「教師」と「生徒」。美しくも禁じられた愛

「先生」というのは、人が生まれて初めて出会う
「尊敬」できる「おとなの異性」。しかし、この思慕には、
いつか「終わりの時」がやって来ます。別れの夏、
その美しい養護教諭は、私に一枚のメモを渡して……。
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先生に恋をしてしまう。
だれにでも、そんな時期があります。
少なくとも、管理人には、ありました。
男にとっても、女にとっても、異性の「先生」というのは、初めて身近に接する「おとなの異性」です。
そして、その存在は、たいていの場合、「尊敬」という上向きのベクトルを持って眺める「おとなの魅力」を持った異性です。
そんなこと、感じたこともない――という人もいるかもしれませんが、管理人の場合、「尊敬」は、恋の対象には必須の要素でもありました。尊敬できない相手には、「憧れ」を感じない。「憧れ」を感じない相手には、恋愛感情も生まれない。
少なくとも、思春期から青春期の早いうちまでは、そういう状態が続きました。
長じて「おとなの男」になると、どちらかと言うと、「かわいい存在」を「庇護したい」とか「愛でたい」という気持ちのほうが強くなりますから、「先生に恋する」という機会はグンと減ります。
ただし、おとなになってからも、「先生ボレ」が起こるケースがまったくないわけではありません。この場合の「先生」は、たいてい、「年下」です。
趣味で始めた習い事の師範やスポーツジムなどでお目にかかる「インストラクター」という名の「先生」。そして、管理人にも経験があるのですが、女医さんや女性歯科医。
特に、管理人は、歯科医が若い美人だったりすると、大して痛くもないのに「歯科医院」を訪ねようという気になります。
このヘンタイ――と思われるかもしれませんが、歯科医に口の中に指を差し込まれるという行為は、あれはあれで、なかなかにエロティックです。自分の口の中をまさぐる白魚のような指を、つい、舌先でペロペロとなめたりしたくなって、
舌を動かさないでくださいねェ。危ないですからね~。
などとたしなめられたりもします。
さて、そういう不埒な「おとなの先生ボレ」については、この際、置いておきましょう。
ほのかで甘く、美しくもはかない、「少年期の先生への思慕」。
今回は、その話をしてみようかと思います。
だれにでも、そんな時期があります。
少なくとも、管理人には、ありました。
男にとっても、女にとっても、異性の「先生」というのは、初めて身近に接する「おとなの異性」です。
そして、その存在は、たいていの場合、「尊敬」という上向きのベクトルを持って眺める「おとなの魅力」を持った異性です。
そんなこと、感じたこともない――という人もいるかもしれませんが、管理人の場合、「尊敬」は、恋の対象には必須の要素でもありました。尊敬できない相手には、「憧れ」を感じない。「憧れ」を感じない相手には、恋愛感情も生まれない。
少なくとも、思春期から青春期の早いうちまでは、そういう状態が続きました。
長じて「おとなの男」になると、どちらかと言うと、「かわいい存在」を「庇護したい」とか「愛でたい」という気持ちのほうが強くなりますから、「先生に恋する」という機会はグンと減ります。
ただし、おとなになってからも、「先生ボレ」が起こるケースがまったくないわけではありません。この場合の「先生」は、たいてい、「年下」です。
趣味で始めた習い事の師範やスポーツジムなどでお目にかかる「インストラクター」という名の「先生」。そして、管理人にも経験があるのですが、女医さんや女性歯科医。
特に、管理人は、歯科医が若い美人だったりすると、大して痛くもないのに「歯科医院」を訪ねようという気になります。
このヘンタイ――と思われるかもしれませんが、歯科医に口の中に指を差し込まれるという行為は、あれはあれで、なかなかにエロティックです。自分の口の中をまさぐる白魚のような指を、つい、舌先でペロペロとなめたりしたくなって、

などとたしなめられたりもします。
さて、そういう不埒な「おとなの先生ボレ」については、この際、置いておきましょう。
ほのかで甘く、美しくもはかない、「少年期の先生への思慕」。
今回は、その話をしてみようかと思います。

中学時代、私には、胸を躍らせた先生がいました。
男子生徒たちから「チャボ」と呼ばれていたその先生は、養護教諭でした。
ほんとうの名前は、高崎悦子。体の小さい先生でした。その小さな体から力を振り絞るようにして、自分より体の大きな男子学生たちを叱り飛ばしたりする姿が、まるで鶏のチャボのようだ、というところから、「チャボ」と呼ばれるようになった――と、先輩たちからは聞かされていました。
そのチャボ、高崎先生には、いろんなウワサがありました。
教頭のダボハゼとデキているらしい――というウワサ。
卒業生にやられたらしい――というウワサ。
実は、子どもがいて、その父親がダボハゼらしい――というウワサ。
ほんとうは、男ならだれでもいいらしい――というウワサ。
そんなウワサにもかかわらず、チャボ先生は、いつもしゃきっと胸を張り、白衣の裾を翻しながら校内を歩いていました。
私がチャボこと高崎先生を意識するようになったのは、5月の連休明けに催された「クラス対抗競技会」の日からでした。
その日のチャボは、珍しくトレパン姿で生徒たちの前に立ちました。
そのトレパン姿を見て、友だちの純が私に言うのです。

トレパンの股の部分からヘソの下に向けて浮き上がって見える一本の線。それを「ワレメ」と言われた瞬間から、私は、先生の「女としての肉体」を意識するようになります。
その日の競技会の最後の種目は、クラス対抗リレー。
第4走者として200メートルを走った私は、貧血を起こして高崎先生に養護室に運ばれ、介護を受けます。
「短パン、緩めるよ」と私のウエスト周りをなぞってくれた先生の指、「少し、体、起こすからね」と抱き起こしてくれたときに感じた先生の胸の弾力……そうしたひとつひとつが、純が口にした「ワレメの線」と結びついて、私の体は、熱く反応し、その反応を先生に気取られてしまいます。

そんなことがあった数日後の放課後、帰ろうとした私を、純が「おい、哲ちゃん」と手招きします。
ついて行くと、そこは理科準備室の下窓の外。その窓から、4本の足が見えていました。
2本は、明らかにチャボのものと思える細い足。もう2本は、教頭のダボハゼのものと思える足。
もつれ合う4本の足は、ダボハゼがチャボに強引に関係を迫っているようにも見えた。
私は純に「どいてろ」と命じて庭の石を拾い上げ、それを下窓向けて投げつけた。
中から「だれだぁ!」という怒声が聞こえた。
一目散に逃げるふたり。
純が、必死に駆けた私を見てからかった。
「ホレてんだ、哲。おまえは、チャボにホレてる」
しかし、私のチャボへの思慕には、終わりのときがやってくる。
別れの夏、チャボは私に一枚のメモを渡してくれた――。
この話は、『チャボのラブレター』というタイトルで、アマゾンから 《Kindle》版 として刊行しました。
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チャボのラブレター (マリアたちへ)

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