おひとり様用 「正しいセフレ」 の作り方


そんなときにほしくなるのが、「エッチできる異性の友(=セフレ)」。
しかし、このセフレ、安易に作ると、あとが大変。その条件とは?
ノート〈5〉 おひとり様用「正しいセフレ」の作り方
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「おひとり様」を「死にたくなるほどの寂しさ」から救うためには、「異性の友」が必需である。
「異性の友」には、[1]セックス・フレンド、[2]リスペクタブル・フレンド(尊敬できる友)、[3]ジャスト・フレンド(ただ友)――の3種がある。
前回は、そんな話をして、できれば[3]が[1]を兼ねる、[2]が[3]であったり[1]であったりするのが、理想的だけど……と申し上げました。
しかし、「セックス・フレンド」(俗に「セフレ」というやつです)を作るというのは、長住の経験からしても、そう簡単なことではありません。
誤解しないでくださいね。
「セックス」に持ち込むのがむずかしい――という話ではありません。
自分に好意を持っている異性をベッドに連れ込んで、「必要なときだけやらせてくれる女に仕立てる」あるいは「欲しいときだけやってくれる男に仕立てる」だったら、そんなにむずかしいことではないかもしれません。
しかし、これは邪道である!
人間としてやってはいけないことである!
と、長住は固く自らに戒めています。
「セックス・フレンド」を作ることのむずかしさは、そこにあると思っています。
では、どういう相手なら、OKか?
簡単に言うと、「対等」であるということです。
何が「対等」かと言うと、たがいの「想い」の質が――です。
自分には「その気」はないけれど、相手は自分にホレていて、できれば「恋人」になりたいと思っている。その気持ちを利用して、体だけをいただいておく。これは、「外道」のやることだ――と、長住は思っています。
まずは、こういう相手を「セフレ」にはしない、という条件からまとめておきましょう。
「異性の友」には、[1]セックス・フレンド、[2]リスペクタブル・フレンド(尊敬できる友)、[3]ジャスト・フレンド(ただ友)――の3種がある。
前回は、そんな話をして、できれば[3]が[1]を兼ねる、[2]が[3]であったり[1]であったりするのが、理想的だけど……と申し上げました。
しかし、「セックス・フレンド」(俗に「セフレ」というやつです)を作るというのは、長住の経験からしても、そう簡単なことではありません。
誤解しないでくださいね。
「セックス」に持ち込むのがむずかしい――という話ではありません。
自分に好意を持っている異性をベッドに連れ込んで、「必要なときだけやらせてくれる女に仕立てる」あるいは「欲しいときだけやってくれる男に仕立てる」だったら、そんなにむずかしいことではないかもしれません。
しかし、これは邪道である!
人間としてやってはいけないことである!
と、長住は固く自らに戒めています。
「セックス・フレンド」を作ることのむずかしさは、そこにあると思っています。
では、どういう相手なら、OKか?
簡単に言うと、「対等」であるということです。
何が「対等」かと言うと、たがいの「想い」の質が――です。
自分には「その気」はないけれど、相手は自分にホレていて、できれば「恋人」になりたいと思っている。その気持ちを利用して、体だけをいただいておく。これは、「外道」のやることだ――と、長住は思っています。
まずは、こういう相手を「セフレ」にはしない、という条件からまとめておきましょう。

以下は、私が自らに「こういう女性の体をいただいては、男が地に落ちるゾ」と言い聞かせている条件です。
女性が男性を「セフレ」にする場合も同様――と考えていただいていいと思います。
[1]自分にホレているらしいが、自分には「彼女(カレ)」にする気はない、という相手
それでもその体だけをいただくというのは、人の道に反する――と、私は思っています。
一度でも、その気持ちを利用してしまえば、相手の精神を傷つけてしまうだけではありません。もしかしたら、その相手は精神的な「ストーカー」となって、一生、あなたにつきまとい続けるかもしれません。
応えられない「好き」には、「ありがとう。でも、私にはその気持ちに応えることはできない」と、誠実に伝えることが、人としての最低限の務め。
なので、このタイプは、絶対に「セフレ」にしてはいけないのです。
[2]だれとでもOKという「ゆるい女(男)」
あなたの周りにも、もしかしたらいるかもしれませんね、こういうタイプ。

女であれば、だれかれかまわず手を出す男。
いとも簡単にベッドインできてしまえるので、「おひとり様」の寂しさを紛らすには、「都合のいい相手」と見えるかもしれませんが、少なくとも長住は、いくら不自由しても、こういう女性には手を出しません。もちろん、「セフレ」にもしません。
なぜか?
精神が救われないからです。
愚かなジュニアは、一時の満足を手にするかもしれませんが、その代わりに精神は、「ああ、あんな女とやっちまった」という「後悔」を抱え込むことになります。「後悔」程度ならいいのですが、ときには、《自己嫌悪》というやっかいな病を発症します。
「自己嫌悪」を抱え込むくらいなら、「寂しさ」と向き合ったほうがまだまし――と思うので、「武士は食わねど」とガマンを決め込むわけです。
それに、もうひとつ。
こういう女や男と寝てしまうと、後遺症が残ります。その「後遺症」とは、あなたもその同類と見られるようになる――という後遺症です。
「だれとでも寝る女(男)」とそういう関係になってしまうと、あなたにも「だれとでもやる男(女)」というレッテルが貼られてしまう。これ、けっこう、あとあとまで響くんですよね。
せっかく、「寂しい長住の相手でもしてやるか」という奇特なご婦人が現れたとしても、「○○ともやっちゃった」は、彼女のせっかくの好意に水を差すマイナス要件になりかねません。
なので、長住は、たとえ「孤独感」に首まで浸かろうとも、この手の安易な「セフレ関係」は作らないようにしています。
[3]話が5分と続かない相手
要するに、文化を共有できない相手――ということです。
エッチは簡単にできる。しかし、エッチする以外に、その相手と時間を過ごす方法が見つからない。
話題は共有できないし、メシも食えない、やろうというゲームもまるで違うのでやる気になれない、もちろん、見たいビデオもTVも違う……という相手。
こうなると、相手の体に触れているしかやることがないわけですが、これって、けっこう苦痛です。
たとえ肉体の孤独を癒すことが目的ではあっても、「友だち」として過ごす時間が作れない相手とは、長住は、エッチはいたしません。
ま、ざっと、こんなところでしょうか。
では、どんな相手ならOKか?
こちらもまとめてみました。

