男が女の「前の男」を気にする理由


 不純愛トーク   第263夜  
 男女の関係は、ふたりの間で「化学変化」を起こすような関係が理想的。前回は、そんな話をしました。では、過去の「化学変化」についてはどうなんでしょう? 前の男との間で起きた「化学変化」を、男はどう感じるのか? 今回は、そんな話をしてみたいと思います――。

【今回のキーワード】 前の男 仕込み
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AKI 前回は、男と女の「化学変化」について、お話したわけですが、それって、当然、エッチの仕方についても起こることですよね?

哲雄 当然でしょう。特に、女性の場合は、そうなのではありませんか?

AKI そんなこと言いながら、ひとの体をなめ回すように見たりするの、禁止!

哲雄 どこかに「化学変化」の痕跡が残ってないか――と思いましてね。フム……そうだったのか。

AKI な、何か……?

哲雄 キミの最初の男は、もしかして左利きだったのではないか……なんてね。

AKI ドキッ! ど、どうしてわかったかなぁ……?

哲雄 キミは、私と並んで座るとき、必ず、私の右側に座りますよね。これは、かつてキミが左利きの男に愛されたことの証左である。と思ってよくよく見てみると、右の乳のほうがいくぶん、発達しているような……。

AKI エッ、ホント!?……って、それも「化学変化」なんですか?

哲雄 ええ、立派に。特に、女性の場合は、初めてその人のセックスの相手となった男性による化学変化は、かなり大きいと思います。男の側から言うと、「仕込む」ってことになるんですけどね。

AKI 仕・込・む――ですか?

哲雄 もしかして、それが、キミの初めての男だったとか?

 私の、私のカレは~、左利き~、
 右のお乳が~、感じるのォ~


 なんてね。

AKI バカにしてるし……。ね、哲ジイ。男って、彼女が受けたであろう「化学変化」って、気にするものなんですか?

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ミセス・ボディショット〈10〉 そのキスの罪の重さ

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トレーナーの下から、ピンクに染まった脚がのぞいていた。
幸恵はその裾をゆっくり引き上げた。お約束の「尻見せ」。
やがてふたりの唇は近づき、小さな罪を犯した―― 


 マリアたちへ   第16話 
ミセス・ボディショット〈10〉

 前回までのあらすじ  40歳でテニスを始めた海野聡史は、レッスンのラリー練習で、有賀幸恵のボディショットに下腹部を直撃される。幸恵はクラスに4人だけいる女子の中でも、ちょっと目を引く美人だった。幸恵には夫がいて、テニスもふたりで始めたのだが、その夫は体を壊して、いまは休んでいるという。ある日のラリー練習で、聡史は幸恵とペアを組んで、見事なフォーメーション・プレーを見せ、相手ペアを下した。至福の瞬間だった。なぜか、幸恵と組むと、聡史の足は燃えた。その数週間後、「関東地区ASK杯争奪テニス大会」のエントリー受付が発表された。「海野さんも、出ましょうよ」と声をかけてきた幸恵だったが、その幸恵の肩に手を回しながら「ペア組もうよ」と誘いかけてきたのは、大沢だった。「もう、決まってるから」と答える幸恵。その視線が捉えたのは、聡史だった。有賀・海野ペアは、なりゆきで誕生した。「サーブに不安が…」と言う聡史を、幸恵はプライベート・レッスンに誘い、さっさとコートを予約。それは、聡史のオフィスのすぐ近くにある都営のコートだった。「あなたのオフィスって、シャワーある?」。練習が終わると、幸恵が言い出した。コートのシャワーが、あまりきれいじゃないから、と言うのだった。聡史は、幸恵を、だれもいないオフィスに案内した――

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このシリーズは、筆者がこれまでに出会ってきた思い出の女性たちに捧げる「ありがとう」の短編集です。いま思えば、それぞれにマリアであった彼女たちに、心からの感謝を込めて――。


  この話は連載10回目目です。この小説を最初から読みたい方は、こちらから、
    前回分から読みたい方は、こちらからどうぞ。


 「海野さん」

 声をかけられて振り向くと、有賀幸恵が上半身にトレーナーを着込んだだけの姿で立っていた。少し長めのトレーナーで、ももの半分ぐらいまでが隠れている。しかし、その下には、何も穿いてない。
 トレーナーの下からは、シャワーでほんのりピンク色に染まった生脚が、スラリと伸びていた。

