息子を性的に利用する「寂しい母」~近親姦の真実〈4〉

息子はしはしば「夫の代用品」として利用されます。
利用するのは「寂しい母親」。その結果……。
性とエッチの《雑学》file.99 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 近親姦 父親殺し

【リンク・キーワード】 エロ エッチ 官能小説 オーガズム 不倫
最初にも申し上げましたが、親には、子どもの自立を促し、助ける責任と義務がある――と、長住は思っています。
ところが、世の中には、その自立を助けるどころか、むしろ妨げようとする親たちがいます。娘に「大きくなったらお父さんのお嫁さんになる」などと言わせる父親も、そのタイプだと思うのですが、どちらかと言うと、母親のほうが、この傾向は強いような気がします。
母親がなぜ、子どもの自立を妨げるかというと、「寂しい」からです。
その「寂しさ」を生み出しているのは、たいていの場合、父親である夫――と言っていいかと思います。
母親を「寂しさ」へと追い込む父親。それには、いくつかのパターンがあります。
母親を「寂しさ」へ追い込む父親のパターン
[1]そもそも、父親がいない。
[2]仕事が忙しい、あるいは単身赴任などで、不在がちである。
[3]外に愛人を作るなどして、家庭を顧みない。
[4]家では暴君としてふるまうために、家族から嫌われている。
[5]妻を女として扱おうとしない(セックスレス状態)。
他にもあるかもしれませんが、主には、こんなところでしょう。
問題は、ここからです。
「寂しい母親」の中には、その代償を息子に求めようとするタイプがいます。息子との密接感によって、夫では満たされない「心の穴」を埋めようとするのですが、それが、母子の間での「近親姦」的関係へと進むケースが少なくない――さまざまな報告を見ると、そのような事例が数多く登場しています。
問題だと感じられるのは、次の2パターンです。
ところが、世の中には、その自立を助けるどころか、むしろ妨げようとする親たちがいます。娘に「大きくなったらお父さんのお嫁さんになる」などと言わせる父親も、そのタイプだと思うのですが、どちらかと言うと、母親のほうが、この傾向は強いような気がします。
母親がなぜ、子どもの自立を妨げるかというと、「寂しい」からです。
その「寂しさ」を生み出しているのは、たいていの場合、父親である夫――と言っていいかと思います。
母親を「寂しさ」へと追い込む父親。それには、いくつかのパターンがあります。

[1]そもそも、父親がいない。
[2]仕事が忙しい、あるいは単身赴任などで、不在がちである。
[3]外に愛人を作るなどして、家庭を顧みない。
[4]家では暴君としてふるまうために、家族から嫌われている。
[5]妻を女として扱おうとしない(セックスレス状態)。
他にもあるかもしれませんが、主には、こんなところでしょう。
問題は、ここからです。
「寂しい母親」の中には、その代償を息子に求めようとするタイプがいます。息子との密接感によって、夫では満たされない「心の穴」を埋めようとするのですが、それが、母子の間での「近親姦」的関係へと進むケースが少なくない――さまざまな報告を見ると、そのような事例が数多く登場しています。
問題だと感じられるのは、次の2パターンです。

たとえば、父親が単身赴任で長期間不在とか、出張続きで家を空けている期間が多いとか、仕事が忙しくて深夜にならないと帰宅しない――という家庭の場合を考えてみましょうか。前記の分類で言うと、[2]のパターンです。
夫の不在を「寂しい」と感じる母親は、その寂しさを埋め合わせるために、息子に接近します。

