「見えないところ」をホメるのは、「愛の力」

人をホメるのは、実はとてもむずかしい。
「目に見えるところ」をホメることは、だれにでもできますが、
「目に見えないところ」をホメるのは、なかなか……。
しかし、それができるあなたは、必ず、人から慕われ、
好かれるようになります。そんなあなたを自分でも……。
「目に見えるところ」をホメることは、だれにでもできますが、
「目に見えないところ」をホメるのは、なかなか……。
しかし、それができるあなたは、必ず、人から慕われ、
好かれるようになります。そんなあなたを自分でも……。
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正直に告白しましょう。
不肖・長住哲雄は、ある時期まで、「人をホメる」ということが、とても苦手でした。
ホメるどころか、だれと会っても、どこが自分より劣っているか、逆に言うと、どこが自分のほうが優れているか――を発見しようとばかりしていました。
みんながホメそやす人間がいても、「いや、そんなはずはない。どこかに欠点があるはずだ」と目を凝らしたりするような、そんなタイプの人間でもありました。
イヤなタイプでしょ?
ほんと、イヤなやつだったんです、長住は――。
負けず嫌いだったのかもしれません。
しかし、「負けず嫌い」ということは、ほんとうは、「負け」を認めているからでもあるからなんですね。
人をホメるのは、実はとてもむずかしい
中学→高校とおとなの階段を上るにつれ、そのことに気づいた私は、人の優れた点は、素直に認めなくちゃいけないな――と思うようになりました。
長じて、人を雇用する立場になった私は、それまでとは逆に、人を動かすにはホメることが必要だ、と感じるようにもなりました。
「ダメじゃないか」「どうしてこんなことができない」と叱ったり、批判したりしているばかりでは、人は思ったようには動いてくれない、と悟ったからです。
ところが――です。
いざホメようとすると、これがなかなかむずかしいのです。どうしてもホメるところが見つからない、という人だっています。
あるとき、私は気づきました。
ホメどころが見つからないのは、
目に見えるところばかりをホメようとしているからではないか?
もしかしたら、ホメるべき部分は、目に見えないところにあるのではないか?
「目に見えるところ」とは、その人の外見とか、その人が実際にしていることとか、口にしたこととか、人に見せつける「能力」とか、挙げた「実績」とか――です。
しかし、そういう「見える部分」には、なかなかホメるべきものが見つからない、ということもあります。というか、それが簡単に見つかる人って、むしろ少ないかもしれないのです。
では、「見えないところ」はどうでしょう?
他人の目に、すぐには「見えない」のは、たとえば、その人が「したこと」ではなく、「しようとしたこと」。「出来上がったもの」ではなく、「そのために使った労力」……などです。
そういう部分を見るためには、あるものが必要になります。
「この人は、ほんとうは何をしたかったんだろう?」
「この人、これを仕上げるために、いったいどれくらい時間を使ったんだろう?」
――などと想像する力です。
この力は、「愛情」と呼んでもいいかもしれません。
以上は、このほど、長住が出した新刊 『モテる大人のほめルール』 (発行・こう書房)の「まえがき」に書いた文章の一部です。
実は、私が「ほめルール」について本を書こうと思ったのも、上記のようなことに気づいたからなのですね。
不肖・長住哲雄は、ある時期まで、「人をホメる」ということが、とても苦手でした。
ホメるどころか、だれと会っても、どこが自分より劣っているか、逆に言うと、どこが自分のほうが優れているか――を発見しようとばかりしていました。
みんながホメそやす人間がいても、「いや、そんなはずはない。どこかに欠点があるはずだ」と目を凝らしたりするような、そんなタイプの人間でもありました。
イヤなタイプでしょ?
ほんと、イヤなやつだったんです、長住は――。
負けず嫌いだったのかもしれません。
しかし、「負けず嫌い」ということは、ほんとうは、「負け」を認めているからでもあるからなんですね。

中学→高校とおとなの階段を上るにつれ、そのことに気づいた私は、人の優れた点は、素直に認めなくちゃいけないな――と思うようになりました。
長じて、人を雇用する立場になった私は、それまでとは逆に、人を動かすにはホメることが必要だ、と感じるようにもなりました。
「ダメじゃないか」「どうしてこんなことができない」と叱ったり、批判したりしているばかりでは、人は思ったようには動いてくれない、と悟ったからです。
ところが――です。
いざホメようとすると、これがなかなかむずかしいのです。どうしてもホメるところが見つからない、という人だっています。
あるとき、私は気づきました。
ホメどころが見つからないのは、
目に見えるところばかりをホメようとしているからではないか?
もしかしたら、ホメるべき部分は、目に見えないところにあるのではないか?