 「風邪ひくよ、そんな格好じゃ」
 「一瞬だからね」
 「エッ!!」

 何が一瞬なのかもわからないうちに、幸恵はクルリと後ろ向きになり、トレーナーの裾をゆっくり持ち上げた。
 淡いサーモンピンクの下着に包まれた、形のいいヒップが、聡史の目に飛び込んできた。
 張りのある2つの筋肉の山が、光沢のある下着の生地からあふれそうになっている。 どこにもたるみのない、美しい肉の塊。その塊の間に、薄っすら透けて見える蠱惑の窪み。
 きれいだね――と言おうとした瞬間、トレーナーはカーテンのように下ろされた。

 「つまらないものですが、きょうのお礼でした」
 「高くついたね」
 「もっとはずみたいんだけど、これでも、貞操は守ってるつもりだから」

 聡史が見ている前で、幸恵はパンツに足を通して、かもしかのようなピンクの脚は隠されてしまった。
 ペーパーフィルターに注いだ湯から、ブルーマウンテンの香ばしい香りが立ち上っている。
 何度か湯を注ぎ足して2人分のコーヒーができ上がると、聡史はそれをカップに注ぎ、幸恵の前に差し出した。

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女は「不幸」を共有し、男はそれを比べ合う

手と手 

「それは大変だったわねェ」と不幸を共有しようとする女。
「オレのほうが大変だったんだゾ」と、それを比較しようとする男。
このスレ違い、男と女にとっては重要かもしれません。


 愛の会話力レッスン   第6回(改訂版) 
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 何かと言うと、他人と自分を比較して優劣を競い合おうとする男。
 それに対して、何とか共通点を見つけて融和を図ろうとする女。
 そのスレ違いは、おたがいの苦労や不幸な出来事を披露する場面でも表れてしまいます。
 まずは、典型的な「よくある会話例」からご紹介――。

 会話例1  「オレのほうが大変」と自慢したがる男

T男 まったく、まいったよ、あのクライアントには。2日がかりで撮った写真、全部撮り直しだって。

K美 ワッ、それはまいるわね。私もね、まるまる70カット撮り直しさせられたこと、あったもの。あのときは、死ぬかと思ったわ。

T男 死ぬかと……って、そっちは70だろ? オレは100カット撮り直しだよ。

K美 たいへんだったわね。ほんと、あのクライアントにつくと、エラい目に遭うわ。

T男 まだ、いいほうだよ、K美は。こっちは100カットだぞ。100カット、100カット……。

 K美とT男は、同じ会社の仕事仲間。たぶん、個人的にも親しい関係にあるのだろう、と推察できます。そのT男が、仕事先の理不尽な要求に腹を立てているシーンなのですが……。
 この会話、なんかヘン――と感じたあなたは、かなり優秀なコミュニケーション能力の持ち主と言っていいでしょう。
 そうなんです。ヘンなんです、この会話。
 どこがおかしいのか、ふたりの心の内をのぞいてみましょう。

K美の心の内……私も似たような経験してるから、同情してあげようと思ったのに、なによ、「自分のほうが大変な目に遭ったんだ。一緒にするな」みたいな言い方して。頭に来た。

T男の心の内……オレが大変な目に遭ってるってのに、K美のやつ、自分の大変自慢かよ。「それぐらいあたりまえよ」ってか? もうちょっと、やさしい言い方できないものかね。

 おわかりいただけたでしょうか?
 K美は「同情」を示そうとして、「自分も似たような経験したから、気持ちはわかる」と言おうとしているのですが、T男には、それがK美の苦労自慢のように聞こえて、不快感を抱いてしまいました。
 ここにも、コミュニケーションにおける男女の「性差」が表れています。
 ひと言で言うと、こうです。

 女は、体験を「共有」しようとし、
 男は、体験を「差別化」しようとする。


 簡単に言うと、女性は「私もあなたと同じよ」と言いたがり、男性は「一緒にするな」と思いたがる――ということです。

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ミセス・ボディショット〈9〉 ふたりだけのコート

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オフィス近くにコートを借りての、ふたりだけのラリー練習。
右に左に走り回る幸恵の姿を、聡史は「美しい」と思った。
その幸恵が「シャワーを借りたい」と言い出して―― 


