会を通過してしまいましたが、
闘いはこれからです。今度は「ホーム戦」。
その目玉は、次にやって来る「参院選」です!
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書店で見かけたら、ぜひ、手に取ってご覧ください。
『すぐ感情的になる人から傷つけられない本』
発行・こう書房 定価・1400円+税

「政治運動」は、ある時期、盛り上がればいい「イベント」なんかではありません。
勝つか負けるか――の、一発勝負の戦(いくさ)でもありません。
変革や改革を求める運動は、継続してこそ意味がある。
私は、そう思っています。
今回の安保関連法案反対運動は、残念ながら、「国会での法案成立を阻止する」という目的を達成することはできませんでした。
しかし、闘いはここからだ――と、私は思うのです。
国会前での抗議行動は、言ってみれば「アウェー戦」。
「ホーム」があるじゃないか――と、私は思います。
「ホーム」は、私たちがふだんの生活を送っているこの社会であり、学校であり、職場であり、さらには家庭であり、そこで繰り広げられる生活のひとつひとつです。
その中には、もちろん、「選挙」もあります。地域での生活を改善していくための活動だってあるかもしれません。職場や学校で何か問題が発生したり、何か不正が行われたりしたら、そこで声を上げる活動だってあるかもしれません。
それらのすべてを「社会運動」と言っていいかと思います。
「ホーム戦」とは、そうした「社会運動」の総体です。
わたし・長住は思うのです。
この世の中を変革したい、改革したい、というみなさんの意思は、「政治運動」ばかりがその舞台ではない。「政治運動」も「社会運動」もひっくるめて、「平和を守ろうよ」「差別をなくそうよ」というみなさんの意思を貫き続けること。それが大事なのだ――と思うのです。
安保法案が参院で強行採決されたその夜、国会前に詰めかけた「SEALDs」のみなさんは、こんなシュプレヒコールを挙げていました。
選挙に行こうよ、
選挙に行こうよ!
私には、その声は、「今度はホーム戦だ」と言っているように聞こえました。
その意気があれば、大丈夫。そう思える声でもありました。
勝つか負けるか――の、一発勝負の戦(いくさ)でもありません。
変革や改革を求める運動は、継続してこそ意味がある。
私は、そう思っています。
今回の安保関連法案反対運動は、残念ながら、「国会での法案成立を阻止する」という目的を達成することはできませんでした。
しかし、闘いはここからだ――と、私は思うのです。
国会前での抗議行動は、言ってみれば「アウェー戦」。
「ホーム」があるじゃないか――と、私は思います。
「ホーム」は、私たちがふだんの生活を送っているこの社会であり、学校であり、職場であり、さらには家庭であり、そこで繰り広げられる生活のひとつひとつです。
その中には、もちろん、「選挙」もあります。地域での生活を改善していくための活動だってあるかもしれません。職場や学校で何か問題が発生したり、何か不正が行われたりしたら、そこで声を上げる活動だってあるかもしれません。
それらのすべてを「社会運動」と言っていいかと思います。
「ホーム戦」とは、そうした「社会運動」の総体です。
わたし・長住は思うのです。
この世の中を変革したい、改革したい、というみなさんの意思は、「政治運動」ばかりがその舞台ではない。「政治運動」も「社会運動」もひっくるめて、「平和を守ろうよ」「差別をなくそうよ」というみなさんの意思を貫き続けること。それが大事なのだ――と思うのです。
安保法案が参院で強行採決されたその夜、国会前に詰めかけた「SEALDs」のみなさんは、こんなシュプレヒコールを挙げていました。
選挙に行こうよ、
選挙に行こうよ!