「目に見えるところ」とは、その人の外見とか、その人が実際にしていることとか、口にしたこととか、人に見せつける「能力」とか、挙げた「実績」とか――です。
しかし、そういう「見える部分」には、なかなかホメるべきものが見つからない、ということもあります。というか、それが簡単に見つかる人って、むしろ少ないかもしれないのです。
では、「見えないところ」はどうでしょう?
他人の目に、すぐには「見えない」のは、たとえば、その人が「したこと」ではなく、「しようとしたこと」。「出来上がったもの」ではなく、「そのために使った労力」……などです。
そういう部分を見るためには、あるものが必要になります。
「この人は、ほんとうは何をしたかったんだろう?」
「この人、これを仕上げるために、いったいどれくらい時間を使ったんだろう?」
――などと想像する力です。
この力は、「愛情」と呼んでもいいかもしれません。
以上は、このほど、長住が出した新刊 『モテる大人のほめルール』 (発行・こう書房)の「まえがき」に書いた文章の一部です。
実は、私が「ほめルール」について本を書こうと思ったのも、上記のようなことに気づいたからなのですね。

「人をホメる」とは、その人がその内側に隠し持っている才能やセンスに敬意を表し、やろうとしたことの意義を認め、そのために人知れず払った労力に目を留めて、そこを評価してあげることではないか――と、私は思っています。
愛をもって見ていれば、それは、きっと見えてくる。
私は、そう信じています。
「愛をもって」とは、その人のいいところを見つけてあげようという気持ちを持って、と言い換えてもいいでしょう。あるいは、その人の成長や願望の成就を心から願って、と言ってもいいでしょう。
そういう目で見ていれば、けっして表には現れてこないその人の「ホメるべき部分」が、目に見えるようになります。
人は、そういう部分まで見て自分をホメてくれた人間に感謝し、信頼し、好きになり、尊敬するようにさえなります。
「ホメ上手」とは、そういう意味では「観察上手」と言ってもいいかもしれません。
そして、観察上手になるための唯一の秘訣は、「愛ある関心」を持ってその人を見ることだと、私は思っています。
どうぞ、「愛ある目」でその人を見つめて、上手な「ホメ言葉」を投げかけてあげてください。(同書「あとがき」より)
こちらは、同書の「あとがき」に書いた文章の一部なのですが、私は、最近、こうも思っています。
「愛」をもって発見したその人の「いいところ」をホメられるようになれば、
人から好かれるようになるだけじゃない。
実は、そうして人を正しくホメることができた自分を、自分でも好きになる。
人から好かれるようになるだけじゃない。
実は、そうして人を正しくホメることができた自分を、自分でも好きになる。
おべんちゃらでもなく、お世辞でも外交辞令でもなく、その人の「いいところ」を発見したことによって、自分の人生も豊かになっていく――ということに、この歳になって気づいている管理人でした。
ところで、新刊ですが――。

8月11日発行。ちょうど、本屋さんの棚に並び始めたところです。
⇒下記カバー参照。

見つからなかったら、「この本、入ってないか」と、書店の方にお尋ねください。中小の書店だと、配本されてないケースもあるかもしれませんが、その際はぜひ、「取り寄せできますか?」と、堂々とお尋ねください。
みなさんの「愛あるひと言」が、ボンビー著者の明日の糧となりますので……。

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本書でご紹介するホメ技術が、仕事ばかりでなく、恋愛にも、先輩・後輩、親と子、教師と教え子、仲間同士……などというさまざまな人間関係にも、みなさんのさまざまなライフ・ステージのお役に立つことを、心より願って止みません。


2012年11月リリース
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iPhone、iPad、アンドロイド端末でダウンロードできます。
★iPhone、iPadでご覧になりたい方は、こちら(iTuneダウンロードページ)から

2012年12月リリース
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