最初に、「対等」であることが条件――と申し上げましたが、具体的にはこういうことです。
こちらも、女性が男性を「セフレ」とする場合も同様とお考えください。
[1]おたがいに「好き」だが「ホレる」ほどではない、「惜しい」相手である
あなたにもいるのではないでしょうか、こういう異性が?
その「好き」の程度は、だいたい同じくらい。しかし、どちらも、相手を「ステディ」にする気はまったくなく、たとえエッチしたとしても、それで相手につきまとったりする心配はまったくない。といって、何もなしでスレ違ってしまうには、ちょっと惜しい相手である――という程度の存在です。

おたがいがこんなスタンスでいられる相手なら、「セフレ」としては最高だろう――と、長住は思います。ええ、こんな「セフレ」なら、金のワラジを履いてでも探します。
[2]エッチ抜きで「友だち」としても会える相手である
これも、重要な条件ですね。
前段の[3]でも申し上げましたが、文化も趣味も共有できず、エッチする以外に時間の過ごしようのない相手だと、「会う=エッチする」になってしまい、「SEXすること」が半ば義務化してしまいます。
自分がしたいときにだけ呼び出して、パッと事に及んで、成し遂げたらさっさと引き上げる――そんなすさんだ人間関係を続けるしかなくなるわけで、それでは「おひとり様」の精神の荒涼を癒すことはできません。
「きょうはエッチ抜き」でも、十分に楽しい時間を過ごすことができる。欲を言うようですが、そんな相手でないと、ロマン派おひとり様である長住は、満足できません。
[3]ある程度、「時間の自由」が利く相手である
「セフレ」として――となると、求める側の「欲望メーター=エッチ需要」は、ある程度、テンパっている場合が多いかと思います。
そこで、「3カ月待ち」とか「1年待ち」なんて返事だと、「じゃ、宅配ですませるわ」てなことにもなってしまいます。これでは、「セフレ」の意味はありません。
そうです。「セフレ」には、ある程度の《オンデマンド性》が求められるわけです。
その意味では、相手は、メチャクチャ忙しい人とか、ほとんど日本にいない人とか……では、ダメということになります。
逆に、ものすごくドメスティックな人、たとえば、嫉妬深いカレや夫、厳格でうるさい両親などに四六時中監視されていて、滅多なことでは出てこれない――という人でもダメ。
理想を言うなら、ひとり暮らしで、出入り自由な環境にある人。思想的にも倫理観的にもリベラルで、周囲の目を気にする必要もない人。そういう相手がベターかと思います。
[4]「深入り」しないですむ「ブレーキ・システム」を持っている
おたがい、「セフレ」のつもりでつき合っていても、そこは人間同士。
いつ、心変わりして、「あなたの女になりたい」「やっぱり、オレだけの女になれ」などと言い出すかわかりません。
間違ってもそうはならない「制御装置」を心の内に持っている。
私はこれも、「セフレに向く相手」の条件のひとつと考えています。
たとえば、相手には家庭がある、長年、想い続けている「かなわぬ恋」の相手がいる、なんていうのもそのひとつ。旅の途上である、なんてのも、そのひとつ。さらには、ふたりには結ばれてしまうわけにはいかない宗教的・政治的・倫理的制約がある、なんていうのも、そのひとつでしょう。
要するに、とことんまでは深入りしなくてすむ「制御要因」を、自分の心の内にしっかりキープしている人――ということです。
そういう相手とであれば、そんな相手を「セフレ」にしてしまった自分の心の負荷も軽減されます。
二次的条件ではありますが、これもまた、セフレに向く相手の条件と言っていいと思います。

もろもろの条件を挙げましたが、これらの条件をかなえる相手となると、そうそう簡単には見つかりません。


その彼女は、大学を卒業してほどなく結婚。相手は、一流商社の営業マンだったが、結婚から10年目に海外駐在が決まり、以後、世界各地を転々としている。
しかし、自分も教員としての仕事に意欲を燃やしている彼女は、夫の赴任先についていくことはできず、ふたりは、別居しながら、年数回のカレの帰国の際に束の間の夫婦生活を楽しんでいる。
そんな彼女と偶然にも再会した私は、酒を飲んでは昔話に花を咲かせ、そのうち、肉体的関係を持つようになった。
長期間の夫の不在に欲求不満を募らせている彼女は、会えば激しく燃え、私たちは官能的な夜を過ごすのだが、しかし、彼女には夫と別れて私と一緒になる気などは、さらさらない。
私も、そんな事情を知りながら、彼女の体の炎を鎮め、自らの寂寥の穴を埋めることに没頭する。
そんな私たちの関係は、もう10年近く続いている――。
みたいな……。
そんな妄想に耽りつつ、私は別の方法で、「癒されぬ夜」を癒しているのですが、その話はまた、別の機会に。

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。



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