ペニスを追い出すヴァギナ、吸い込むヴァギナ

そのとき、ペニスを追い出そうとする膣もあれば、
吸い込もうとする膣もあります。その秘密――。
性とエッチの《雑学》file.104 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 膣痙攣 括約筋

【リンク・キーワード】 エロ エッチ 官能小説 オーガズム 不倫
女性は、オーガズムを迎えると、膣の中の筋肉群が収縮と弛緩を繰り返し、まるでそこが痙攣しているかのような印象を与えます。
ヒクッ、ヒクッ……と、彼女のそこが自分のペニスを締め付けてくるような感じを受け、通常、その反応を見て、男たちはこう確信します。
彼女、イッちゃったのね……。
愚かな長住も、そう思います。
そして、これは、あながち間違った判断ではない――と思います。
しかし――です。
この収縮⇔弛緩から受ける印象が、人によって(お相手の女性によって)、180度違う場合があるんですねェ。
たいていの場合、その収縮は、
まだ、抜かないで。ずっと入れててほしいの。
と言っているように見えます。
しかし、まれにその動きは、こう言っているように見える場合もあります。
出したのなら、早く出て行ってよ!
そうです。
彼女のヴァギナは、わが不肖の息子を「引き留め」にかかろうとしているようにも見え、あるときには「追い出し」にかかっているようにも見えるのです。
これは、いったい、どういうことなのか?
ヒクッ、ヒクッ……と、彼女のそこが自分のペニスを締め付けてくるような感じを受け、通常、その反応を見て、男たちはこう確信します。

愚かな長住も、そう思います。
そして、これは、あながち間違った判断ではない――と思います。
しかし――です。
この収縮⇔弛緩から受ける印象が、人によって(お相手の女性によって)、180度違う場合があるんですねェ。
たいていの場合、その収縮は、

と言っているように見えます。
しかし、まれにその動きは、こう言っているように見える場合もあります。

そうです。
彼女のヴァギナは、わが不肖の息子を「引き留め」にかかろうとしているようにも見え、あるときには「追い出し」にかかっているようにも見えるのです。
これは、いったい、どういうことなのか?

彼女のヴァギナが、オーガズムとともに見せる動きは、一説には、「精子の吸い上げ」と呼ばれています。
受精の可能性を高めるために、男性が放出した精子を子宮の入り口まで送り込もうとして、ヴァギナは、まるで食道が食べ物を嚥下しようとするときのような動き(向きは逆ですが)を見せるのではないか――というわけです。

内視鏡技術が発達してからは、女性の膣の中にファイバー・スコープを挿入して、オーガズム時の膣内の筋肉の動きを撮影し、それがドキュメンタリー番組で放映されたりもしました。筋肉の収縮によって、子宮頚部が、膣内に溜まった精液に浸る様子までが映し出されて、ナレーションもこれを「精子の吸い上げ」と解説しました。

女性の膣がそのときに収縮するのは、単に、男性のペニスを締めつけて、オーガズムと射精を促すためであり、受胎の可能性との間には、何の関係も見られない――という説もあります。
性科学の分野では先達と言うべき、マスターズ&ジョンソン両博士も、X線による撮影の結果をもって、「吸い上げ」説を否定しています。
むしろ、膣は、ペニスを追い出すような動きを見せる――という報告もあります。
素人考えですが、問題は、この収縮がどこで起こるかにあるのかもしれません。
膣口が収縮するときは、骨盤底筋も同時に収縮し、肛門もギュッと締まります。逆に、膣の奥は広がります。
膣の奥が締まるのは、肛門を開こうとするときです。肛門を開こうとすると下腹部に力が入りますが、下腹部に力が加わると、膣の奥も収縮します。
収縮が膣口で起これば、ペニスは中に引き込まれるような感覚を受け、
膣の奥のほうで起これば、ペニスは追い出されるような感覚を受ける。
つまり、追い出されるか、引き込まれるかは、膣のどこが収縮するかによって決まるんじゃないか――と、筆者・長住は思うわけです。
ところで、この膣の収縮を引き起こすのは、括約筋です。括約筋の動きには、不随意(反射的に起こる反応)のものもあれば、随意(意思的な指令によって起こる反応)のものもあります。
随意に膣口を締めようと思えば、肛門をギュッと締める動きをすればいいのだし、膣の奥を締めようと思えば、肛門を開くような動き(ウンコをするときの感じです)をすればいいわけです。
こうして括約筋を自在に操れば、「もっと来て」も、「出ていけ」も、意図的に演出できる理屈になります。

ペニスを追い出すヴァギナの動きには、もうひとつ、ちょっと困ったものもあります。
医学的には「膣痙攣」と呼ばれる症状で、ペニスの挿入前にこれが起こると、男性は、彼女のヴァギナにペニスを挿入できなくなってしまいます。
その「痙攣」を誘発するのは、挿入に対する恐怖感や極度な緊張。その精神的緊張が膣入口付近の筋肉を収縮させてしまって、侵入しようとするペニスを追い出しにかかるわけです。人によっては、そのために、タンポンの挿入さえできない――というケースもあるようです。
筆者も、そういうタイプのヴァギナに出会ったことがあるのですが、いざ侵入を――となったとたんに、あれは、彼女のそこから排除されてしまいました。
この痙攣が挿入後に起こると、今度は「抜けない」という状態になります。
そうなると、つながったまま、救急車を呼ぶしかなくなるわけで、これはこれでたいへんです。
どちらの場合も、神経の緊張を解くリラックスが必要なのですが、自分でコントロールできない場合は、医師に相談したほうがいいかもしれません。
それにしても――と思うのです。
ヴァギナは、偉大なり!


2012年11月リリース
好評! App Storeで上位ランキング中!
iPhone、iPad、アンドロイド端末でダウンロードできます。
★iPhone、iPadでご覧になりたい方は、こちら(iTuneダウンロードページ)から

2012年12月リリース
スマホ用オリジナル書き下ろし! App Storeで好評販売中!
iPhone、iPad、アンドロイド端末でダウンロードできます。
★iPhone、iPadでご覧になりたい方は、こちら(iTuneダウンロードページ)から

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。
→この記事はためになった(FC2 恋愛)
→この記事に共感・感動した(にほんぶろぐ村 恋愛)
→この記事は面白かった(人気ブログランキング 恋愛)
→このテーマの記事一覧に戻る →トップメニューに戻る
- 関連記事
-
- 実は、生理は、「伝染る」らしい…!? (2013/05/24)
- ペニスを追い出すヴァギナ、吸い込むヴァギナ (2013/05/14)
- 中高年よ、40過ぎたら、朝に起て! (2013/05/08)