「おひとり様」には、なんと、1週間でウジが湧く


そんな「偏見?」を受けてきました。これ、半分ハズレ、半分アタリ!
ちょっと油断すると、そこはたちまちウジ虫の巣窟と化してしまいます。
ノート〈4〉 「おひとり様」には、なんと、1週間でウジが湧く
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前2回は、「おひとり様」を続けるには、「自分のメシは自分で作る」が絶対条件だと申し上げました。
もうひとつ、絶対的な条件があります。
それは「住環境」です。
簡単に言うと、
自分が暮らす部屋の中を、きちんと管理できるかどうか
これが、きわめて重要ということです。
別に、インテリアに凝って、「ワァ、ひとりなのに、おしゃれェ!」などと言わせる必要はありません。←言われたら言われたで、うれしいものですが……。
私が言う「管理」とは、衛生的に問題ない程度に部屋の中を清潔に保ち、生活上または精神生活上、不自由を感じない程度には部屋の中を整理整頓する――ということです。
NGな例をご紹介しましょう。
部屋の中に「けもの道」かい?
私の友人に、やはり、ひとり暮らし歴20年を超える男がいました。
一度、その友人の部屋を訪ねたことがあるのですが、私は、ドアを開けたとたん、閉めてしまいたくなりました。
見てはいけないものを見てしまったような気がしたからです。
その男は、決められた日にゴミを出すという、たったそれだけのことができないような、恐ろしく管理能力の欠如した人間だったのです。
なにしろ、玄関を開けたとたんに目に飛び込んできたのが、部屋の中に堆く積み上げられたゴミ袋の山。その上に新たにゴミ袋を積み上げようとしたら、4トントラックの荷台にセメント袋を放り上げるくらいの背筋力を要するに違いない。
別に、この男、ゴミは決められた日に集積所へ出すということを、知らなかったわけではありません。
知ってはいたのです。が、「ま、いいか。今度、まとめて出そう」と思ってしまった。
この「今度……」が、クセモノ。
「おひとり様」が、いったん、「ま、いいか。今度……」という思想に染まってしまうと、住環境は、たちまち破壊されてしまいます。
この友人は、ゴミ同様、掃除も「ま、今度……」と考えたようでした。
積み上げられたゴミ袋の山の中に、人がひとり通れるだけの「けもの道(?)」のようなものができていたのですが、私が、一歩足を踏み出すと、足元から何か、モワーッと立ち上るものがありました。
最初は、ドライアイスの煙でも立ちこめているのかと思いました。
違いました!
それは、なんと、うっすらと積もった綿ボコリだったのです。元は、ツルッツルのフローリングだったはずの床に積もった綿ボコリが、歩を進めるたびに舞い上がって、ドライアイスの煙みたいに、たなびいていたのです。
ここまでくると、末期症状。もう、手のつけようがありません。
「おひとり様」と「様」付けで呼ばれる資格なんぞ、ありゃあしません。
さすがの私も、ここまで落ちぶれたことはありません。
ありませんが……しかし、ゾーッとなったことはあります。
もうひとつ、絶対的な条件があります。
それは「住環境」です。
簡単に言うと、
自分が暮らす部屋の中を、きちんと管理できるかどうか
これが、きわめて重要ということです。
別に、インテリアに凝って、「ワァ、ひとりなのに、おしゃれェ!」などと言わせる必要はありません。←言われたら言われたで、うれしいものですが……。
私が言う「管理」とは、衛生的に問題ない程度に部屋の中を清潔に保ち、生活上または精神生活上、不自由を感じない程度には部屋の中を整理整頓する――ということです。
NGな例をご紹介しましょう。

私の友人に、やはり、ひとり暮らし歴20年を超える男がいました。
一度、その友人の部屋を訪ねたことがあるのですが、私は、ドアを開けたとたん、閉めてしまいたくなりました。
見てはいけないものを見てしまったような気がしたからです。
その男は、決められた日にゴミを出すという、たったそれだけのことができないような、恐ろしく管理能力の欠如した人間だったのです。
なにしろ、玄関を開けたとたんに目に飛び込んできたのが、部屋の中に堆く積み上げられたゴミ袋の山。その上に新たにゴミ袋を積み上げようとしたら、4トントラックの荷台にセメント袋を放り上げるくらいの背筋力を要するに違いない。
別に、この男、ゴミは決められた日に集積所へ出すということを、知らなかったわけではありません。
知ってはいたのです。が、「ま、いいか。今度、まとめて出そう」と思ってしまった。
この「今度……」が、クセモノ。
「おひとり様」が、いったん、「ま、いいか。今度……」という思想に染まってしまうと、住環境は、たちまち破壊されてしまいます。
この友人は、ゴミ同様、掃除も「ま、今度……」と考えたようでした。
積み上げられたゴミ袋の山の中に、人がひとり通れるだけの「けもの道(?)」のようなものができていたのですが、私が、一歩足を踏み出すと、足元から何か、モワーッと立ち上るものがありました。
最初は、ドライアイスの煙でも立ちこめているのかと思いました。
違いました!
それは、なんと、うっすらと積もった綿ボコリだったのです。元は、ツルッツルのフローリングだったはずの床に積もった綿ボコリが、歩を進めるたびに舞い上がって、ドライアイスの煙みたいに、たなびいていたのです。
ここまでくると、末期症状。もう、手のつけようがありません。
「おひとり様」と「様」付けで呼ばれる資格なんぞ、ありゃあしません。
さすがの私も、ここまで落ちぶれたことはありません。
ありませんが……しかし、ゾーッとなったことはあります。

