準備がよすぎる「アレ」は、男の不名誉…?

準備がよすぎる、というのもいかがなものか?
特にコンドームに関しては、あまり早くから
準備をすると恥をかく――場合もあるのです。
性とエッチの《雑学》file.83 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 コンドーム 連れション

【リンク・キーワード】 エッチ 性生活 エロ 官能小説 オーガズム 不倫
「あっ、おまえ、それ……」
思わず、声を挙げたのですが、間に合いませんでした。
私とたまたまトイレで一緒になった、後輩の亀山クン(仮名)。期せずして、隣同士の便器で、俗に言う「連れション」をすることになったのですが、これまた偶然に隣の便器をのぞくと……。
あ、念のために申し上げておきますが、わたくし長住は、トイレで隣の男の持ち物を品定めするような趣味は、持ち合わせておりません。つーか、品定めすると、たいてい、自分が落ち込む結果になる
ので、そういうことは決してしないようにしよう――と、中学3年の2学期に、心に誓ったのです。
で、その、たまたま目にした亀山クンの先端に、なにやら異物が付いているのです。
アレです、アレ。
すでに装着から時間が経っているからか、アレはかなりめくり上がっていましたが、それでも亀山クンのカメの先端をしっかり覆う程度には、つまり、何とか役に立つ程度には、付着していました。
根元を持っている亀山クンは、そんなものが先端にくっついたまま――とは、気づいてない様子。
ヤバイぞ!
そのまま、しちゃうと、大変なことにナルゾ!
オーイ!!
必死(?)の呼びかけも虚しく、亀山クンは、
第1バルブ開放!
第1バルブ、開放よーし!!
第2バルブ開放!
第2バルブ、開放よーし!!
あ~あ、やっちゃった!!
おそらく、前夜から亀山クンのそこに装着され続けていたであろう「夢の残骸」は、一瞬、水風船のようにふくらんだと思うと(そうです。夢はふくらむのです、水風船のように)、その口から汚水を噴水のように逆流させて、亀山クンのパンツをたっぷり濡らした後、水分の重みに耐え切れなくなって、落下。
あちャ――ッ!
わるいけど、思い切り、笑わせてもらいましたよ、亀山クン。
ひとりで笑うのがあまりにももったいないので、「カメがさぁ、カメの頭にさぁ……ブフフッ……」と、そこら中にブチまけてしまいました。
後刻、亀山クンが話してくれたところによると、事の次第はこうです。
思わず、声を挙げたのですが、間に合いませんでした。
私とたまたまトイレで一緒になった、後輩の亀山クン(仮名)。期せずして、隣同士の便器で、俗に言う「連れション」をすることになったのですが、これまた偶然に隣の便器をのぞくと……。
あ、念のために申し上げておきますが、わたくし長住は、トイレで隣の男の持ち物を品定めするような趣味は、持ち合わせておりません。つーか、品定めすると、たいてい、自分が落ち込む結果になる

で、その、たまたま目にした亀山クンの先端に、なにやら異物が付いているのです。
アレです、アレ。
すでに装着から時間が経っているからか、アレはかなりめくり上がっていましたが、それでも亀山クンのカメの先端をしっかり覆う程度には、つまり、何とか役に立つ程度には、付着していました。
根元を持っている亀山クンは、そんなものが先端にくっついたまま――とは、気づいてない様子。
ヤバイぞ!
そのまま、しちゃうと、大変なことにナルゾ!
オーイ!!
必死(?)の呼びかけも虚しく、亀山クンは、
第1バルブ開放!
第1バルブ、開放よーし!!
第2バルブ開放!
第2バルブ、開放よーし!!
あ~あ、やっちゃった!!
おそらく、前夜から亀山クンのそこに装着され続けていたであろう「夢の残骸」は、一瞬、水風船のようにふくらんだと思うと(そうです。夢はふくらむのです、水風船のように)、その口から汚水を噴水のように逆流させて、亀山クンのパンツをたっぷり濡らした後、水分の重みに耐え切れなくなって、落下。
あちャ――ッ!
わるいけど、思い切り、笑わせてもらいましたよ、亀山クン。
ひとりで笑うのがあまりにももったいないので、「カメがさぁ、カメの頭にさぁ……ブフフッ……」と、そこら中にブチまけてしまいました。
後刻、亀山クンが話してくれたところによると、事の次第はこうです。

前夜、われらが愛する亀山クンは、以前より口説き続けていた彼女と、やっと、デートにこぎつけることに成功した。
やった! やっと、彼女とできる……かも。
喜び勇んだ亀山クンは、以前から買い貯めておいた(←貯めるなよ、そんなもの

「おしゃれなお店で食事がしたいわ」とおっしゃる彼女を、われらが亀山クンは、唯一知っている、とっておきのオシャレな場所「如々苑」にご案内して、すっかり有頂天。
「なんか、煙が……」と目を拭う彼女のしぐささえも、感激の涙……とスーパー勘違いした亀山クンは、デザートのバニラ・アイス(←なんか、ありふれてるゾ、オイ!)を食べ終えると、「ちょっと……し、失礼」とトイレに立った。
この後は、いよいよホテルだな――と、すっかり舞い上がっている亀山クンは、こう考えた。

出すべきものは、全部、出しておこう。
そうだ、アレも着けておいたほうがいいな。
こういうものを、ベッドでモソモソと着けるなんてのは、初心者のやることだ。
部屋に入ったら、いきなり抱きしめて、ベッドに押し倒して、そのまま事に及ぶ。
女ってやつは、そういうスムーズな流れを好むからな……。
かくして、準備万端整えた亀山クンは、はやる心を抑え、しかし、あっちはビンビンにはやらせて、彼女と店を出た。
外へ出ると、彼女は、じっと亀山クンの目を見つめ、その目を瞬かせながら、言うのだった。




たぶん、知らない人が見たら、隅田川にでも飛び込むんじゃないか――ってくらい、肩を落とした亀山クンは、どこをどう歩いたかもわからないくらい、街をほっつき歩いた挙句、家に辿り着くと、思い切り大きな屁をぶちかまして、服も脱がないまま、眠りについたのでありました。
あそこに、アレを装着したことなど、すっかり忘れて……。

コンドームの連続着用時間が、適正どれくらいであるか――については、残念ながら、長住は正しい知識を持ち合わせていません。
しかし、亀山クンの装着時間は、おそらく10時間は超えていたであろうと思われます。
ま、こういうこともあるので、ぜひともコンドームの使用説明書には、以下の注意書きを添えていただきたいと、思うのであります。

あなたの名誉、衣服等に、重大な損傷を与える場合があります!!!
ところで、この逸話でもおわかりのように、われらが愛すべき亀山クンは、用意周到な男です。
名刺入れのコンドームだって、彼女の「か」の影もない、はるか昔から、「いつ、必要になるかわからないから」と、まるで防災用の非常食みたいな感覚で持ち歩いてました。
使う機会もないままに、1年がたち、2年がたち、3年がたち……そんなある日でした。
会議室で何人かがテーブルの周りに集まって、なにやら、あるグッズのデザイン性を品評し合っていました。







みんなの輪の真ん中で話題になっていたのは、亀山クンが置き忘れていった名刺入れでした。
そうです。長年にわたってコンドームを入れっぱなしにしていた亀山クンの革製の名刺入れは、コンドームで盛り上がった部分だけがスレて色落ちしていたのです。
そう、コンドームの○の形に――。
オーイ、亀山ク~ン。
おまえってやつは、おまえってやつは……。


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