国会前で声を挙げ続けるキミたちが、誇らしい!

キング牧師の演説 若者たちへ。24の手紙    
「いま」を生きる若者たちへ、愛と連帯を込めて。

国会前で、連日連夜、声を挙げる人たちの中に、
大学生、高校生などの若い人たちの姿が、
目立つようになりました。「政治的無関心」と評されていた
キミたちの決起が、私には、心からうれしくて……。


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 私は、心底、うれしいのであります。
 国会前で「戦争法案反対!」を叫ぶ人たちの中に、最近、大学生や高校生といった若い人たちの姿が増えている。
 こういう問題に声を挙げるのは、われわれジジ・ババ世代ばかりだろう――と思っていたのに、若い人たちが、自分たちの言葉で「反対!」の声を挙げ始めてくれた。
 そのことが、とてもうれしいのであります。

 つい先日まで、私も、「最近の若者ときたら」と、その政治への無関心ぶりを嘆くおっさんのひとりでした。
 日本が戦後、守り続けようとしてきた「平和と民主主義」の外套をかなぐり捨てようとしているこの時期に、なぜ、若者は声を挙げない――と、歯がゆい思いもしておりました。
 本来、こういう問題にもっとも敏感であるべきなのは、学生を中心にした若者たちで、そういう若者の声こそが世の中を動かす力になる――と信じている70年安保世代のおっさんの目には、沈黙したままの若者たちが残念でならなかったのです。

 しかし、その嘆きも、残念な気持ちも、撤回させていただくこととしました。
 連日、国会前で「戦争反対!」「安保法案、廃案!」を叫び続けるみなさんたちの姿を見るにつけ、やっと「眠れる若者たち」が目覚めたか――と、胸を撫で下ろしています。
 しかも、今回のキミたちの行動には、われわれジジババの時代には、決して主流ではなかった新たな潮流が見られました。
 それは、「自発的な参加」という運動のスタイルです。
 私も国会前で何人かの若者たちに問いかけてみましたが、党派などの組織的動員を受けて参加したという声は、まったく聞かれませんでした。
 私たちの時代には、「全学連(全国学生自治会連合会)」や「セクト」と呼ばれる政治党派などの呼びかけに応じて、その旗のもとにデモや集会に繰り出すというのが、主な行動パターンでした。
 しかし、いまは違うようですね。ネットなどで情報を得た若者たちが、止むに止まれない気持ちから、自らの自発的意思で、続々と国会前に集まって来ているようです。都内では、高校生だけのデモ行進も行われたりしました。
 それを見ていると、何やら熱いものが胸の内に込み上げてきます。

行動するキミたちを「利己主義」呼ばわりする「利己主義者」

 しかし、そんなキミたちに、恥知らずな言葉を浴びせるおとなたちもいます。
 すでにみなさんもご存じのとおり、武藤貴也衆議院議員などは、自身のツイッター上でそんな若者たちを「利己主義」となじっています。
 念のためにご紹介しておくと、ツイッター上で公開された全文は、以下のとおり――。

SEALDs」という学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ。

 この武藤貴也という議員は、「安倍チルドレン」とも目されている右派政治家のひとり。なにしろ、戦後の日本をダメにしたのは「基本的人権」と「国民主権」と「平和主義」であると断じ、「基本的人権の尊重」という思想によって、「滅私奉公」の概念が破壊された――などと、とんでもないことを口走っているおバカ議員です。
 しかし、その経歴を見てみると、どうも筋金入りというわけでもない。
 なんと、この人、2007年からしばらくは、反原発・脱ダムを唱える嘉田由紀子・前滋賀県知事のところにいて、「脱ダム」運動の原稿を書いたりしていたらしいのです。その後、京都の民主党に「ボクを国会議員候補者にしてくれ」と頼み込み、それを断られると、今度は、2009年に自民党の滋賀県第4区の公募に手を挙げ、「脱ダム」から「ダム推進」へと「手のひら返し」を見せました。
 とにかく、無節操。国会議員になれるなら、「ボク、何でもやっちゃうもん」的な人物ではあるらしいのです。しかも朝が苦手で、遅刻の常習者。マンガのネタにもならないような、社会生活不適格者であるらしい。
 こんな人物の発言をいちいち取り上げるのもバカバカしいのですが、せっかく立ち上がってモノ言い始めたキミたちを「利己主義」呼ばわりされたのでは、黙っていられません。

