「イヤな自分」を眠りに就かせる「脳内抱き枕」

平和な眠りを妨げるジャマもの。
そのひとつに、「イヤな自分」がいます。
放っておくと「自己嫌悪」を醸成してしまうこいつを
何とかスリープさせないと、安らかな眠りには就けません。
こんなときこそ「脳内抱き枕」の出番。おすすめは――。
そのひとつに、「イヤな自分」がいます。
放っておくと「自己嫌悪」を醸成してしまうこいつを
何とかスリープさせないと、安らかな眠りには就けません。
こんなときこそ「脳内抱き枕」の出番。おすすめは――。
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「明日」は「今日」よりまし――と考えるか?
それとも、
「明日」は「今日」よりひどくなる――と考えるか?
それによって、「明日」を迎える心構えが違ってきます。
前者を「楽観主義」、後者を「悲観主義」と呼んでもいいかと思います。
筆者・長住は、「楽観主義者」です。
楽観的すぎるあまり、将来の不足の事態に備えるということをあまりしません。そのために、最悪の事態に陥ったりもしたのですが、それでも、「明日は明日。何とかなるさ」と、楽観を決め込みました。
これはもう、好みの問題なので、「悲観」はダメ、「楽観」にしなさい――などと申し上げる気は、さらさらありません。
しかし、これだけは、言えます。
人生、順風満帆。わが世の春を謳歌しているようなときには、おごりや油断を引き締める意味で、多少、物事を悲観的に見てみるということも、必要かもしれません。
しかし、毎日が辛い、苦しいと思っているようなときに、悲観的になったりしたのでは、生きる力が湧いてきません。
そういうときこそ、「明日は明日の風が吹く」と、お気楽ノーテンキに構えたいのですが、心に重くのしかかる不安や悩みがあるときには、これがなかなかむずかしいのです。
そういう不安や悩みが押し寄せて来ると、眠ろうと思っても眠れないという状態になるかもしれません。
一日を眠りに就かせようとするときに、それをジャマしようと立ち現れる魔物。
それは、「明日への不安」だったり、「今日への後悔」だったり、あるいは……何かに対する「怒り」だったりします。
筆者も、これでいろいろあった身ですから、それらがワァーッ……と軍勢となって押し寄せて来ることもありました。
しょうがないので、ひとつひとつ、やっつけることにしましょうか。
まずは、「今日への後悔」。
今回は、こいつをやっつける方法を考えてみましょう。
それとも、
「明日」は「今日」よりひどくなる――と考えるか?
それによって、「明日」を迎える心構えが違ってきます。
前者を「楽観主義」、後者を「悲観主義」と呼んでもいいかと思います。
筆者・長住は、「楽観主義者」です。
楽観的すぎるあまり、将来の不足の事態に備えるということをあまりしません。そのために、最悪の事態に陥ったりもしたのですが、それでも、「明日は明日。何とかなるさ」と、楽観を決め込みました。
これはもう、好みの問題なので、「悲観」はダメ、「楽観」にしなさい――などと申し上げる気は、さらさらありません。
しかし、これだけは、言えます。
人生、順風満帆。わが世の春を謳歌しているようなときには、おごりや油断を引き締める意味で、多少、物事を悲観的に見てみるということも、必要かもしれません。
しかし、毎日が辛い、苦しいと思っているようなときに、悲観的になったりしたのでは、生きる力が湧いてきません。
そういうときこそ、「明日は明日の風が吹く」と、お気楽ノーテンキに構えたいのですが、心に重くのしかかる不安や悩みがあるときには、これがなかなかむずかしいのです。
そういう不安や悩みが押し寄せて来ると、眠ろうと思っても眠れないという状態になるかもしれません。
一日を眠りに就かせようとするときに、それをジャマしようと立ち現れる魔物。
それは、「明日への不安」だったり、「今日への後悔」だったり、あるいは……何かに対する「怒り」だったりします。
筆者も、これでいろいろあった身ですから、それらがワァーッ……と軍勢となって押し寄せて来ることもありました。
しょうがないので、ひとつひとつ、やっつけることにしましょうか。
まずは、「今日への後悔」。
今回は、こいつをやっつける方法を考えてみましょう。

