結婚するなら声高めの男、Hするなら低めの男がいい…説

「SEXに向く声」と「結婚に向く声」は、
どうやら違うらしい。研究によると、
排卵期になると、女は、声の低い男に惹かれる!?
性とエッチの《雑学》file.52 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 低音 右脳

【リンク・キーワード】 エッチ 官能小説 オーガズム 不倫
このシリーズの《File-48》(『そのとき、なぜ女は目を閉じ、男は目を開けるのか?』参照)で、SEXの最中に女性が目を閉じるのは、「触覚」と「聴覚」に神経を集中させたいからだ――という話をしました。
そんなイケメンでもないし……という男性には、これはありがたい習性です。何を隠しましょう、この筆者も、十分にその恩恵にあずかっているわけです。
「ほんと、あなたって、目を閉じてると、いい男よねぇ」などと、わけのわからないホメ言葉をちょうだいしたことも、何度かありました。(←あ、これは、歌を歌っているときの話です)
耳を通して入ってくる「音声」という刺激は、聴いている人間の感情形成に大きな影響を与えます。
では、どんな声がどんな感情を呼び起こすのか?
エッチに向く男の声と結婚に向く男の声
これについては、さまざまな研究が行われていますが、
声の高さと膣の分泌液量に関する臨床学的研究
なんていう研究報告は、世界中を探してもありませんでした。
しかし、声の周波数(高さ)や振幅(大きさ)と、それが呼び起こす感情に関しては、いくつか研究レポートがあります。それらが共通して指摘していることは、だいたい、次のようなことです。
そんなイケメンでもないし……という男性には、これはありがたい習性です。何を隠しましょう、この筆者も、十分にその恩恵にあずかっているわけです。
「ほんと、あなたって、目を閉じてると、いい男よねぇ」などと、わけのわからないホメ言葉をちょうだいしたことも、何度かありました。(←あ、これは、歌を歌っているときの話です)
耳を通して入ってくる「音声」という刺激は、聴いている人間の感情形成に大きな影響を与えます。
では、どんな声がどんな感情を呼び起こすのか?

これについては、さまざまな研究が行われていますが、
声の高さと膣の分泌液量に関する臨床学的研究
なんていう研究報告は、世界中を探してもありませんでした。
しかし、声の周波数(高さ)や振幅(大きさ)と、それが呼び起こす感情に関しては、いくつか研究レポートがあります。それらが共通して指摘していることは、だいたい、次のようなことです。
【声の高さと呼び起こされる感情の関係】
高い音……元気、楽しい、興奮、安心
低い音……落ち着く、沈静、脅威
【声の大きさから感じる相手との距離】
ささやき声……相手を近くに感じる
叫び声…………相手を遠くに感じる
高い音……元気、楽しい、興奮、安心
低い音……落ち着く、沈静、脅威
【声の大きさから感じる相手との距離】
ささやき声……相手を近くに感じる
叫び声…………相手を遠くに感じる
なんだかねぇ~ですよね。
こんなこと、わざわざ高い実験装置使って調べなくても、こちとら、先刻ご承知でェ! という気分です。
しかし、中には、「ヘェ~」と思うレポートもありました。
それがこちら

《排卵期》になると、女は、低音男性に性的魅力を感じる!

このレポートが紹介されていたのは、英国の専門誌『Hormones and Behaviour(ホルモンと行動)』。
それによると、この研究を行ったのは、セント・アンドリュース大学のデヴィッド・ファインバーグという、ハンバーグみたいな名前の心理学博士。博士は、1ヵ月の月経周期をいくつかの時期に分け、男性の声をどう感じるかを女性たちに質問して、データを集めたのだそうです(←なんと、楽しい研究。筆者もやってみたい!)。
その結果、排卵期になると、「声の低い男性」に魅力を感じる女性の率が高くなることがわかった――というのです。
博士はその理由を、こう分析しています。
《声の低さは、男性ホルモンであるテストステロンの分泌量が多いことを示し、そういう男性のほうが生殖活動に有利、という本能的判断が下されるからだろう》
ここから博士は、「低音男性のほうが女性と性的関係をもつ機会が多い」とも示唆しています。
ただし、「長期の関係を結ぶ相手」としては、声が高めでやや女性的な男性のほうが魅力的に映る――という結果も、博士は報告しています。
声の高い男性のほうが「相手を思いやる能力にたけている」と判断されるからだろう、というのです。
フム! つまり、こういうことですね。
結婚するなら「声の高めの男」。
愛人にするなら「声の低い男」。
知りませんよ、ファインバーグ博士がそう言ってるだけですから。
さて、以上の原理を踏まえた上での《応用編》です。
ファインバーグ理論によれば、こうなります。
デートの初期の段階では、やや高めの声でしゃべって、女性を安心させ、楽しい気分にさせたほうがいい。
しかし、ベッドに彼女を誘い、愛の営みに移ったら、声は低くしたほうがいい。
しかも、その前に紹介した「声の大きさ」理論からすると、この「低い声」を、どうやらささやくように発したほうが、女性は男性を身近に感じて、より効果的――ということになるようです。
「ささやく」となれば、「耳元へ」ですが、さて、ここで問題です。