地域によって違うかもしれませんが、たいてい、生ゴミの収集日は、月・水・金とか火・木・土というふうに、週3回ペース程度に設定されていると思います。
「おひとり様」の場合、2日に1回のゴミ出しは必要がない――というか、そんなにゴミが出ないはずです。
なので、私も、収集日を、月→金→水→月というふうに1回飛ばしにして、ゴミ出しすることを習慣としていました。
これを、何かの理由で、1回、サボってしまった。
つまり、月→金で出す予定が、サボったために、月→月となってしまった。
何が起こったか?
エラいことです、みなさん。
ゴミ・ペールの周り、床、壁……に、ビッシリと、ブドウのタネ状のものが張り付いていたのです。
なんじゃ、これ……?
オレ、知らないうちに、ブドウのタネをこんなところに吹き飛ばしたか……?
さらに注意して周りを点検した瞬間、全身に鳥肌が立ちました。
そのタネの周りで、なにやらモゴモゴと動いているゼリー状の小さな物体がある。
よく見ると、それは小バエのウジ虫でした。すると、ブドウのタネと見えたものは、サナギ……?
そうなんです。
近頃の小バエは、ものすごくライフ・サイクルが短い。

1週間もあれば、食品に産み付けた卵がウジになり、さらにサナギになり、ヘタすると羽化までしてしまう。
あっと言う間に、愛するキッチンが、ハエの生産工場と化してしまう。
つまりです、「おひとり様」生活は、ハエの大量発生との油断のならない闘いの日々でもあるわけです。

ついでにもうひとつ、「おひとり様」が闘うことになる大敵をご紹介しておきましょう。
それは、なんと「水垢」。「垢」と言いましたが、正式には「結晶」です。
何の……?
水道水のカルキ成分です。
たとえば、シンクや浴槽の縁。こういうところに残った水滴を拭き取らずに放置しておくと、水分は蒸発してしまいます。
しかし、都市の水道水には、消毒・殺菌のために、かなりな量のカルキ(次亜塩素酸カルシウム)が使われています。こいつは、水が蒸発したあとも、結晶となって残ります。
これがこびりついてしまうと、容易なことでは落とせません。最終的には、ヤスリなどでこすり落とすしかなくなります。
かくして、「おひとり様」のキッチンのステンレスや耐熱タイル、浴槽の縁などの水平な部分(つまり、水滴が残りやすい部分)には、白い水垢がこびりつき、そこに汚れが付着して、見るも無残な姿になってしまいます。
しかし、これは、ふだんからほんのちょっとしたことを心がけるだけで、未然に防げることでもあります。
水を使ったら、飛び散った水滴をサッと拭く。また使う、またサッと拭く。
常に、拭くための雑巾なりダスターなりを手元に用意して「サッとひと拭き」を習慣化してしまえば、あとで大騒ぎをしなくてすむわけです。
他にも、そのとき、始末しておけば、あとで大変な思いをしなくてすむことがいろいろあるのですが、ここで、そのすべてを紹介することは、とてもできません。
ただ、このことだけは覚えておいていただきたいのです。
「おひとり様」=不快、にしないためには、
「そのときやればすむ簡単なこと」を、決して後回しにしない。
これさえ頭の中に入れておけば、「むさいひとり暮らし」になどならずにすむ、というわけです。

英語に、
Don’t put off till tomorrow what you can do today.
という格言があります。
直訳すると、《今日できることを明日に持ち越すなかれ!》でしょうか。
最初に紹介した「おひとり様」のわが友人は、そんな格言を尻目に、こうウソぶいておりました。
《明日でいいことは、今日するな!》
ダメじゃん、それじゃ――ですよね。
その結果、友人の住まいは、手のつけられない荒れ住まいとなったのでした。
もし、「おひとり様」を快適に過ごしたければ、私は、もっと徹底すべきだと思います。
《いまやれることを、「後で」と言うことなかれ!》
こういう精神を身に着け、それを習慣化できるとどうか?
「おひとり様」に向いているかどうかは、そこでも決まる――と、私は思うのですが、いかが?

管理人は、常に、下記3つの要素を満たすべく、知恵を絞って記事を書いています。
みなさんのポチ反応を見て、喜んだり、反省したり……の日々です。
今後の記事作成の参考としますので、正直な、しかし愛情ある感想ポチを、どうぞよろしくお願いいたします。



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