男の子はブランコで「Hの気持ちよさ」を学ぶ

チンチンとは、気持ちのいい器官である。
男の子に最初にそれを教えてくれるのがブランコ。
その快感の秘密を、科学的に解明してみました。
性とエッチの《雑学》file.77 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 ブランコ 海綿体

【リンク・キーワード】 エッチ 性生活 エロ 官能小説 オーガズム 不倫
チンチンがムズッ……とする。
子どもの頃、ブランコに乗るたびに感じていたその不思議な感覚が、いったい、どこから来るのか、私はず―――――っと、悩み続けていました。
あるとき、思い切って、先生に尋ねたことがあります。
もちろん、「チンチンが……」なんて訊けません。
その頃の担任であった有吉先生は、なかなか美しかオナゴ先生で、少年・長住は、ひそかに胸こがしてもおったとです。
なので、遠まわしにお訊きしました。
あのね、先生。ブランコに乗ると、オシッコしとうなると。なして?
エーッ! オシッコしとうなると? 長住クンは変わっとォねェ。
教育というものが、いかに人格形成に大きな影響を持つかを、そのとき、少年・長住は実感したのでありました。
「長住クンは変わっとォねェ」のひと言で、私は、そんな感じ方をする自分は異常なのかもしれない――と思い込み、以後、そのことをだれにも話せなくなってしまいました。
もちろん、親にも話せません。
とりわけ、父親には話せませんでした。
筆者の父親というのは、子どもを脅しては喜ぶタイプでした。ちょっとチンチンを触っているだけで、「そんなにいじっちょると、チンポの腐れ落つっゾ!」
などと、世にも恐ろしい言葉を口にするタイプでしたから、うかつなことは言えません。
だれにも打ち明けられない心の闇(?)を抱えたまま、私は、思春期を過ごすことになったのであります。
子どもの頃、ブランコに乗るたびに感じていたその不思議な感覚が、いったい、どこから来るのか、私はず―――――っと、悩み続けていました。
あるとき、思い切って、先生に尋ねたことがあります。
もちろん、「チンチンが……」なんて訊けません。
その頃の担任であった有吉先生は、なかなか美しかオナゴ先生で、少年・長住は、ひそかに胸こがしてもおったとです。
なので、遠まわしにお訊きしました。


教育というものが、いかに人格形成に大きな影響を持つかを、そのとき、少年・長住は実感したのでありました。
「長住クンは変わっとォねェ」のひと言で、私は、そんな感じ方をする自分は異常なのかもしれない――と思い込み、以後、そのことをだれにも話せなくなってしまいました。
もちろん、親にも話せません。
とりわけ、父親には話せませんでした。
筆者の父親というのは、子どもを脅しては喜ぶタイプでした。ちょっとチンチンを触っているだけで、「そんなにいじっちょると、チンポの腐れ落つっゾ!」

だれにも打ち明けられない心の闇(?)を抱えたまま、私は、思春期を過ごすことになったのであります。

その答えは見つかったのか?
ハイ、見つかりました。しかし、「なんや、そげなことやったとか」とわかったのは、ずいぶん、おとなになってからのことでした。
ヒントを与えてくれたのは、超音波検査のカラードップラー画像診断でした。
「カラードップラー診断」は、血流の速度などを診断するのに用いられるのですが、その原理は、理科で習う「ドップラー効果」です。
近づく電車の警笛はどんどん高くなっていくけれど、目の前を通過すると、とたんに低くなっていく――という、あの現象を説明するときに、よく引き合いに出される原理です。
体の血管に超音波を当てると、血液が検査器に向かって進んでくる速度に応じて、はね返ってくる長音波の周波数が高くなり、それが色の変化としてスコープ上に現れるわけです。
ま、そんな話はどうでもよくて、この装置の原理を知ったときに、私は、例の「ムズッ」の仕組みがわかったのでした。
そうです。
「ムズッ」を起こさせるものの正体は、「血流」でした。
その原理を、ご説明しましょう。

ご存じかと思いますが、ペニスの海綿体の中には、無数の毛細血管が走っています。血管ですから、当然、その中を血が流れています。
「血液」は「流体」です。その流れる速度は、加速度の影響を受けます。
ブランコは静止した状態から、前方へ振り上げる形で運動を開始します。
筋肉、血管壁などの構造物は、前方へと向かう加速度を受けますが、「流体」である血液は、直ちにはその加速度の影響を受けず、その場に止まろうとします。
血管壁は前へ進もうとするのに、血液は止まろうとするので、相対的には、一瞬、「血が引く」ような感覚を覚えます。
しかし、すぐに血液にもその加速度が伝わって、血液も血管壁と一緒に動き始めます。
ところが、そうして動き始めたところで、ブランコが振り切れて、前への加速度は「0」になってしまいます。血管壁の加速度も「0」になります。
しかし、血のほうは、そうはいきません。
いったん動き始めた血液は、「慣性の法則」に従って、止まってしまった血管壁の中を前方へと流れ続けようとします。
感覚としては、チンチンの先端に、血が集まっていくような感覚

やがて、ブランコは、後方へ向かって揺り戻しの運動を開始します。今度は、後方へと向かう加速度が生じるわけです。
しかし、ここでも血液は、しばらくは先端へ向かう運動を継続しようとします。
血管壁は、後方に向かって加速しようとする。血液はなおも前への動きを続けようとする。
このとき、海綿体の中の血液は、一瞬、ペニス先端部にギュウギュウに押し込まれるような感じ

当然、「気持ちい――ッ!」になります。
しかし、やがて血液にも、後方へ向かう加速度が伝わります。
血管壁につられて、血液にも後方へと向かう動きが生まれるのですが、やっとその動きが慣性となったところで、またもブランコは後方に振り切れて、加速度「0」になります。
しかし、後方へ動き始めた血液の加速度は、すぐには「0」にはなりません。
今度は、止まった血管壁の中を後方へ向けて、逆流することになります。
「スーッ」と血が引いていくような感じ。これも、「気持ちい――ッ!」です。
ブランコは、こうして、一往復するたびに、「先端に血集まっていく感じ」と「スーッと引いていく感じ」を繰り返し、味わわせてくれるわけです。
これが、「ブランコで気持ちよくなる」の仕組み。
残念ながら、私の有吉先生は、そのことをご存じなかった。
アルキメデスも説明してくれませんでした。

さて、この感覚は、おチンチンを持っている男だけが感じるものかというと、どうも、そうではないようです。
女性の膣の血管内でも、同じことが起こっているに違いない――と、私は想像します。
可能ならば、ブランコに乗った女性のヴァギナの中に超音波検査器のプローブ(探触子)を突っ込んで、カラードップラー画像を撮ってみたいと思うのですが、ま、それはムリなので、お話を聞いてみました。
みなさん、やっぱり、「気持ちいい」とおっしゃいました。
中には、「あのスーッという感覚は、イクときの感じに似ている」とおっしゃる方もいらっしゃいました。
そして、なんと、驚きの証言。
「でも、ブランコ程度じゃ、ものたりないものね。やっぱり、絶叫マシンよね」

なるほど、そうですか。
女性のみなさんが、男よりも絶叫マシンをお好き――のように見えるのは、あれですか?
ブランコで感じる「あそこがムズッ」を、もっと味わいたいから……?
深くナットクの長住でありました。

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