人間は、音声情報を耳の鼓膜で感じとりますが、これだけではまだ「言葉」として理解されません。
耳から入った音声情報は「ウエルニッケ中枢=感覚性言語野」と呼ばれるところへ運ばれて、初めて、その意味などを受け取ることができます。
「ウエルニッケ中枢」は、左右の側頭部(耳の上あたり)に、それぞれ1つずつついています。耳→ウエルニッケ中枢→大脳の各野 という信号の流れは、右でも左でも、同じように行われます。
しかし、処理の仕方がかなり違います。
ご存じのように、「右脳」と「左脳」は、まったく同じ構造をしていながら、その処理方法が、かなり違うのです。
あ、ここで、ちょっとだけ注意。
右脳は右耳と、左脳は左耳と直結している――と思う人もいるかもしれませんが、実は逆。体から入ってくる感覚信号は、脳に入る段階ですべて交差します。
つまり、右耳が受け取った情報は、主に左脳で処理され、左耳が受け取った情報は、主に右脳で処理されるのです。
このことを頭に入れた上で、ざっと左右の脳のはたらきを復習しておきましょう。

・情報を論理的に処理し、論理を組立てる
・言葉の意味を理解し、話す、書くなどの作業を処理
・感覚器官から入ってきた情報をもとに、「喜怒哀楽」の感情を決定する

・情報を一瞬でイメージとして受け取る
・論理や思考に頼らず、カンで判断を下す
・情報を「映像」として記憶し、空間を思い描く
さて、これだけ見れば、「愛の言葉」は、感情の決定に関与する「左脳」に訴えたほうがいいような気がします。
確かに、「キミを愛してるよ」とか「ボクたち結婚しよう」といった言葉は、「左脳」でしっかり、その意味を受け取ってもらい、「あなが好き」という感情を芽生えさせてもらったほうがいいように思えます。
しかし、あの最中の「ささやき」は別です。「意味」なんて考えてもらう必要がないからです。
たとえば、カレの愛撫で高まっていくあなたの耳元に、カレが
「いいよ」「すてきだよ」「好きだよ」
とか、
「ウッ……たまらない。イキそう……」
とささやいた場合の彼女の反応を、右の耳と左の耳で比較してみましょう。

・ホント? ほんとに「好き」なのね? 他の女にも言ったりしてないでしょうね。ああ、私も好きだわ。
・「ステキ」だなんて……でも、うれしい、その言葉。あなたもス・テ・キ!
・もう、イッちゃうの? 私、もう少し。まだよ、まだイッちゃダメぇ~。

・ああ、なんてしびれる声。あなたの声が子宮に響くわ。
・ああ、何か言ってるけど、何言ってるのかよくわからないけど、なんだか……頭の中でミラーボールがグルグル回ってるわ。あなたの声が光になってるゥ……。
・その激しい息遣い! なんて動物的なの。わたし、何だか変になっちゃう~。
ざっとこんなところでしょうか。
男性のみなさん、もうおわかりですよね。
「いやらしい言葉」で彼女の官能に火をつけたい――と思ったら、どっちの耳にささやきかければいいか?
そして、女性のみなさん。
カレの甘いささやきに、あなたは、右の耳を差し出しますか?
それとも、左の耳を差し出しますか?
今夜の注文はどっち?

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
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