 マリアたちへ   第16話 
ミセス・ボディショット〈9〉

 前回までのあらすじ  40歳でテニスを始めた海野聡史は、レッスンのラリー練習で、有賀幸恵のボディショットに下腹部を直撃される。幸恵はクラスに4人だけいる女子の中でも、ちょっと目を引く美人だった。幸恵には夫がいて、テニスもふたりで始めたのだが、その夫は体を壊して、いまは休んでいるという。ある日のラリー練習で、聡史は幸恵とペアを組んだ。その幸恵の頭の上を深いロブが越えていく。「海野さ~ん、お願~い!」。幸恵の声に聡史の足が燃えた。懸命にキャッチしたボールをクロスにロブで返し、相手がやっと拾って返した緩い球を幸恵がボレーで相手コートに叩きこんだ。至福の瞬間だった。しかし、次のペアとの対戦で、聡史は、痛恨の2連続Wフォールト。何もしないままに、ゲームは終わってしまった。「ドンマイ」と声をかけた幸恵だったが、その顔は怒っているように見えた。その夜、聡史は夢を見た。幸恵が男たち数人にコートから連れ去られ、ブッシュの中で凌辱される夢だった。これも、Wフォールトの報いか…。翌週、練習を終えた聡史がロビーでコーヒーを飲んでいると、幸恵が声をかけてきた。オフ会への誘いだった。小山コーチが卒業するので、そのお祝いの会だという。出席した聡史は、幹事としてみんなの世話を焼く幸恵の姿にホレ直すが、その姿をカメラに収め続ける男がいた。大沢健一。大沢はその写真を「おかず」に使うと言う。それを諌める聡史。幸恵が、「ありがとう」というように聡史に頭を下げた。翌週、「関東地区ASK杯争奪テニス大会」のエントリー受付が発表された。「海野さんも、出ましょうよ」と声をかけてきた幸恵だったが、その幸恵の肩に手を回しながら「ペア組もうよ」と誘いかけてきたのは、大沢だった。「もう、決まってるから」と答える幸恵が視線を送ったのは、聡史。有賀・海野ペアは、なりゆきで誕生した。「サーブに不安が…」と言う聡史に幸恵が提案したのは、プライベート・レッスンだった――

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このシリーズは、筆者がこれまでに出会ってきた思い出の女性たちに捧げる「ありがとう」の短編集です。いま思えば、それぞれにマリアであった彼女たちに、心からの感謝を込めて――。


  この話は連載9回目目です。この小説を最初から読みたい方は、こちらから、
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 「オムニ・コート」というのは、「砂入り人工芝」のコートのことで、スクールのハード・コートに比べると、いくぶん、ひざや腰への負担は軽くなる。その代わり、少し滑る。球を追って走り、打とうと思って踏ん張ったときに、その軸足がズリッと滑る感じがする。
 聡史の仕事場からだと、歩いても行けるその都営のコートには、全部で4面のオムニ・コートが並んでいた。
 有賀幸恵は、いつものスコートではなく、スウェットのパンツとトレーナー姿でコートに現れた。秋風の吹き始めた屋外のコートでは、スコートでは少し脚が寒いのかもしれない。パンツ姿になると、幸恵の脚は、スラリと長く見える。それも、聡史には魅力的に見えた。
 滑る足元を気にしながら、ボレー&ボレーで体をほぐし、それから左右のコートに分かれて、バスケットに一杯のボールが空になるまでサーブを打ち、そのボールを拾い集めては、また、サーブを打った。
 しかし、聡史のサーブは、ファーストがなかなか決まらない。たいていは、オーバーしてしまう。それを見ていた幸恵が、「海野さん」と声をかけた。

 「気のせいかもしれないけど、ファーストのとき、ラケット面がちょっと開いてる気がする。手首を少し、内側に曲げてみたら?」

 幸恵が「気のせいかも」と指摘したことは、正しかった。
 ひじが先に出てしまうために、どうしてもラケット面が開き気味になって、ボールをこする感じになっていた。それを矯正するために、手首を内側に曲げるように意識して振り下ろすと、面白いように鋭い打球が相手コートに突き刺さるようになった。

 「ナイス・サーブ!」

 横で見ていた幸恵が歓声を上げた。

 「すごーい、海野さん。そのサーブだったら、絶対、エースが取れるわよ」
 「有賀さん、ナイス・コーチですよ。よく、ボクの欠陥を見抜きましたね」
 「こないだ、ちょっと悔しかったから……」

 やっぱり、Wフォールトに怒ってたんだ――と思ったが、おかげで、サーブの精度は格段に上がった。

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「初夜権」って、ほんとにあったの?

