「性器」を見せたがる病=「露出狂」について

人に自分の性器を見せようとする人たちがいます。
これ、「露出狂」と呼ばれる病気なのですが――。
性とエッチの《雑学》file.136 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 露出狂 ヌーディスト

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裸を見せたがる人たちがいます。
つまり、「露出」したがる人たちです。
実は、この「露出」には、さまざまなレベルがあり、また動機もさまざま、それに対する社会の対応も、宗教・文化・伝統などによって異なります。
ホットパンツやミニスカートを穿いただけで処罰されるイスラム圏の社会もあれば、海岸でオッパイを露出しても何のおとがめもない、欧米や南米のような社会もあります。
文化的な問題はともかくとして、この「露出行為」は、「何のために行われるか」によって、ときに「露出狂」と呼ばれたり、「露出症」と呼ばれたりすることもあります。
「露出狂」は、それが通常の「露出」の程度を超え、しかも、露出した相手からの何らかの反応を期待して行われる場合に使われる言葉で、「露出症」は、その程度が病的と感じられる場合に使われる言葉です。
筆者も、この「露出症」と思われる男女を、何度か目撃したことがあります。
電柱の陰にたたずむ自転車男……
高校生の頃、筆者は、女子高校生が3人、男子高校生が5人、ひとつ屋根の下で暮らす下宿に住んでいました。その女子高校生3人が、「ねェ、長住クン」と私の部屋をノックするのです。
また、あの自転車が来てるの。
夜の9時半を過ぎた頃になると、自転車をギーコギーコと手押ししてくるおじさんがいる。女の子の部屋の下あたりまで来ると、自転車を停めて、ジッと自分たちの部屋のほうを見上げている。気味がわるいから、見てくれないか――と言うのでした。
部屋の明かりを消して窓から下の通りを見下ろすと、中年と思われる男性がひとり、電柱の下に立ち、両手を腰の前に当てて、ボーッと彼女たちの部屋のほうを見上げています。しかし、筆者の部屋からは、男がそこで何をしているのかまでは、暗くてよく見えません。
「オイ、懐中電灯ないか?」
たまたま遊びに来ていた友人が言うので、私は、押し入れにしまってあった懐中電灯を取り出し、恐る恐る、男の全身を照らし出しました。
それは、信じられない光景でした。
男は、ズボンのジッパーを下してペニスを取り出し、それを両手で捧げ持って何やらしごいているようにも見えました。
「何、なに?」と女の子たちが見ようとするので、私と友人は、「見ないほうがいい」と止めて、窓を閉めました。
「ヘンタイかよ」
「ああいうの、露出症って言うんじゃないの?」
それが、具体的に「露出症」を目にした最初の経験でした。
つまり、「露出」したがる人たちです。
実は、この「露出」には、さまざまなレベルがあり、また動機もさまざま、それに対する社会の対応も、宗教・文化・伝統などによって異なります。
ホットパンツやミニスカートを穿いただけで処罰されるイスラム圏の社会もあれば、海岸でオッパイを露出しても何のおとがめもない、欧米や南米のような社会もあります。
文化的な問題はともかくとして、この「露出行為」は、「何のために行われるか」によって、ときに「露出狂」と呼ばれたり、「露出症」と呼ばれたりすることもあります。
「露出狂」は、それが通常の「露出」の程度を超え、しかも、露出した相手からの何らかの反応を期待して行われる場合に使われる言葉で、「露出症」は、その程度が病的と感じられる場合に使われる言葉です。
筆者も、この「露出症」と思われる男女を、何度か目撃したことがあります。

高校生の頃、筆者は、女子高校生が3人、男子高校生が5人、ひとつ屋根の下で暮らす下宿に住んでいました。その女子高校生3人が、「ねェ、長住クン」と私の部屋をノックするのです。

夜の9時半を過ぎた頃になると、自転車をギーコギーコと手押ししてくるおじさんがいる。女の子の部屋の下あたりまで来ると、自転車を停めて、ジッと自分たちの部屋のほうを見上げている。気味がわるいから、見てくれないか――と言うのでした。
部屋の明かりを消して窓から下の通りを見下ろすと、中年と思われる男性がひとり、電柱の下に立ち、両手を腰の前に当てて、ボーッと彼女たちの部屋のほうを見上げています。しかし、筆者の部屋からは、男がそこで何をしているのかまでは、暗くてよく見えません。
「オイ、懐中電灯ないか?」
たまたま遊びに来ていた友人が言うので、私は、押し入れにしまってあった懐中電灯を取り出し、恐る恐る、男の全身を照らし出しました。
それは、信じられない光景でした。
男は、ズボンのジッパーを下してペニスを取り出し、それを両手で捧げ持って何やらしごいているようにも見えました。
「何、なに?」と女の子たちが見ようとするので、私と友人は、「見ないほうがいい」と止めて、窓を閉めました。
「ヘンタイかよ」
「ああいうの、露出症って言うんじゃないの?」
それが、具体的に「露出症」を目にした最初の経験でした。