いろんな後悔があるのですが、私の場合、いちばんやっかいなのは、「何で、あんなこと言ってしまったんだろう?」「ああ、なんで、あんなことやっちまったかなぁ?」といった種類の後悔です。
この手の後悔は、放っておくと「自己嫌悪」という手強い魔物が育ってしまいます。
たいていは、「ま、いいか」とつぶやいて、思いきり大きな屁をこいて、布団をかぶって寝てしまうのですが、後悔の程度が大きいときは、いくら寝ようと思っても、後から後から、「ああ、いやだ」が湧き出してきて、眠りに就こうとする神経を揺り起こしにかかります。
これは、筆者・長住の感覚なのですが、こういう「イヤな自分」は、たいてい、脳の左側から這い出てきます。つまり、「左脳」です。
というのも、「イヤな自分」というのは、「まったく、バカヤローが。なんで、あんなこと言っちまったんだよォ!」とか「ああ、あんなことやるなんて、オレは、なんていうクソ野郎なんだ」というふうに、「言語化」されて立ち現れてきます。ときには、「クソーッ!」「バカヤロー!」などと、口に出してつぶやく(ときには叫ぶ)こともあろうかと思います。
大脳の中で、こういう作業をつかさどっているのは、「言語野」と呼ばれる部位なのですが、ほとんどの右利きの人の場合、それが存在するのは、左側頭部の上側です。
つまり、こういうことです。
「イヤな自分」が現れて自分を罵ったりする
という「脳内現象」が起こっているのは、
主として、この左側頭部である!(左利きの人の場合は、右側頭部にある場合もあるそうです)
実際、長住の場合、強い後悔の念に苦しめられたりするときには、左側頭部がジンジンするような感覚に襲われることがあります。
ならば――と、長住は考えたわけです。
一時的に、左脳の言語野をオフにして、右脳をオンにしてみてはどうか?

そんなことができるのか?――とおっしゃる人もいるかもしれません。
できるんですね、これが。
いつも、私が「眠れない夜」にやっている方法をご紹介しましょう。
まず、意識を自分の脳の右側頭部、耳のやや上あたりに集中させます。
つまり、できるだけ左脳の、特に言語野を働かせないように、その反対側の部位を意識して、活性化させようとするわけですね。
そこに、平和で安らかな映像を思い浮かべます。
映像は、どこかの平和な森や湖でもかまわないし、そこでのんびりと草を食む動物たちの姿でもいいでしょう。
よく、眠れないときは、草原で飛び跳ねる羊の数を数えなさい――と言われますよね。
ええ、これもやってみました。しかし……です。
羊が1匹、羊が2匹……羊が1万3867匹……。
エーと羊が1万……あれ!? 3876だっけ? 3867だっけ?
あ――ッ、わかんなくなっちゃった。
もう1回、やり直しだ。

こんなことやってると、眠れなくなってしまいます。
そもそも、数を数えるっていうのが、いけません。眠りかけた左脳を揺り起こすようなものです。
なので、この方法は止め。
映像は思い浮かべるけれど、数を数えたり、言葉をしゃべったりするのはなし。
というわけで、最近、筆者が右脳にお呼びしているのは、千手観音です。それも、とびきりお美しく、やさしいお顔の……。
といっても、モデルがないと映像を浮かべにくいので、ここしばらくは、テレビ朝日の『マツコ&有吉の怒り新党』で総裁秘書をお務めになっていらっしゃる夏目三久さんの顔をお借りしたりしております。
あくまで、チョー偏った私見ですが、あの方のお顔、なにやら観音さまを想起させるんですね。私がいくら「イヤだ」と感じる自分を見せても、口を手元に当てて「クスッ」とお笑いになるような……。
それがいいんです。その「クスッ」で、「イヤな自分」がすっかり許されたような気になります。
私は、右の脳に、ずっと、こういう観音さまを飼っています。ただ、笑って許してもらう。それだけのために飼っている観音さまです。
別に、観音さまじゃなくてもいいんですよ。マリアさまでもいいし、胃腸薬をお盆に載せて微笑む常盤貴子さまでもいいし、「花の里」(『相棒』の杉下警部行きつけの小料理屋です)の若女将でもいいんです。
要するに、いちいちワケを尋ねたりせずに、ただ微笑んでくれるだけの癒しの存在。これを自分の右脳に思い浮かべて、「イヤな自分」を「よしよし」してもらうわけです。
いいですよ、ときには、そのヒザにゴロニャンしても。
でも、それ以上はイメージしないでくださいね。今度は、別の神経が起き上がってしまいますから。

ま、そんなわけで、私・長住の場合は、右脳に棲む「観音さま」のおかげで、たいていは、左脳側頭部の「言語野」は、「スリープ状態」になります。
と同時に、「イヤな自分」も「スリープ」してくれます。
「イヤな自分」が「スリープ」すれば、「今日の後悔」も、たいていは消えてしまいます。
ところで、「今日の後悔」を構成する要素としては、もうひとつ、やっかいなヤツがいます。
それは、「ああ、あれもやらなかった」「これも手つかずだった」という「やり残したこと」の後悔です。
こいつが頭の片隅に引っかかったままだと、やはり、安らかな眠りを得ることはむずかしくなります。
これをどうするか?
次回、そんな話をしてみたいと思います。


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