「毛ジラミ」の正しい見つけ方、つぶし方

陰部のヘアに異様なかゆみ。もしかしたら、それ、
毛ジラミかもしれません。増えてるんです、最近。
性とエッチの《雑学》file.87 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 毛ジラミ スミスリン

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なんか、かゆいぞ、あそこが……。
それも、性器そのものではなく、その周辺のヘアの繁みあたりが、しかもかなりしつこくかゆい。
こんな症状を感じたら、「毛ジラミ」を疑ったほうがいいかもしれません。
「シラミ」には、「アタマジラミ」(頭髪に寄生)、「コロモジラミ」(衣服に寄生)、「毛ジラミ」(陰毛などに寄生)の3種類がいます。
終戦間もない頃までは、かなり流行していたのですが、以後、有効な薬剤の開発などで激減し、一時期は、社会からその存在さえ忘れられていた感があるのですが、なぜか、1990年頃から増加に転じ、いまも増え続けているのだそうです。
原因はハッキリとはしていませんが、推測はできます。
ひとつは、フーゾク産業などへの外国人の流入。そして、もうひとつ考えられるのは、生活習慣の変化。「汚ギャル」などという言葉が流行したように、その頃から、「滅多にフロに入らない」「何日間も同じ服を着たまま」「ネットカフェなどを泊まり歩く」……などのライフスタイルが、若い人たちを中心に広がったりしました。
しかし、そのことと「毛ジラミ」の蔓延とが、必ずしも結びつくわけではありません。
というのも、「毛ジラミ」は、人と人との接触を通してしか伝染らないからです。
まれに、夜具や衣服を通して伝染ることもありますが、「毛ジラミ」は宿主の体を離れると、48時間ぐらいしか生きられませんから、宿主が身につけた衣服をその直後に身に着けるとか、宿主の夜具に一緒に潜り込むとか、宿主が寝起きした夜具やソファ(布製の)をその直後に消毒もしないまま使用する……といったことをしない限り、伝染る可能性は、限りなく「0」に近い、と考えていいと思います。
つまり、感染経路は、ほぼ9割がた、「接触による感染」と言っていいかと思われるわけです。
しかも、この「接触」は、ただの「接触」ではありません。
「陰毛」と「陰毛」が絡み合う「接触」。つまり、エッチです。しかも、その感染率は、ものすごく高い!
まとめると、こういうことになります。
「毛ジラミ」は、「陰毛」が絡み合うような接触がないと、伝染らない。
しかし、絡み合うと、ほぼ100%、伝染る!
まことにもって、「罪作り」な昆虫です。
それも、性器そのものではなく、その周辺のヘアの繁みあたりが、しかもかなりしつこくかゆい。
こんな症状を感じたら、「毛ジラミ」を疑ったほうがいいかもしれません。
「シラミ」には、「アタマジラミ」(頭髪に寄生)、「コロモジラミ」(衣服に寄生)、「毛ジラミ」(陰毛などに寄生)の3種類がいます。
終戦間もない頃までは、かなり流行していたのですが、以後、有効な薬剤の開発などで激減し、一時期は、社会からその存在さえ忘れられていた感があるのですが、なぜか、1990年頃から増加に転じ、いまも増え続けているのだそうです。
原因はハッキリとはしていませんが、推測はできます。
ひとつは、フーゾク産業などへの外国人の流入。そして、もうひとつ考えられるのは、生活習慣の変化。「汚ギャル」などという言葉が流行したように、その頃から、「滅多にフロに入らない」「何日間も同じ服を着たまま」「ネットカフェなどを泊まり歩く」……などのライフスタイルが、若い人たちを中心に広がったりしました。
しかし、そのことと「毛ジラミ」の蔓延とが、必ずしも結びつくわけではありません。
というのも、「毛ジラミ」は、人と人との接触を通してしか伝染らないからです。
まれに、夜具や衣服を通して伝染ることもありますが、「毛ジラミ」は宿主の体を離れると、48時間ぐらいしか生きられませんから、宿主が身につけた衣服をその直後に身に着けるとか、宿主の夜具に一緒に潜り込むとか、宿主が寝起きした夜具やソファ(布製の)をその直後に消毒もしないまま使用する……といったことをしない限り、伝染る可能性は、限りなく「0」に近い、と考えていいと思います。
つまり、感染経路は、ほぼ9割がた、「接触による感染」と言っていいかと思われるわけです。
しかも、この「接触」は、ただの「接触」ではありません。
「陰毛」と「陰毛」が絡み合う「接触」。つまり、エッチです。しかも、その感染率は、ものすごく高い!
まとめると、こういうことになります。
「毛ジラミ」は、「陰毛」が絡み合うような接触がないと、伝染らない。
しかし、絡み合うと、ほぼ100%、伝染る!
まことにもって、「罪作り」な昆虫です。

ええ、昆虫なんです、「毛ジラミ」は。
写真で見ると、こんなやつ。(←気持ちわるい人は、あんまりシゲシゲとは眺めないでください)