私には、その声は、「今度はホーム戦だ」と言っているように聞こえました。
その意気があれば、大丈夫。そう思える声でもありました。

「ホーム戦」は息の長い闘いです。
もしかしたら、一生、続けなければいけない闘いかもしれません。
その長い闘いを続けていくための支柱となるのが、「思想」です。
「思想」には、「政治思想」もあれば、「社会思想」もあります。「あの人は思想的だ」と言うときには、ある考え方でガチガチに身を固めた人物を想像したりするかもしれませんが、何も、そんな大げさな武装をしようよ――というわけではありません。
ここで言う「思想」とは、生きる上で「大事にしたい」「守り続けたい」と考えることの総体――ぐらいに考えればいいかと思います。
・他人と争ってでも「高い地位」を得たいと思うか、「地位」などよりも他人との「平和で安寧な関係」を大事に考えるか?
・多少の不正には目をつぶっても「成功」することを重視するか、成功は少し犠牲にしても「正しいこと」を貫こうとするか?
・集団や社会の規律・ルールなどを重視する生き方を望むか、個人の自由を尊重する生き方を望むか?
・多少の不正には目をつぶっても「成功」することを重視するか、成功は少し犠牲にしても「正しいこと」を貫こうとするか?
・集団や社会の規律・ルールなどを重視する生き方を望むか、個人の自由を尊重する生き方を望むか?
などの考え方の体系。私は、「思想」とはそういうものだと思っています。
そういう考え方が、「思想」としてしっかり支柱の役目を果たしていれば、「憲法9条を守れ」と叫びながら、一方で、「東京オリンピックを成功させよう」とは言わないだろうし、学校教育に「能力別クラス編成を」などとは主張できないだろうし、「派遣労働を自由化せよ」とは叫べないだろう――と思うわけです。
ものの考え方が「思想化」されていれば、その考え方は、ふだんの生活のあらゆる場面で、本人の生き方・暮らし方を律する指針として機能します。闘いの場は、いたるところにある。
「ホーム戦」とは、その人の生き方そのものを問う闘いでもあるわけです。

さて、その「ホーム戦」ですが、政治の世界で最大の目玉となるのは、おそらく、次の参院選だろうと思います。
「SEALDs」のみなさんがシュプレヒコールしたように、まず、「選挙に行こうよ!」なのですが、問題は、その選挙戦です。
選挙で「安保関連法」を葬り去るためには、この関連法に反対するすべての党派が、統一戦線を張って、保守勢力と闘うしかありません。
しかし、いまのままだと、それはちょっとむずかしいような気もします。
いまのように野党が四分五裂したままでは、保守陣営は、次の選挙戦もスルリと交わしてしまうかもしれません。
それを避けるためには、野党が「統一戦線」を組むしかありません。
民主党は、共産党を除く野党の共闘を呼びかけています。
共産党は、全選挙区に候補を立てるという方針を放棄して、「全野党で国民連合を」と呼びかけていますが、これには、民主党の内部からも「共産党なんかと組めるわけねェじゃねェか」などという声が飛び出して、どこまでどういう形で連合できるかは不透明です。
相変わらず、この国の政治家たちは、「コップの中の嵐」がお好きなようです。
というより、戦略よりも党略のほうが大事――という体質が、相変わらず抜け切れてないのですね。
私は思うのですが、こうしてまとまらない野党に「反安保でまとまれ!」と要求するのは、選挙民であるみなさんの役目だろうと思います。
たとえば、「反安保・脱原発を目指す国民連合」のような連合組織を作る。
この組織は、直接、候補者を擁立するような政党ではなく、政党にみなさんの声を反映させるための組織です。「反安保」「脱原発」でまとまれ――と、既存政党に呼びかけるための組織です。
候補者が一本にまとまらず、このままでは与党に議席を奪われるしかないと思われる選挙区では、みなさんの手で予備選を実施して、「この選挙区では、私たちは○○候補を支援する」と、宣言してもいいのではないかと思います。
かつてこの国では、「社共連立政権」が、現実味を持って語られた時代もあり、実際に社会党と共産党が選挙協力が行われたこともありました。
そういう政治の側のムーブメントを、国民の手で引き起こす。そういう動きが、市民運動の側から生まれてもいいのではないか――と私は思うのですが、いかがでしょうか?

他にも、各地で多くの団体が熱心に声を挙げています。みなさんの熱心な活動に敬意を表して――。
●戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会
●SEALDs~自由と民主主義のための学生緊急行動
●戦争をさせない1000人委員会
●安全保障関連法案に反対する学者の会
●安保関連法案に反対するママの会
管理人の本、Kindle で販売を開始しました。よろしければ、ぜひ!

シリーズ「マリアたちへ」Vol.1
『チャボのラブレター』
2014年10月リリース
Kidle専用端末の他、アプリをダウンロードすれば、スマホでもPCでも、ご覧いただけます。
作品のダウンロードは、左の写真をクリックするか、下記から。
チャボのラブレター (マリアたちへ)
『チャボのラブレター』
2014年10月リリース
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チャボのラブレター (マリアたちへ)

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