 まず、この男、「SEALDs」の発言を歪曲しています。
 「彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義」と断じていますが、「SEALDs」のみなさんは、「だって戦争に行きたくないじゃん」などとはおっしゃってない。言っているのは、「だれも戦争で死なせたくない」です。
 「戦争に行きたくない」と「だれも死なせたくない」――この違いも読み取れないようでは、この男の知的レベルは、相当、幼稚であると言わざるを得ません。
 問題は、もうひとつの発言、「利己的個人主義」のほうです。
 これは、ひとり、武藤某の勇み足的発言というより、遮二無二、「戦後」を葬り去ろうとしている安倍政権の体質的本音とも見えるからです。

「滅私奉公」を唱える、ある種の政治家たち

 私は、この発言を耳にしたとき、背筋を寒気が這い上るような気がしました。
 もし「戦争反対!」を叫ぶ若者たちを「利己的」と言うのなら、「利己的でない」は、どういう状態を指すのか?
 武藤議員は、「滅私奉公」だと言いました。「滅私奉公」とは、「私」を殺して「公」に差し出せ――ということです。戦前であれば、「お上(天皇)のために喜んで命を差し出せ」ということです。
 そうすれば、お前たちの魂は「靖国神社」に「英霊」として祀られ、永久にその誉れを讃えられるであろう(←「靖国神社」には「慰霊」という目的はありません。あるのは「顕彰」という機能です)。
 戦前の指導者たちは、そう言って国民を無益な戦争に狩り出し、「十死零生」「1億玉砕」の掛け声とともに、「死ね!」と命じました。
 大事なのは、「国民の命」ではなく、「国家を守ること」である。「滅私奉公」とは、そういう思想が好んで使うボキャブラリーです。「それはおかしい」と声を挙げれば、「利己的」と言われてしまう。戦前であれば、「非国民」と言われて投獄されたりもしたわけです。

 二度と、この国をそんな国にしてしまってはいけない!

 わたくし・長住は、強く、強く、そう思っています。
 しかし、どうも……いま、この国の政治を動かそうとしている人たちは、国と国民の関係を戦前のそれに戻そうとしているように見えて仕方ありません。
 安倍総理は、今回の安保法案に関して、しきりに、「国民の命を守るために」というフレーズを使います。
 ウソつけ――と、私は思います。
 「国民の命を守るため」に「集団的自衛権」が必要なのではなく、「国家の威信」「国家の利益」を守るために「集団的自衛権」が必要なのであり、その「集団的自衛権」を行使するために「国民の命」が犠牲になることも止むを得ない。そう言っているようにしか、私には思えません。
 現政権の中には、そう考えているとしか思えない政治家が、相当数、存在します。
 みなさん、どうか覚えておいていただきたい。
 「神道政治連盟」という組織の名前を――です。
 実は、ここで取り上げた武藤貴也議員も、安倍晋三総理も、その親分であった森義朗・元総理も、そして、高市早苗・総務大臣も、山谷えり子・国家公安委員会委員長も、すべて、この「神道政治連盟」に所属しています。
 この「神道政治連盟」については、機会を改めて詳しくお話したいと思いますが、実は、いまの内閣は、閣僚19人中18人が、なんと、この「神道政治連盟国会議員懇談会」のメンバーなんですね。
 「安保関連法案」を強く推進している人たちは、この「神道政治連盟」の息がかかった人たち。日本がどこに向かおうとしているのか、この一事を見ただけでもわかろうかと思います。

「利己的」なのは、おまえのほうだ

 少し話が逸れてしまいましたが、「利己的」という話です。
 国会前で「戦争法案反対!」を叫び続ける若者たちは、ほんとうに「利己的」と呼ぶべき人たちなのか?
 まったく逆でしょ!――と、私は言いたい。
 「利己的」では、政治的な抗議運動なんてできはしません。来る日も来る日も、貴重な時間と労力をかけ、のどを枯らしながら、「反対!」の声を挙げ続けるのです。他の若者たちが、合コンだ、就活だ――と、自分の「利益」のために駆けずり回っているときに、そういう「利益」を犠牲にしてまで、一銭の得にもならない運動のために身を削っているのです。
 国会議員になるために、節操をかなぐり捨てて政党から政党へと渡り歩いた「利己的議員」どのには、想像もつかない世界です。
 私は、みなさんのような若者がいることを知って、ほんとうにホッとしています。そういうみなさんが、我をも顧みず声を挙げ続けていることを、一市民として誇りに思ってもいます。
 体力があれば、いずれまた、国会前でお会いしましょう。



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