「陰毛」って、ほんとうに必要なのでしょうか?

欧米では、そこのヘアを脱毛する女性が
増えているとか。あれって、ほんとうに必要なの?
その存在理由を探ってみました。
性とエッチの《雑学》file.127 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 パイパン 無毛症

【リンク・キーワード】 エロ エッチ 官能小説 オーガズム 不倫
初めて女性のそこに「陰毛」を発見した日のことを、筆者は、目にも鮮やか(?)に覚えています。
そこは「女湯」。
エッ!? 潜入したのか……?
滅相もない。
母親と祖母に連れられて銭湯に行ったときのことです。まだ幼かった筆者は、当然、女湯に伴われることになるわけですよね。そこで、目にしちゃったわけです。
おばちゃんたち(たぶん、そこには若いお姉ちゃんたちもいたと思うのですが、幼い筆者の目には、「おばちゃん」にしか見えませんでした)のおヘソの下に、黒々と生えているあれを。
「みんな、何か生えとぉよ!」
私が子どもらしい素直な感想(?)を口にすると、母と祖母は、口をそろえて言うのです。
「そうよ、みんな生えるとよ。あんたも、大きゅうなったら生えてくるとよ」
おとなの男のあそこに毛が生えていることは、すでに経験的に知ってはいたのですが、女の子のそこは、すべてツルッとしているものだ――と思っていたんですね、長住少年は。そういうのしか見たことがなかったんです(エッ、見たんかい?
)。
ひと言で言うと、ショック! でした。
その鬱蒼とした「黒い森」を、「怖い!」とさえ感じました。
それ以来、筆者・長住は女嫌いになり――なわけないのですが、そのとき、子ども心にも思ったんですね。
ないほうが美しいのに――と。
毛はあったほうが美しいのか、ないほうが美しいのか?
これは、個人の美意識に属することなので、好き嫌いは、人によってまちまちだろうと思います。
「ヘアそのものがエロ気をそそるのだから、絶対に必要」という声もあれば、「ツルッとしていたほうが美しい」という声もあります。
「毛が生えてるとシラミがいそうで不気味」という声もあれば、「ワレメがむき出しだと気味がわるい」と言う声もあります。
ちなみに、みなさんはどう思っているのか?
気になったので、姉妹サイト 『投票! デート&Hの常識』 でアンケートをとってみました。
その結果は、以下のとおり――でした。
彼女のVゾーンに、ヘアは必要だと思いますか?
――男性31人の回答ベスト5
1位 不要。ないほうが美しい&セクシー……41.9%
2位 あってもいい。ただし手入れして……… 22.6%
3位 なくてもいい。濃いヘアはジャマ ……… 9.7%
4位 必要。ヘアも鑑賞の対象……………… 6.5%
4位 どっちでもいい ………………………… 6.5%
あなたのVゾーンのヘア、必要だと思いますか?
――女性7人の回答ベスト3
1位 あってもいい。ただし手入れしないと…………42.9%
2位 なくてもいい。はみだしたりしてジャマ……… 28.6%
3位 必要。女性美のひとつだと思う………………14.3%
上記アンケートは、現在も投票受付中です。よろしければ、⇒こちら から、ぜひ、投票してみてください。
女性の声は回答数が少ないので、これだけでは何とも言えないのですが、少なくとも男性の声は、「不要」&「なくてもいい」が、「必要」&「あってもいい」を大きく引き離しています。
時代の傾向も、ヘアは薄く、小さい(面積が)ほうがいい――という流れになっているように見えます。薄い・小さいにとどまらず、さらには、「無毛」を理想とする傾向さえ現れつつある――と指摘する声もあります。
そこは「女湯」。
エッ!? 潜入したのか……?
滅相もない。
母親と祖母に連れられて銭湯に行ったときのことです。まだ幼かった筆者は、当然、女湯に伴われることになるわけですよね。そこで、目にしちゃったわけです。
おばちゃんたち(たぶん、そこには若いお姉ちゃんたちもいたと思うのですが、幼い筆者の目には、「おばちゃん」にしか見えませんでした)のおヘソの下に、黒々と生えているあれを。
「みんな、何か生えとぉよ!」
私が子どもらしい素直な感想(?)を口にすると、母と祖母は、口をそろえて言うのです。
「そうよ、みんな生えるとよ。あんたも、大きゅうなったら生えてくるとよ」
おとなの男のあそこに毛が生えていることは、すでに経験的に知ってはいたのですが、女の子のそこは、すべてツルッとしているものだ――と思っていたんですね、長住少年は。そういうのしか見たことがなかったんです(エッ、見たんかい?

