神秘の女性器。見せたほうが、愛は深まるのか?

もし、男が「見せて」と要求してきたら、あなたは?
そこは、見せたほうがいいのか、それとも、
隠したほうが魅力的なのか?
女性美の核心に触れる問題を考えてみました。
性とエッチの《雑学》file.61 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 色素沈着 小陰唇 モザイク

【リンク・キーワード】 エッチ 官能小説 オーガズム 不倫
あなたのすべてが見たい。
あなたに恋した男たちは、たいてい、そう望みます。
「見せて」と口に出して懇願する男も少なくないはずです。
「恥ずかしいけど、そんなに言うなら……」
と、あなたは、カレの目の前で、閉じていた脚を開きます。顔から火が出るような思いに耐えながら……。
さて、その結果、どうなるか?
もし、その男性が、ものすごくウブで、サイエンス番組大好き――というような若者だったりしたら、「ヘェ、これが小陰唇で、オッ、クリトリスってこんなところについてるんだァ?」と、純粋に知的探究心を満たそうとするかもしれません。
ものすごくベテランの男だったら、「おまえ、遊んでるねェ」と、あなたの性歴の証をそこに見つけ出そうとするかもしれません。
しかし、残りの大多数の男性は、そんなにウブでもなければ、あなたの性歴を言い当てるほどのベテランでもありません。
では、そういう大多数の男性は、あなたの「すべて」を見た結果、どういう感情を抱くことになるのでしょう?
簡単に言うと、見たからと言って、あなたへの愛情が増すということは、まず考えられません。
少なくともお見せしたあなたの「そのもの」が、カレの愛情に火を点けるということも、考えにくいです。
ただ、「満足」だけが残ります。
どういう満足でしょう?
あなたに恋した男たちは、たいてい、そう望みます。
「見せて」と口に出して懇願する男も少なくないはずです。
「恥ずかしいけど、そんなに言うなら……」

と、あなたは、カレの目の前で、閉じていた脚を開きます。顔から火が出るような思いに耐えながら……。
さて、その結果、どうなるか?
もし、その男性が、ものすごくウブで、サイエンス番組大好き――というような若者だったりしたら、「ヘェ、これが小陰唇で、オッ、クリトリスってこんなところについてるんだァ?」と、純粋に知的探究心を満たそうとするかもしれません。
ものすごくベテランの男だったら、「おまえ、遊んでるねェ」と、あなたの性歴の証をそこに見つけ出そうとするかもしれません。
しかし、残りの大多数の男性は、そんなにウブでもなければ、あなたの性歴を言い当てるほどのベテランでもありません。
では、そういう大多数の男性は、あなたの「すべて」を見た結果、どういう感情を抱くことになるのでしょう?
簡単に言うと、見たからと言って、あなたへの愛情が増すということは、まず考えられません。
少なくともお見せしたあなたの「そのもの」が、カレの愛情に火を点けるということも、考えにくいです。
ただ、「満足」だけが残ります。
どういう満足でしょう?

ひと言で言うと、その満足感とは、「征服欲が満たされた」という満足感です。
女性が「いちばん隠しておきたい」と思うはずのものを、自分の目にさらさせることができた→もう、彼女は、自分に対して何も隠すものがないはずだ――という満足感です。
この満足感は、「見せた」というその時点で満たされてしまいますから、以後、何回か繰り返しても、そのたびに満足感がUPするなんてことはあり得ません。
一度、見せたんだから、もう隠す必要もないわ――と、次回から大胆に、ドーンとおっ広げでもした日には、愛情温度がUPどころの話じゃなくなります。
ヘタしたら、「うちの女房なんてよ、恥じらいなんてものは、遠の昔にネット・オークションかなんかで売っ払っちまったらしいや」と、男同士の酒席のネタにされてしまうのがオチです。
もし、「征服欲を満たす満足感」をカレに感じさせ続けたければ、女性は、「イヤよ、恥ずかしい」を言い続けるしかないわけです。
そして、男性も、女性の羞恥心を掻き立てるような言葉を浴びせ続けるしかありません。
これは、わたくし長住の私見ですが、男性が「見たい」と思っているものは、「見せろ」と要求した秘所の姿そのものではなくて、見せるのを恥じらう女性の姿なのではないか。男性の「見せろ」の要求が、だんだん過激なものにエスカレートしていくのも、より強く恥じらわせたいからではないか――と思うのです。
こんなことを言うと、「いや、そんなことはない。オレは、女のそこを見るのが好きなんだ」と反論する男性もいるかもしれません。
いや、少なからずいることでしょう。
では、その人たちは、いったい何が楽しみで、そこを「見たい」とおっしゃるのでしょう?