「露出症」は、男と女では、その目的が違っている――と言われています。
「露出」が「症」にまでなっているケースでは、通常、体の他の部位ではなく、「性器」を露出するのがその特徴ですが、男の場合は、女性の目にそれを見せて、相手が驚いたり、おののいたりするのを見るのが目的だ――と言われています。
もっとも多く見られるのは、コートなどで隠した陰部を、突然、相手(異性)の目に晒して驚かせる、というパターンです。たとえば――


こういう行動をとる男たちは、瞬間的にパッと見せては逃げる――というのが、一般的なパターンのようです。
基本的には、性的なコンプレックスを抱えたり、異性との正常なコミュニケーションをとることができなかったりする男性がとる行動――とされていますが、中には、抑圧された社会への不満がいびつな形で噴き出したもの、という場合もあると言われています。
一方、女性の場合は、「見られる」ことによって快感を得ることが多い、と言われています。
筆者も、そういう女性を一度だけですが、電車の中で見かけたことがあります。

その女性は、私の正面のシートにお掛けになっていたのですが、ミニスカートを穿いているというのに、脚をピタリとはお閉じにならないのです。というより、私の視線を誘うように、かすかに開く動作さえお見せになります。
私の目には、その女性の太ももの奥がチラ……と見えるのですが、見えたのは、白い下着ではありませんでした。なんと、彼女、下着を着けていなかったのです。
彼女は、私の視線がそこに注がれていることを知りながら、両脚を開いたり閉じたり、そればかりか、わざとらしく脚を組み替えてみたりするわけです。
しかも、そのたびに少しずつ、スカートの裾を上にずらしていくではありませんか。
彼女の顔には、私の目が驚きの色に見開かれることによって、まるで私に「視姦」されてでもいるような喜悦の表情が浮かんでいきます。
彼女は、見られることに快感を覚えているんだ――と確信できた事例でした。
同じような証言を、タクシーの運転手からも聞いたことがあります。















私だったら、クルマを停めちゃっただろうなぁ――と思うのですが、職務に忠実なその運転手は、ちゃんと彼女を目的地まで送り届けたんだそうです。
エライッ!

この女性たちも、たぶんは、「露出狂」。もしかしたら、「症」に分類できる人たちかもしれません。
しかし、ここまで極端ではなくても、自分の性器や裸体を人に見せたいと思う人たちは、広範に存在します。
特にネットが普及してからは、自分の裸などをネット上で公開しては楽しむ「露出コミュニティ」のようなものが、この日本にも成立しています。
しかし、これも「露出狂」と呼ぶべきか――と言うと、少しビミョーです。
「自己露出したい」は、だれでも、多かれ少なかれ持っている欲求です。それを「狂」とか「症」と呼ぶことには、筆者は、ちょっと抵抗を感じます。
「露出狂」や「露出症」は、「露出」を期待してない人たちに対して、裸や性器などを露出して見せ、嫌悪感を抱かせたり、恐怖心を与えたりした場合にのみ、使われるべき言葉――と、筆者は考えます。
こういう「露出」が公共の場所などで行われた場合、日本では「公然わいせつ罪」に問われ、刑事罰が科されてしまいます。
しかし、これらの行動が、人に見せることを目的とせず、単に「自然の姿に戻りたい」という動機から行われた場合は、どうなのか?
欧米などでは、そういう考え方の人たちは「ヌーディスト」と呼ばれ、その考え方も、行動も、処罰の対象とはなりません。しかし、「ストリーキング」は、処罰の対象となります。
「裸を見せる」に関しては、ビミョーな境界が存在する。そして、その境界は、その社会の成り立ちや伝統とも関係してくるので、一律に「これはダメ」「これはOK」という線引きをすることが、とてもむずかしいのです。
日本にも、近年、さまざまな問題が噴出しています。
2008年には、東北の伝統的な裸祭り「蘇民祭」のポスターが、「わいせつなのではないか」「セクハラに相当するのではないか」として、JR東日本から掲示を拒否される――という騒動が起こり、議論が沸騰しました。
宴会などで、出し物として見せられる「裸踊り」についても、一部の女性たちの間からは、「セクハラじゃないか」という声が起こったりしています。
その一方では、ファッションとして、極端に丈の短いスカートや、胸の谷間を強調して見せるアイテムがもてはやされたりもします。
これは、「露出狂」とは言わないのか?
筆者は、これもビミョーだと思っています。
「見たい」と思う人がいる限り、「見せたい」と思う人が現れるのは、当然。
その程度を法律などで規制することには、そもそもムリがある――と、筆者は思うのですが。
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2012年11月リリース
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