ひと言で言うと、ショック! でした。
その鬱蒼とした「黒い森」を、「怖い!」とさえ感じました。
それ以来、筆者・長住は女嫌いになり――なわけないのですが、そのとき、子ども心にも思ったんですね。
ないほうが美しいのに――と。

これは、個人の美意識に属することなので、好き嫌いは、人によってまちまちだろうと思います。
「ヘアそのものがエロ気をそそるのだから、絶対に必要」という声もあれば、「ツルッとしていたほうが美しい」という声もあります。
「毛が生えてるとシラミがいそうで不気味」という声もあれば、「ワレメがむき出しだと気味がわるい」と言う声もあります。
ちなみに、みなさんはどう思っているのか?
気になったので、姉妹サイト 『投票! デート&Hの常識』 でアンケートをとってみました。
その結果は、以下のとおり――でした。

――男性31人の回答ベスト5
1位 不要。ないほうが美しい&セクシー……41.9%
2位 あってもいい。ただし手入れして……… 22.6%
3位 なくてもいい。濃いヘアはジャマ ……… 9.7%
4位 必要。ヘアも鑑賞の対象……………… 6.5%
4位 どっちでもいい ………………………… 6.5%

――女性7人の回答ベスト3
1位 あってもいい。ただし手入れしないと…………42.9%
2位 なくてもいい。はみだしたりしてジャマ……… 28.6%
3位 必要。女性美のひとつだと思う………………14.3%

女性の声は回答数が少ないので、これだけでは何とも言えないのですが、少なくとも男性の声は、「不要」&「なくてもいい」が、「必要」&「あってもいい」を大きく引き離しています。
時代の傾向も、ヘアは薄く、小さい(面積が)ほうがいい――という流れになっているように見えます。薄い・小さいにとどまらず、さらには、「無毛」を理想とする傾向さえ現れつつある――と指摘する声もあります。
エルマー・ブレーラーというドイツの心理学者が調査したところによると、英国を除くヨーロッパでは、18~25歳の若い女性の約50%が、「恥毛は不潔」として、完全に無毛の状態まで剃毛しているのだそうです。彼女たちの両親は、それをとがめるどころか、娘の18歳の誕生日などに「陰毛の永久脱毛」をプレゼントしたりするのだとか。
「陰毛の永久剃毛」は、すでに若い女の子たちの流行となっており、その流行は、男性の間にも広がりつつある――と言うのです。
日本にも、古くから、「無毛」を好む人たちがいました。
俗に、そこに毛がない女性のことを、「パイパン」と呼んだりします。「パイパン」とは、麻雀牌の「白」のこと。絵や文字が何も描かれてないツルッとした牌です。牌を裏返したまま、絵柄を見ずに、指ざわりだけでそれが何の牌かを当てるテクニックのことを「盲パイ」と言うのですが、「白」だけは、どんな初心者でも「盲パイ」できる牌なんですね。
ちょっと話が逸れましたが、どうも、世界の趨勢は、「パイパン(男の場合は「ツルチン」)化」へと動き始めている。
これは、確かなことのようです。すね毛も、わき毛も剃ってしまう人たちが、「あそこの毛もなくしちゃえ」に向かうことは、ま、ある程度、想像できたことではありますがね。
そうなると、気になるのは、《ほんとに剃っちゃっていいのか?》という問題です。
あそこの毛は、ただ、ムダについていただけなのか?
その問題には、少し触れておく必要があるようです。

