乳房を奪い合う、宿命の《父vs子戦争》…!?

子どもができて授乳が始まると、彼女のボインは、
赤ちゃんに奪われてしまいます。そこから始まる、
長い長い《父vs子戦争》。その結末は…?
性とエッチの《雑学》file.80 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 ボイン セックスレス 授乳

【リンク・キーワード】 エッチ 性生活 エロ 官能小説 オーガズム 不倫
昔、昔。
どれくらい昔かわからないほど、昔。
こんな歌が流行った――と、祖父の祖父から聞いたことがあります(←ウソです。自分の耳で聞きました)。
ボインは、
赤ちゃんが吸うためにあるんやで~。
お父ちゃんのもんやないんやで~。
ヒットしましたねェ、この曲。
月亭可朝さんの『嘆きのボイン』という曲です。
さて、問題は、この曲がなぜ「嘆きの~」なのか、ということです。
そして、嘆いているのは、だれなのか?
その後の歌詞には、「コイン(小さいの)」とか「ナイン(もっと小さいの)」とか「上げ底」だとかが出てきますから、たぶん、嘆いているのは、ボイン自身またはその持ち主なんだろう――と想像できます。
しかし、ご紹介した冒頭のフレーズを見る限り、嘆きの主は、「お父ちゃんのもんやない」と退けられた父親のようにも見えます。
さて、ここからが本日のテーマなのです、お立ち会い!
どれくらい昔かわからないほど、昔。
こんな歌が流行った――と、祖父の祖父から聞いたことがあります(←ウソです。自分の耳で聞きました)。
ボインは、
赤ちゃんが吸うためにあるんやで~。
お父ちゃんのもんやないんやで~。
ヒットしましたねェ、この曲。
月亭可朝さんの『嘆きのボイン』という曲です。
さて、問題は、この曲がなぜ「嘆きの~」なのか、ということです。
そして、嘆いているのは、だれなのか?
その後の歌詞には、「コイン(小さいの)」とか「ナイン(もっと小さいの)」とか「上げ底」だとかが出てきますから、たぶん、嘆いているのは、ボイン自身またはその持ち主なんだろう――と想像できます。
しかし、ご紹介した冒頭のフレーズを見る限り、嘆きの主は、「お父ちゃんのもんやない」と退けられた父親のようにも見えます。
さて、ここからが本日のテーマなのです、お立ち会い!

子どもが生まれて、妻が私に冷たくなった。
そう訴えてくる男性は、世界のいたるところにいて、その数も決して少なくないのだそうです。


こういう男性の声は、決して一部の例外なのではありません。
ギリシャ神話の昔から延々と語り継がれてきた、不変の神話。
父と子は、「母の愛」を奪い合う永遠のライバルである
という関係は、これから先もずっと続く生物学的宿命と言っていいかもしれません。
しかし、その程度には、個体差があります。
そして、その個体差を生む要因のひとつとして挙げられているのが、「授乳」という行為です。
哺乳瓶で赤ちゃんを育てる女性と、乳を赤ちゃんに吸わせる女性とでは、夫に冷たくなる程度にかなりの差が認められる――というのです。もう、想像がつくかと思いますが、犯人は、「ホルモン」です。

授乳中の母親の体内では、「プロラクチン」というホルモンが、大量に分泌されます。
脳の下垂体で生成されるこのホルモンの主要な役割は、乳房の組織の成長を促し、母乳の分泌を促すこと。つまり、母親として赤ちゃんを育てるために必要な体の準備を整えるよう、手助けするホルモンだと考えれば、わかりやすいかと思います。
というわけで、この「プロラクチン」は「母」となるためには欠かせないホルモンなのですが、一方で、重大な副作用(?)も生み出します。
それが、
性欲の抑制
です。
一方で「母になれ!」と求めながら、他方で「エッチは控えなはれ!」と要求する。
おそらくそれは、授乳期間中に次の妊娠が起こらないように――という自然の配慮だろうと言われています。
そして、このプロラクチンの産生量は、赤ちゃんに乳を吸われることによって、飛躍的に増大します(通常の10倍ほど)。授乳が終了すると、2~3時間で元の値に戻りますが、再び授乳すると、またガッと上がります。
定期的に乳を与える女性の「プロラクチン値」は、高い値のまま維持されることになり、それが、性衝動の抑制となって現れるわけです。
先ほど指摘した、「哺乳瓶派」と「母乳派」の夫に対する冷淡さの程度の違いは、実はここに原因があったのです。

さて、よく指摘されることですが、夫婦のセックスレスは、妊娠→出産がきっかけとなって……ということが少なくありません。
そのきっかけとして、この《授乳期の性欲抑制》が少なからず影響しているとしたら、「プロラクチン」も罪作りなやつです。
だからと言って、このホルモンを増産させる授乳行為を止めなさい――なんて言ったのでは、本末転倒もはなはだしい。
では、どうすればいいか?
たとえ、妻が自分からは求めてこなくなったとしても、タッチは続けなさい――というのが、専門家たちの見解のようです。
確かに、「プロラクチン」は性欲を抑制はするけれども、それは、女性側から湧き起こる「したい!」という気持ちを抑制するだけで、「気持ちいい!」まで抑制するわけではない。
つまり、授乳期間であっても、触られれば感じるし、オーガズムも健在!
妻からは求めて来なくても、あるいは夫の誘いに積極的に応じる姿勢を見せなくても、「触れれば感じる」は変わりないのだから、やさしいリードで妻に触れ続けることが重要、というわけです。
たとえ、「ボインは、赤ちゃんが吸うためにあるんやで~」と、赤ちゃんにガンを飛ばされても、「お父ちゃんも吸うんやで~」とガンバって、この時期を乗り切ること。
夫婦の末長いSEXライフのためには、ここで負けたらアカンで、お父ちゃん――というところでしょうか。

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