さて、ここからが本日の主題です。
私も人の子ですから、まれにAVを見ることがあります、というか、ありました。
残念ながら、正規のルートで見ることのできるAVにはモザイクがかかっているので、その部分をありのままの姿で見ることはできません。
しかし、何らかのルートで、そのモザイクが取れたものを見る機会も、ありました。
結論から言うと、
モザイクはあったほうが、断然、いい!
です。
なぜか?
ボカしたほうがきれい、だからです。
私が見た無修正のビデオの中には、結合されたその部分ばかりを延々と見せてくれるものもあったのですが、ショージキ、まったく感じませんでした。
これは、一緒に見た友人も同感。「こんなもの見て、ヌクやつの気が知れない」でした。
そう言えば……と、私は思いいたりました。
それまで見たAVの女優で、「そこが美しい」と言える人は、あまりいなかったような……。
元々、そこは内臓の入り口なわけですから、そこに「美」を期待するほうがおかしいっちゃおかしいのですが、少なくともそこを「あまり美しいものではない」と感じさせるようになる原因は、ハッキリしています。
ひとつは、色素沈着。外性器(外から見える部分です)全体が、黒ずんでいく傾向です。
もうひとつは、皮膚組織の変形。特に、小さいほうの唇=小陰唇が伸びきっていく変化です。
どちらも、幼女期には見られないもので、年を経るごとに現れる変化(経年変化)とされています。

色素沈着を起こすのは、シミやそばかすの原因ともなるメラニン色素です。
このメラニンは、ストレスを受けると増える、という性質を持っています。
最大のストレスは、日光や、こする……などの物理的ストレスです。
そこを日光にさらすなんて人はあんまりいないでしょうから、問題は「こする」ほう、ということになります。
男性と違って、女性の場合は、排尿などのたびにそこをティッシュで拭きます。肌に密着する下着も、四六時中そこをこすります。もちろん、オナニーや性交による摩擦も、ストレスを加える要因のひとつにはなるでしょう。
ストレスの頻度から言うと、ティッシュや下着による摩擦のほうがはるかに影響が大きいわけですから、色素沈着の度合い=性経験の度合いとは言えないのですが、しかし、多少の個人差はあるかもしれません。
もうひとつ、そこを荒らしてしまう原因と考えられる物質があります。
それは、なんと膣分泌液。
ご存じのように、膣から分泌される液は、細菌感染などを防ぐために酸性に保たれています。膣壁を構成する皮膚組織は、この酸性にも耐えられるように作られているのですが、外性器の皮膚は、そうではありません。
酸性に弱い皮膚組織が、頻繁に、長時間、酸性の愛液にさらされると、かなりのダメージを受けます。特に、あふれるほどに分泌して、それがおシリのほうまで流れ出す、なんていう人は、ダメージを受ける範囲も広くなる、というわけです。
対策としては、皮膚が酸性にさらされる時間を短くするしかありません。
濡れたら拭く。「拭く」もストレスになるので、できれば洗い流す。
カレとのプレーが終わったら、できるだけ早いうちにシャワーを浴びることをおすすめしたいのですが、そうは言っても、余韻に浸りたいという気分もわかります。
あとは、「美」と「快楽」を天秤にかけて、ご自分で判断を――というしかありませんが、少なくとも、後始末もせずにそのまま朝までグウグウ……は、避けたほうがいいだろうと思います。

女性器の美醜に関する、もうひとつの問題点は、その形です。
特に、多くの女性が、「自分は人と違っているのではないか?」と人知れず悩むことになるのが、小陰唇の形です。多いのは、「自分のそれが異常に大きい」という悩みで、欧米では、整形手術によって形を整えようとする女性も少なくないのだそうです。
最近は、肌にぴったりフィットして、隠す部分が極端に小さい下着が人気になっていることもあり、「大きすぎる小陰唇」は、女性のファッション上の悩みにもなっている――と聞きます。
小陰唇が肥大する理由はいろいろあるのですが、やはりそのひとつには、その部分への「物理的刺激=こする、つまむ、引っ張るなど」があるだろうと、言われています。
もちろん、どんな形を「美」とするかは、民族・文化などによっても違ってきます。
アフリカなどには、それは大きいほど美しい――とする部族も存在します。実際、アフリカのその部族の女性の秘所は「ホッテントット・エプロン」と呼ばれたりしました。
余談ですが、その女性のひとりは、ヨーロッパでサーカスの見世物とされたあと、死後も、その部分の石膏模型が博物館に展示されたりもしたそうです(後に、これは、「植民地主義」の象徴と批判されて、撤去されました)。
したがって、どういう形を「美しい」とするかは、個人の審美眼によるしかないのですが、参考までに数値を。『ヴァギナの文化史』を書いたイェルト・ドレントによれば、9年間で1603人の女性の外性器手術を手がけたフランスの整形外科が「肥大」の基準としていたのは、「片側の幅=4センチ」だったそうです。
話を元に戻しましょう。
やっぱり、それは、鑑賞して楽しむというものではない――というのが、筆者の結論。
「見せる美しさ」よりも、「隠す(隠そうとする)美しさ」を、女性のみなさんには追求していただきたい――と願いつつ、この講、これにて終了といたします。

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
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