そう言っては、息子を自分の布団に招き入れる。そんな母親の例が、カウンセリングの報告の中にもしばしば登場します。
ひとつ布団の中で肌を寄せ合っていれば、母親は息子に「男」を感じ、息子は母に「女」を感じます。そんなふたりが越えてはいけない一線を越えることも、十分に考えられます。
こういう関係の場合、母親は息子を「夫の代用品」として扱っていることになります。息子のほうも、そんな母親の期待に応えるうちに、「この母親を支えているのは自分だ」と思い込むようになります。
ところが、この関係は、本物の父親が家に戻って来たとたんに、壊れてしまいます。母親はうれしそうに父親の腕に身を委ね、息子は母親の布団の中から追い出されて、元の息子に戻ることを求められます。
母親に期待された「父親代わり」の座を追い立てられた息子は、しかし、もう「元の息子」に戻ることはできません。自分がいったい、何者であるのかさえ、見失ってしまうことになります。
そんな中から、父親を憎悪する感情が生まれる場合もあります。

そんな危険な感情が醸成されることも、十分に考えられるわけで、そうなると家族は崩壊し、場合によっては、陰惨な事件を引き起こすことにもなりかねません。たいていの場合、そういう危険な感情は、意識の奥に閉じ込めてしまうのですが(心理学的には「抑圧」と言います)、それはそれで、子どもの人格形成に、大きな影響を及ぼします。
すべては、母親の安易な依存性が生み出した結果――とも言えるわけです。

前記の分類で[3][4][5]に該当する父親であった場合にありがちなパターンですが、子どもに、父親に対する不満やグチを吹き込む母親もいます。

もしかしたら、そんな言い方をしてしまう母親もいるかもしれません。
実は、筆者・長住も、幼い頃、繰り返し繰り返し、母親のそんなグチを聞かされながら育ちました。
母親のそんな言葉を聞くと、子どもはどう思うか?
筆者の経験に即して言うなら、こうです。

自分は、弱い母親を助ける「正義の味方」。父親は打倒すべき「巨大な悪」。ひそかにそんな感情を育てながら成長していく場合もあるかもしれません。
実際、筆者も、子どもの頃には、父親の頭を斧でかち割る――という夢を、何度も見ました。夢を見たということは、そういう意識が自分の頭の中に存在したということです。存在はしたけれど、そんな危険な感情を表に出すわけにはいかないので、意識の奥に閉じ込めてしまう。その閉じ込めたはずの感情が、夢の中には出てきてしまう。たぶん、そういうことなんだろうな――と、少年・長住は考えておりました。
こういう感情が、母と息子の心理的密着を生み、それが肉体的密着につながるケースも、十分にあり得る――と、筆者は想像します。
息子による「父親殺し」の衝動は、ギリシャ神話の昔から、営々と語り継がれてきた文学的モチーフでもありました。

ここまで、何回かにわたって、父によって娘が、母によって息子が、「性的役割」を押し付けられるケースを見てきました。
それが「性的虐待」という形をとって現れれば、「児童相談所」などが介入する事例となるわけですが、そうではないケース、むしろ「溺愛」という形で現れてしまう場合などには、社会がそこに介入することはできません。
だからこそ、問題としては深刻――とも言えるわけです。
では、兄と妹、姉と弟といった、きょうだい関係の場合はどうか?
次回は、この兄弟姉妹間の近親姦について考えてみたいと思います。


2012年11月リリース
好評! App Storeで上位ランキング中!
iPhone、iPad、アンドロイド端末でダウンロードできます。
★iPhone、iPadでご覧になりたい方は、こちら(iTuneダウンロードページ)から

2012年12月リリース
スマホ用オリジナル書き下ろし! App Storeで好評販売中!
iPhone、iPad、アンドロイド端末でダウンロードできます。
★iPhone、iPadでご覧になりたい方は、こちら(iTuneダウンロードページ)から

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。
→この記事はためになった(FC2 恋愛)
→この記事に共感・感動した(にほんぶろぐ村 恋愛)
→この記事は面白かった(人気ブログランキング 恋愛)
→このテーマの記事一覧に戻る →トップメニューに戻る
- 関連記事
-
- 兄と妹、姉と弟の神話~近親姦の真実〈5〉 (2013/04/09)
- 息子を性的に利用する「寂しい母」~近親姦の真実〈4〉 (2013/03/31)
- 息子の体を洗う母親~近親姦の真実〈3〉 (2013/03/19)