ホメたつもりが踏んでしまう「男の地雷」「女の地雷」

周囲から「美点」と思われていることが、本人には、
「苦痛の種」だったりすることが、よくあります。
知らずにホメると、「地雷」を踏んでしまうことに……。
愛の会話力レッスン 第68回
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世の中では、一般的に「ホメ言葉」として通用しているものが、人によっては、まったくはそうはならない――というケースが、けっして少なくありません。
なぜ、そうなるのか?
そこには、目に見えない「地雷」が伏せられている可能性があります。「地雷」は、この場合、「コンプレックス」と言い換えてもいいかと思います。目に見えないので、つい、知らずに踏んでしまうんですね、その「地雷」を。
「私の地雷は、ここに埋めてありますよ」と立札を出している人なんていないはずですから、「地雷原」と思われる部分は、注意深く避けて通るしかありません。つまり、ホメるときには、そこに触れない――ということです。
どこに地雷原があるかは人それぞれなのですが、「あるかもしれない」と思われる部分は、かなりの確率で推測できます。
以下に、その確率が高い――と思われる部分を挙げておきます。ホメるときには、ちょっとだけ気を配ってみてください。
学歴
実は、「高すぎる」も「地雷」になる
「低い」をホメ言葉にする人はいないでしょうから、問題は、「高い」という場合です。たいてい、人は、相手の学歴が高いことを知ると、そこをホメようとします。
エッ、○○さんって東大卒なんですか? すご~い! 超エリートじゃないですか?
当然のように繰り出される、こんなホメ言葉。もちろん、それを喜ぶ人間もいるでしょうが、逆に、それを不快と感じる人間もいる――ということは、一応、頭の片隅に置いておいたほうがいいだろうと思います。
「学歴コンプレックス」は、「学歴が高すぎる」という場合にも存在するのです。筆者の周りにも、「東大卒」や「京大卒」を隠そうとする人間が、少なからずいます。特に、女子に多く見られる傾向で、そういう女性たちは、「才媛」とか「秀才」と呼ばれることも嫌います。
「高学歴コンプレックス」の根っこにあるのは、「みんなから好かれたい」という願望ではないか――と、筆者はニラんでいます。「敬遠されるエリート」よりも、「好かれるふつう」でありたい。そう考える人に、「エリート」「秀才」などの言葉を投げかけると、思いもしない地雷を踏むことになってしまうわけです。
なぜ、そうなるのか?
そこには、目に見えない「地雷」が伏せられている可能性があります。「地雷」は、この場合、「コンプレックス」と言い換えてもいいかと思います。目に見えないので、つい、知らずに踏んでしまうんですね、その「地雷」を。
「私の地雷は、ここに埋めてありますよ」と立札を出している人なんていないはずですから、「地雷原」と思われる部分は、注意深く避けて通るしかありません。つまり、ホメるときには、そこに触れない――ということです。
どこに地雷原があるかは人それぞれなのですが、「あるかもしれない」と思われる部分は、かなりの確率で推測できます。
以下に、その確率が高い――と思われる部分を挙げておきます。ホメるときには、ちょっとだけ気を配ってみてください。

実は、「高すぎる」も「地雷」になる
「低い」をホメ言葉にする人はいないでしょうから、問題は、「高い」という場合です。たいてい、人は、相手の学歴が高いことを知ると、そこをホメようとします。

当然のように繰り出される、こんなホメ言葉。もちろん、それを喜ぶ人間もいるでしょうが、逆に、それを不快と感じる人間もいる――ということは、一応、頭の片隅に置いておいたほうがいいだろうと思います。
「学歴コンプレックス」は、「学歴が高すぎる」という場合にも存在するのです。筆者の周りにも、「東大卒」や「京大卒」を隠そうとする人間が、少なからずいます。特に、女子に多く見られる傾向で、そういう女性たちは、「才媛」とか「秀才」と呼ばれることも嫌います。
「高学歴コンプレックス」の根っこにあるのは、「みんなから好かれたい」という願望ではないか――と、筆者はニラんでいます。「敬遠されるエリート」よりも、「好かれるふつう」でありたい。そう考える人に、「エリート」「秀才」などの言葉を投げかけると、思いもしない地雷を踏むことになってしまうわけです。

