「イヤなヤツ」は「バカなヤツ」と思うと、心がラク!

「クソッ! あの野郎、頭にきた!」
この「頭にきた」を放っておくと、頭の中には、
「負の怒り」が溜まっていきます。実は、これがクセ者。
これを溜めないようにするためには、どうすればいいか?
2つの方法をご紹介します。
この「頭にきた」を放っておくと、頭の中には、
「負の怒り」が溜まっていきます。実は、これがクセ者。
これを溜めないようにするためには、どうすればいいか?
2つの方法をご紹介します。
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世の中には、ハラが立つことも、ハラが立つ人間たちもいます。
というより、この世の中はそういうことばかり――と思ったほうがいいかもしれません。
クソーッ、あの野郎、頭に来た。いつかブッ殺してやる!
そんなふうに感じることだってあるかもしれません。
正直に言いましょう。
筆者・長住にも、そんな怒りに夜も眠れない――なんてことが、少なからずありました。いまでも、ときどきあります。
しかし、この種の怒り、放っておくと、なかなかやっかいなものになってしまいます。
怒りが強ければ強いほど、私の脳の中は、その人間のことでいっぱいになってしまいます。朝から晩まで、「あの野郎」と思い続けてしまう。そのうち、無意識のうちに「クソーッ」とか「ブッ殺す」なんていう言葉が、口をついて出るようになります。
私は、思わず「ハッ」となります。
こんな状態を放置しておくと、「私」という人間は、もしかしたら壊れてしまうかもしれない。
いけない、いけない――と、気を取り直すわけですね。
今回のテーマは、その「気の取り直し方」。
どうすれば、自らの人格を破壊しかねないこの「怒りの火」を鎮められるか――を、考えてみようかと思うのです。
「正しい怒り」と「負の怒り」
最初に申し上げておきますが、私は、「怒り」という感情が人生に不必要である――などと言うつもりは、毛頭、ありません。世の中に不必要だとも思いません。
世の中の不正を怒る気持ちや、不条理に怒る気持ちは、貴重なものである――とさえ思っています。
しかし、その「怒り」が、個人的な「恨み」「辛み」となると、話は別です。
私は、こういう感情は「負の感情」に分類しています。
「負の感情」というのは、そこからは何も生み出すことのない「非生産的な感情」です。
「怒り」は、ときに、人を成長させるエネルギーとなることもありますが、「恨み」「辛み」からは、そういうエネルギーは生まれません。
ただ、人を腐らせていくばかり……。
なので、私は、自分の中の「怒り」が「恨み」や「辛み」に変質しようとする気配を感じ取ると、「こりゃいかん」と思って、気を取り直すことにするわけです。
いくつか方法があります。
というより、この世の中はそういうことばかり――と思ったほうがいいかもしれません。

そんなふうに感じることだってあるかもしれません。
正直に言いましょう。
筆者・長住にも、そんな怒りに夜も眠れない――なんてことが、少なからずありました。いまでも、ときどきあります。
しかし、この種の怒り、放っておくと、なかなかやっかいなものになってしまいます。
怒りが強ければ強いほど、私の脳の中は、その人間のことでいっぱいになってしまいます。朝から晩まで、「あの野郎」と思い続けてしまう。そのうち、無意識のうちに「クソーッ」とか「ブッ殺す」なんていう言葉が、口をついて出るようになります。
私は、思わず「ハッ」となります。
こんな状態を放置しておくと、「私」という人間は、もしかしたら壊れてしまうかもしれない。
いけない、いけない――と、気を取り直すわけですね。
今回のテーマは、その「気の取り直し方」。
どうすれば、自らの人格を破壊しかねないこの「怒りの火」を鎮められるか――を、考えてみようかと思うのです。

最初に申し上げておきますが、私は、「怒り」という感情が人生に不必要である――などと言うつもりは、毛頭、ありません。世の中に不必要だとも思いません。
世の中の不正を怒る気持ちや、不条理に怒る気持ちは、貴重なものである――とさえ思っています。
しかし、その「怒り」が、個人的な「恨み」「辛み」となると、話は別です。
私は、こういう感情は「負の感情」に分類しています。
「負の感情」というのは、そこからは何も生み出すことのない「非生産的な感情」です。
「怒り」は、ときに、人を成長させるエネルギーとなることもありますが、「恨み」「辛み」からは、そういうエネルギーは生まれません。
ただ、人を腐らせていくばかり……。
なので、私は、自分の中の「怒り」が「恨み」や「辛み」に変質しようとする気配を感じ取ると、「こりゃいかん」と思って、気を取り直すことにするわけです。
いくつか方法があります。

これがいちばん簡単な方法かもしれません。
「あったまきた!」と思うその出来事を、「ま、いいか。いろいろあらあな」と忘れてしまうわけですね。
そのためには、若干の工夫が必要です。



などですが、私はあんまり、こういう方法をとりません。
出来事を葬り去ってしまうと、「正しい怒りの心」までも失ってしまうかもしれない、と思うからです。

これが「王道」だろう――と、私は思っています。
たとえば、あなたが上司から不当な言葉を浴びせられたり、ムリな仕事を押し付けられたり、ハラスメントに近い行為を受けたとしましょうか。
こういう場合、怒りの矛先は、その上司に向けられます。つい、「あの野郎」になってしまいます。
しかし、そのままでは、「個人的な恨み」という「負の感情」しか残りません。
私だったら、その「怒り」は、「社会的な怒り」という1ランク上の怒りへ昇華させようとします。
「この上司の私ヘの言動は不当である」と、然るべき機関に訴え出るとか、同様の怒りを感じている仲間を集めて会社という組織に解決の場を求めるとか、労働組合を通じて問題を提起するか、「問題にしますよ」と当の上司に正式に抗議します。
私一個人の「怒り」を「社会化」することによって、「私憤」から「義憤」へとランクアップしてしまうんですね。そうすることで、その「怒り」は「負の感情」から解放されます。
ただし、この方法をとるには、私個人にも相当なエネルギーが必要になります。もちろん、何が正統かを判断する社会的能力も必要になります。
いつでもだれでもとれる方法――というわけではありません。
「それもしんどいなぁ」と思われる場合には、もっと簡単な方法をとります。

一般的に、「あの野郎」という怒りが発生するのは、あなたが相手と同じ土俵で闘っている場合です。
しかし、実はこういう怒りを覚える相手は、その怒りを「公的な怒り」に転化させるほどの値打ちもない――というケースが、ほとんどだろうと思います。
なので、私は、そんなところでエネルギーを使うのもバカバカしい、と思うようにしています。
そういうときには、どうするか?
簡単です。
「あの野郎」とムキになると、自分も同じ「バカの土俵」に上がってしまうことになるので、「相手にしない」という態度をとります。
「バ~カ!」と心の中で舌を出しながら、
言われたことも、されたことも無視してしまうのです。

つまり、自分を相手より1段階上のステージに置くことによって、相手を見下ろし、「おまえの言ってることなんて、屁でもない」という態度をとるわけですね。
そんな態度は、余計、相手の感情に火を点けてしまうことになるかもしれません。
「なんだ、キミは! 私の話を聞いてるのか?」と、相手はムキになって突っかかってくるかもしれませんが、「ハイハイ、ちゃんと聞いてますよ」と、ますます「相手にしない」という態度をとり続けます。
たぶん、相手は、負けます。
私の経験から言っても、この種の勝負は、ムキになったほうの負けです。
よろしければ、ぜひ、おためしを。


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