これについては、さまざまな見解があります。
婦人科医の池下育子氏などは、「陰毛は、性器などへの衝撃を防ぐクッションとして必要」としているのですが、医学的見地だけから言うと、「衛生上はないほうがいい」とする声のほうが多いように見えます。
実際、陰毛には、性交相手や自分の精液や分泌物、尿やときには便までが付着する場合があります。そうした付着物などが原因となって雑菌が繁殖する場合もあります。そして、筆者も痛い目に遭ったことがあるのですが、あそこは、おぞましい毛ジラミの棲み処ともなります。
清潔か不潔か――と言われれば、「不潔」と言わざるを得ないパーツです。なので、盲腸の手術などの際には、あそこは剃ってしまいます。ヨーロッパの女性たちが、「清潔のために」と脱毛・剃毛したがるのも、わからないではないわけです。
ヘアがあるがゆえのトラブルも発生します。
仮性包茎の男性に頻発するのは、「ヘア巻き込み事故」です。ペニスが興奮状態から覚めて収縮していくときに、包皮がヘアを巻き込んだまま、亀頭を包み込もうとすることがよくあります。これ、ちょっと痛いんですよね。
アスリートの場合には、激しい運動によって、ヘアが絡み合って擦り切れたり、引っ張られたりすることもあり、それが元で毛根に炎症を起こしたりもするので、あらかじめ脱毛・剃毛してしまう人も少なくないようです。
こんな話をすると、いいことはひとつもないような気もします。
そんな余計なものなのに、なぜ、人類は、やっかいな「陰毛」を退化させてしまわなかったのか?
体の他の部位の毛は、退化して産毛程度しか残ってないのに、なぜ、陰毛(わき毛も)だけは、繁々と残っているのか? ちょっとナゾです。

これについては、さまざまな説が唱えられているのですが、いちばん有力と思われるのは、「SEXシンボル説」です。
そもそも、私たちに「陰毛」が生えてくるのは、第二次性徴期以降。個人差がありますが、「第二次性徴」が現れるのは、男児であれば9-13歳(平均11歳6か月)、女児が7歳7か月-11歳11か月(平均9歳9か月)とされています。
「Tannerの分類」によると、女性の陰毛は、次のような段階を経て発達します。

――「Tannerの分類」による
第1期 全く発生をみない未熟な段階
第2期 きわめて細いまだらな毛の発生をみる
第3期 毛の太さが増し、密度も増す
第4期 硬く縮れた毛が逆三角形に発生し、大陰唇にもまばらに発生する
第5期 大陰唇にもかなり密生し、時に大腿内側、肛門周囲に及ぶ完成した成人型
それぞれの段階の「陰毛」の状態は、以下の通りです―――図は、「三宅内科産婦人科」HPより拝借。

これが、9歳未満で現れると「早発思春期」、9-15歳だと「正常」、16歳以降になると、「遅発思春期」と呼ぶこともあります。
この時期を過ぎても、まったく発毛が見られない場合には、医学的には、「無毛症」と判断されます。その原因には、先天的な要素もあり、後天的な要素もありますが、ここでは詳しくは触れないことにします。

「あそこの毛」は、「性器はここにあるゾ!」と指し示すために存在するのである。
そして、「陰毛」は、それを目にする人間に、もうひとつの大事なメッセージを伝えます。
「この女(男)は、すでにSEX可能な年齢(妊娠が可能な年齢)に達しているゾ!」です。
生えていれば、エッチはできる。
生い茂るヘアは、それを周囲に主張するために存在する――というわけです。

「陰毛」は「毛」でありますから、その根元には毛根があり、そこには、「汗腺」が存在します。実は、この「汗腺」は、男が女を、女が男を引き寄せるための「性誘引フェロモン」を生産し、汗とともに分泌する器官でもあります。
「草食化」した男女には、「フェロモンなど要らない」という人もいるかもしれませんが、しかし、それじゃあねェ――と、筆者などは思います。
男が女を引きつけず、女が男を引き寄せない世界なんて、焼く匂いがしない「うなぎ屋」みたいなもの。つまらないじゃありまませんか。
というわけで、「フェロモン説」に拠る人たちは、こう主張します。
醜い、不潔――と言うのであれば、剃ってもかまわない。しかし、脱毛してはいけない。永久脱毛なんてとんでもない。それは、「フェロモン分泌」という、動物としての重要な機能を失ってしまうことを意味するからだ。
「フェロモン」大好きな筆者などは、この説、大いに支持したいと思います。
ちなみに、脱毛ではなく剃りたい――という方に、ひと言、アドバイス。
カミソリでジョリジョリ……と剃ってもいいのですが、カミソリで剃ったヘアというのは、切り口が尖っていて、あそこを密着させたときに、相手に「チクチク感」を感じさせてしまいます。
ぜひとも、熱で焼き切る専用のトリマーをご使用願いたい。参考までに、その情報をお届けしておきます。



熱でカットするので、毛先が丸くカットされ、チクチク感がなくなります。
ぜひ、お試しを!


2012年11月リリース
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iPhone、iPad、アンドロイド端末でダウンロードできます。
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