これが、陰毛の根元あたりに、陰毛にしがみつくように棲息しています。
なにしろ、この大きさですから、よく見ないとわかりません。
ざっと見ただけだと、陰毛がからまって毛玉になってるのか、それともシミか……ぐらいにしか見えません。
しかし、指先でかき取ってみると、取れてしまうんです、これが!
中には、捕らえられまいと、逃げ出すやつもいます。
で、それをエイヤッ――と、とっ捕まえて、白いペーパーの上などに置いて、ルーペなどでのぞいてみると、なんと、こいつがモゾモゾと動いているではありませんか!
6本の手足(どれが手でどれが足かは、訊いてみないとわかりませんが)を、もがくように動かしておるわけです。
おまえ、ずいぶん、見てきたようなことを言うではないか!
そう思われた方も多いかと思います。
ハイ、見てきたんです、この目で。つまり、伝染されちゃったことがあるんですね、愚かにも。
だれが伝染したかは、すぐに、わかりました。
あのときの……あの女だ!
筆者は、ピーンと来ました。
その女は何者か……ですか?
それは、秘密にしておきましょう。ええ、筆者にも「個人情報」てぇものがありますから。
さて、ここからがお立会いです、みなさん。

かゆみの原因はおまえだったのか――と、つまみ出した一匹はひねりつぶしてしまいました。しかし、一匹いたということは、他にもいる、ということです。
私は、背骨をギシギシ言わせながら陰部をのぞき込み、陰毛の根元をかき分けては、一本一本、シラミつぶしに探索しました。
オーッ、そうか! 「しらみつぶし」という日本語はここから来たのか――と感嘆するほど、それはそれは丹念に……です。
その成果。なんと、7匹を捕獲。そのすべてを殺処分。
しかしですね、みなさん。それで安心、というわけにはいかないんですね。
どこかにまだ、発見できなかった成虫が潜んでいるかもしれない。それに……です。
やつらを捕獲したヘアを指でなぞってみると、なんだか……ザラッとした感触があるじゃありませんか。ツメを立てて、その一本を指に摘み、ツツーッとなぞり上げると、プツプツと何かがはげ落ちる感じがします。
そうです。やつら、卵を産みつけていたわけです。わが愛するヘアに。そして、自慢のツルッとしたテクスチャーを、子持ちワカメ状態に変えちまいやがった。
てめェら、許せねェ!
夜が更けるのも忘れて(ああ、もっとほかのことで忘れたかった)、私は、ヘアの卵はがしに没頭しました。
やがて、白々と夜が明けてきました。
この夜を徹しての「シラミつぶし」の結果、当面のかゆみは治まりました。
しかし、まだ、やるべきことは残されています。

いかにていねいに「シラミつぶし」をやったとしても、所詮は人がやることです。
すべての成虫を駆除できたとも、すべての卵を取り除けたとも思えません。
しかし、人の目と手でやれることには限界があります。
あとは、医学に頼るしかない。
みなさん、ご安心ください。現在、「シラミ」は、「アタマジラミ」であろうと「毛ジラミ」であろうと、完璧に駆除できるパウダーがあるんです。
でも、あれですよね。
薬局に行って、「あの……毛ジラミを駆除するパウダーを」なんて、ちょっと言いにくいですよね。
ようがす。お教えしておきましょう。こう言えばいいんです。

これをサラリ……と、まるで「ウコンの力、あるかなぁ」と言うような調子で言うのです。
そうです。「スミスリン」というのが、シラミ駆除の特効薬なんです。
買い求めてきたら、このパウダーを陰部に振りかけ、ヘア全体によくまぶしつけます。
昔は、シラミにやられたら、その部分の毛を全部、剃りなさい――と言われてました。
毛がなくなれば、シラミは棲みつく場所がなくなり、死滅するからです。
川柳にも、こんなのがあります。
毛虱で 尼と僧正 二人出来
しかし、「スミスリン」を使えば、そこまでやらなくても、シラミは退治できるような気がします。
ただし、注意点がひとつだけ。
1回散布すれば、現在生きている成虫は駆除できますが、この薬剤は卵には効きません。
卵が残っていれば、また、発生してしまいますから、散布から3~4週間経ったら、もう一度散布。これを2、3回、繰り返します。ま、それが面倒と言えば面倒かもしれません。

もうひとつ大事なことを。
せっかく駆除できたとしても、宿主と思われる相手とセックスすると、再び、虫をもらってしまうことになります。
もし、その相手が特定できていて、それがあなたのパートナーである場合は、その相手にも、一緒に駆除してもらわないと意味がありません。
こういうことって、言いにくいですよね。


いきなり、こんなふうに相手を責めると、ふたりの間に修復しがたいヒビを入れてしまうことになるかもしれません。
そこは、やさしく、切り出すことをおすすめします。


相手が「そう言えば……」と症状を認めたら、「実はね……」とその理由を説明して、治療をすすめます。
場合によっては、「診てあげるよ」と、相手のヘアを手でかき分けて、ていねいにていねいに虫を発見してあげる。発見した虫は取り除いてあげ、場合によっては、「スミスリン」の散布までしてあげる。
オオーッ、なんと美しい関係。
これこそ、「グルーミング」の原点! と申すべきでありましょう。
もし、その「毛ジラミ」がフーゾクなどで伝染されたもので、あなたに日常的にエッチするパートナーがいる場合は、ちょっと勇気が必要となります。
正直に告白する勇気です。

と、ここは平身低頭。
それをやっておかないと、パートナーにも、そしてそのパートナーのあなた以外の交際相手にも、あの憎っくき6本足を蔓延させてしまうことになるからです。
後になって、恥だらけの「毛ジラミ・コネクション」が発覚――なんてことにならないよう、十分なご配慮をおすすめする次第です。

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
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