「高い家柄」や「お金持ち」が「地雷」になることもある
これも、「高学歴」の場合と同じです。
「いい家に生まれた」は、人によっては自慢の種ともなりますが、反対に、それを隠そうとする人もいます。
その人が「地方の名家の出」だとか「大会社の経営者一族出身」だと知ると、つい、「ヘェ、お嬢さまなんだ」とか「お坊ちゃまなのね」と、半分、うらやむようなホメ言葉を発してしまいます。
これが、本人にとっては、あまりうれしくない。そういう人のほうが多いのではないか――と、筆者は思っています。
「育ちがいい」は、「本人がエラいわけではない」というニュアンスで語られることが多く、それが、言われた本人にとっては気分がよくない。なので、そういう人は、自分の出自を隠そうとする。これも、立派に、「地雷」となってしまいます。

偉大であるほど、触れられたくないと思う心理も…
その人をホメようと思って、私たちが犯してしまう最大の過ち。それは、その人の親を過大にホメる――という過ちです。
あなたも、つい、言ってしまうことがあるのではありませんか?


ほどほどの親であれば、適当にホメておけばいいのですが、その親が偉大であればあるほど、本人は、そのことに触れられるのをイヤがるかもしれません。
たいていの場合、偉大すぎる親は、本人にとっては重圧になっています。中には、「自分はこの親を越えられない」と思って、それがコンプレックスになっている場合も少なくないはずです。
そんなところへ、「おまえの親ってすごいんだってな」などと言われると、言われた本人は、傷口に塩を塗り込まれたような感覚に陥り、そういうホメ方をしてくる人間を避けるようになります。
これは、偉大すぎる兄や姉を持っている場合も同じ、と考えてください。
その人間と、親やきょうだいという身内との関係は、周囲からはうかがい知ることができません。
私は、本人の口からその関係性が語られるまで、いっさい、相手の身内については触れないようにしています。むやみにホメるということもしません。なぜなら、そこには、重大な地雷が潜んでいるかもしれないからです。

「美徳」として語られる性格にも「地雷」が潜む可能性
性格には表もあれば裏もあります。
人を「キミ、ケチだね」とホメる人はいないだろうと思いますが、「倹約家なんだね」とホメる人はいるかもしれません。しかし、「ケチ」を自分の弱点と意識している人にとっては、「倹約家」という言葉も、「ケチ」に聞こえてしまうことがあります。
自分は神経質すぎやしないか、と気に病む人にとっては、「あなたって繊細なのね」というホメ言葉が、「あなたって、ホント、神経質なんだから」と聞こえてしまうかもしれません。
同じように――



ということが、人と人との間では、しばしば起こります。
自分が発したホメ言葉が、相手の耳にどう響くかは、残念ながら推測するしかありません。
その人が気にしている「性格的弱点」がわかっている――という場合には、極力、こうしたマイナスな受け知り方をされないよう、類語や同義語は避ける……などの配慮が必要かと思われます。

その人の恋愛歴には触れられたくない傷もある
「おまえ、ほんとにモテモテだなぁ」「女の人、泣かせてきたでしょ?」――ホメ言葉のつもりで、こういう言葉を投げかける人、けっこういるような気がします。私も、かつては言われたことがありましたが、この種のホメ言葉は、あまり気分のいいものではありません。
というのも、人の恋愛歴というのは、必ずしも甘美なものばかりではないからです。中には、「消しゴムで消してしまいたい」と思うような記憶や、トラウマとなっているような「苦い体験」も含まれているかもしれません。
知らずにそんな地雷を踏んでしまうことになるかもしれないので、本人が自ら口にしない限り、私は、人の恋愛歴には触れないようにしています。もちろん、それを「ホメ」の対象とすることもしません。
これは、マナーとしても守りたいことのひとつだと思ってください。
他にも、その人の身体に関するホメ言葉も、地雷に触れる可能性大! なのですが、これについては、前回、触れましたので省略します。
人をホメるときには、地雷原に注意! という話でした。


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