「コンプレックス」は、告白したほうがラクに生きられる

だれでも、何らかの「コンプレックス」を抱えています。
この「心の爆弾」は、隠そうとすればするほど、
生き方を窮屈にしてしまいます。では、どうすれば?
コンプレックスとの上手なつき合い方を考えてみました。
この「心の爆弾」は、隠そうとすればするほど、
生き方を窮屈にしてしまいます。では、どうすれば?
コンプレックスとの上手なつき合い方を考えてみました。
メンタル エロ 恋愛観 男の心理 女の心理 官能小説
みなさんは、何か「コンプレックス」をお持ちですか?
たいていの人は、1つや2つは抱えているだろうと思います。
自慢じゃありませんが、筆者・長住などは、コンプレックスのショッピング・モールみたいなものです。
足は短い、手はモミジ、頭はでかくて目は細い、鼻は低いし、髪薄い。
高い所には登れないし、深いところにはもぐれない。
それに、なにしろ……あれときた日にゃお子ちゃまサイズだし、しかも、チョー早い!
フム……これだけそろってりゃ、ふつうは、世の中から身を隠してるよなぁ――と思うところですが、どっこい、そうはならない。
こんなコンプレックスを抱えながら、しぶとく生きておりますです、ハイ。
というより、そのコンプレックスを武器にして――と言ったほうが正しいかもしれません。
今回は、そのコンプレックスの話をしてみようと思います。
温水洋一は、なぜ、ウケるのか?
なぜか、役者の温水洋一さんが、若い女の子にも「かわいい」とウケているのだそうです。
風貌はご覧のとおり(写真は、日本タレント名鑑より)。
二枚目でないことは、だれの目にも明らか。むしろ、「キモい!」とか言われてしまいそうなのですが、ところが、温水さんは、この風貌でバラエティなどにも出ていじられまくり、それがまた、人気になっているわけです。
いじられるのは、独特の薄毛のせい――でもあろうかと思われるのですが、温水さんは、それをいやがる素振りも見せず(ほんとはイヤなのかもしれませんが)、むしろ、自ら自虐ネタにして、笑いをとったりしています。
もし、この温水さんが、そのコンプレックスを隠そうとして、ヅラを着用したりしていたら、いまのような人気を得られていたでしょうか?
私は、「NO」だろうと思います。
だれもが隠したくなる「コンプレックス」(本人が、それを「コンプレックス」として意識しているかどうかはわかりませんが)を、隠蔽しようとしたりせず、笑いのネタにして見せているから、「いじられキャラ」として人気が出たのではないか――と、私は思うのです。
ここに、コンプレックスとのつき合い方に関するヒントが秘められています。
たいていの人は、1つや2つは抱えているだろうと思います。
自慢じゃありませんが、筆者・長住などは、コンプレックスのショッピング・モールみたいなものです。
足は短い、手はモミジ、頭はでかくて目は細い、鼻は低いし、髪薄い。
高い所には登れないし、深いところにはもぐれない。
それに、なにしろ……あれときた日にゃお子ちゃまサイズだし、しかも、チョー早い!

フム……これだけそろってりゃ、ふつうは、世の中から身を隠してるよなぁ――と思うところですが、どっこい、そうはならない。
こんなコンプレックスを抱えながら、しぶとく生きておりますです、ハイ。
というより、そのコンプレックスを武器にして――と言ったほうが正しいかもしれません。
今回は、そのコンプレックスの話をしてみようと思います。

なぜか、役者の温水洋一さんが、若い女の子にも「かわいい」とウケているのだそうです。
風貌はご覧のとおり(写真は、日本タレント名鑑より)。

二枚目でないことは、だれの目にも明らか。むしろ、「キモい!」とか言われてしまいそうなのですが、ところが、温水さんは、この風貌でバラエティなどにも出ていじられまくり、それがまた、人気になっているわけです。
いじられるのは、独特の薄毛のせい――でもあろうかと思われるのですが、温水さんは、それをいやがる素振りも見せず(ほんとはイヤなのかもしれませんが)、むしろ、自ら自虐ネタにして、笑いをとったりしています。
もし、この温水さんが、そのコンプレックスを隠そうとして、ヅラを着用したりしていたら、いまのような人気を得られていたでしょうか?
私は、「NO」だろうと思います。
だれもが隠したくなる「コンプレックス」(本人が、それを「コンプレックス」として意識しているかどうかはわかりませんが)を、隠蔽しようとしたりせず、笑いのネタにして見せているから、「いじられキャラ」として人気が出たのではないか――と、私は思うのです。
ここに、コンプレックスとのつき合い方に関するヒントが秘められています。

自分のここ、イヤだなぁ――。
だれでも、そんなコンプレックスのひとつやふたつは抱えているはずです。
そういう「コンプレックス」は、たいていの場合、心に抱えた「自爆装置」のように働きます。
なんとか、そこに触れられないようにしよう――と、人は、防御策をとります。
その「防御策」の最大のものは、「隠蔽&偽装」です。
薄毛の人なら、カツラでそこを隠そうとします。
短足を気にしている人なら、シークレットブーツを穿いて、少しでも脚を長く見せようとします。
貧乳の女性なら、ヌーブラなどを着用して、「意外と胸あるゾ」と思わせようとするかもしれません。
しかし、こういう「隠蔽&偽装」は、近しい人間たちには、たいてい、見抜かれてしまいます。見抜かれてしまうと、そういう工作は「見苦しい」と思われてしまいます。
「カバーする」という発想と「隠蔽&偽装」は、少し違います。ケガの跡などを目立たなくしようとか、シミやシワを目立たなくしようというのは、「カバー」の範疇です。
しかし、「足を長く見せよう」は、立派に「隠蔽&偽装」です。
「隠蔽&偽装」を長住流に定義させていただくなら、
そのまま見せても、なんら問題ないのに、
自分を必要以上に上等に見せようとして行う粉飾。
です。
そこに、意図的な欺瞞を感じてしまうので、人は、そういう工作を行う人の人格に「?」を付けてしまうのだろう――と思います。

長住にも、ひとつだけ、どうしても克服できなかった「コンプレックス」がありました。
短足とか薄毛……なんていうレベルの「コンプレックス」ではありません。
私の左腕には、生まれながらに、かなり大きな痣があるのですが、子どもの頃から、それがイヤで仕方ありませんでした。
先生に「ハイ、両手をまっすぐ伸ばして」と言われても、私の左腕は、つい、縮こまってしまうのです。注射を打つために差し出す左腕にも力が入ってしまい、いつも看護師に「力を抜いて」と怒られていました。
意思に反して縮こまってしまう私の左腕。
それを克服できたのは、けっこう、おとなになってからでした。
それは、当時、交際していた女性と肌を合わせることになる直前のことでした。どこかの居酒屋で飲んでいた私は、思い切って、隠していた自分の左腕を彼女の目の前に差し出して言ったのです。






言いながら、彼女は、私が差し出したその腕に顔を近づけたかと思うと、そこへチュッと口づけをしてくれたのです。
その瞬間でした。
それまで、隠そう、隠そう――としていた私の左腕がピーンと伸びたのです。
それは、ちょっとした発見でした。
何も隠すことないじゃん。見せればいいじゃん。
私にその勇気を与えてくれたのは、彼女のその「小さな口づけ」だったのかもしれません。

それからの私は、自分が「コンプレックス」と感じていることは、堂々と口にするようになりました。









ま、こんなふうにです。
こういうの、バラエティ的に言うと、「自虐ネタ」ということになるんでしょうが、言ってる本人には「自虐」という意識はありません。
「自虐」ではなくて、単なる「自暴(じばく)」。隠そうとしなくなった――というだけの話です。
私は、悟りました。
「コンプレックス」は「隠そう」とすると、心の負担になるけれど、さらしけ出してしまうと、気持ちがラク。
いまでは、私は、初めてお相手願う女性には、最初に「おことわり」することにしています。

こういうことがサラッと言えるようになると、人生、気楽に生きていけるようになりますよ。


2012年11月リリース
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