手と手 

すべての「処女」が領主や神の所有物とされた時代。
存在したとされる「初夜権」の真偽を探ってみます。


 性とエッチの《雑学》file.11   R15 
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。

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 「性」に関する俗説の中に、かつて「初夜権が存在した」というものがあります。
 「初夜権」とは、新婚夫婦が誕生する際に、新郎よりも先に、その土地の領主や、聖職者などが、新婦と交わる権利を指す言葉です。
 「俗説」と申し上げたのは、「確かに存在した」を実証する公式な記録や証拠が残されていないからですが、「どうやらあったらしい」という痕跡は、いたるところに残されています。
 それらの痕跡や伝聞によると、「初夜権」を行使したのは、主に、次の3種類の男性たちとされています。

 [1]国王、領主、酋長などの政治的権力者。
 [2]神父、神主、シャーマンなどの聖職者。
 [3]庄屋、土地の長老、親族の代表などの世俗の権力者。


 だれが、行使するかによって、「初夜権」の意味するところも変わってきます。
 すべて解説すると膨大になってしまいますので、今回は、[1]の「政治的権力者」による「初夜権」の行使について、解説してみます。

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ミセス・ボディショット〈8〉 ペア誕生

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スクール合同のテニス大会。「オレとペア組まない?」と
誘いかけてくる大沢に、「もう決まってるから」と幸恵。
その視線が聡史を捕えた。そうしてペアが誕生した―― 


 マリアたちへ   第16話 
ミセス・ボディショット〈8〉

 前回までのあらすじ  40歳でテニスを始めた海野聡史は、レッスンのラリー練習で、有賀幸恵のボディショットに下腹部を直撃される。幸恵はクラスに4人だけいる女子の中でも、ちょっと目を引く美人だった。幸恵には夫がいて、テニスもふたりで始めたのだが、その夫は体を壊して、いまは休んでいるという。ある日のラリー練習で、聡史は幸恵とペアを組んだ。その幸恵の頭の上を深いロブが越えていく。「海野さ~ん、お願~い!」。幸恵の声に聡史の足が燃えた。懸命にキャッチしたボールをクロスにロブで返し、相手がやっと拾って返した緩い球を幸恵がボレーで相手コートに叩きこんだ。至福の瞬間だった。しかし、次のペアとの対戦で、聡史は、痛恨の2連続Wフォールト。何もしないままに、ゲームは終わってしまった。「ドンマイ」と声をかけた幸恵だったが、その顔は怒っているように見えた。その夜、聡史は夢を見た。幸恵が男たち数人にコートから連れ去られ、ブッシュの中で凌辱される夢だった。これも、Wフォールトの報いか…。翌週、練習を終えた聡史がロビーでコーヒーを飲んでいると、幸恵が声をかけてきた。オフ会への誘いだった。小山コーチが卒業するので、そのお祝いの会だという。出席した聡史は、幹事としてみんなの世話を焼く幸恵の姿にホレ直すが、その姿をカメラに収め続ける男がいた。大沢健一。大沢はその写真を「おかず」に使うと言う。それを諌める聡史。幸恵が、「ありがとう」というように聡史に頭を下げた。翌週、「関東地区ASK杯争奪テニス大会」のエントリー受付が発表された。聡史が迷っていると、「海野さんは、出ないんですか?」と、幸恵が声をかけてきた――

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このシリーズは、筆者がこれまでに出会ってきた思い出の女性たちに捧げる「ありがとう」の短編集です。いま思えば、それぞれにマリアであった彼女たちに、心からの感謝を込めて――。


  この話は連載8回目目です。この小説を最初から読みたい方は、こちらから、
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 着替えをすませてロビーでコーヒーを飲んでいるところへ、有賀幸恵が児玉慶子と一緒にやってきた。
 
 「ねェ、出ましょうよ、テニス大会」

 席に着くなり、幸恵が切り出した。横で慶子が「そうよ、そうよ」というふうにうなずいている。

 「私たち、ふたりとも出たいんだけど、まだ、ペアが作れてなくて……。児玉ちゃんも探してるんだよね?」

 うなずきながら、慶子が聡史の目を見る。聡史はその視線をスルーした。

 「ふたりでペア組む気はないんですか?」
 「エッ!? 女子でってこと?」
 「それもありなんでしょ?」
 「ありなんだけど、女子同士のペアじゃ、やっぱり弱いし……」
 「勝つ気、満々なんですね?」
 「そりゃ、そうですよ。それにね……」

 幸恵は慶子の顔を見て、何やら含みがありそうな笑みを浮かべた。

 「やっぱり、私たち、ミックスのほうが好きだし……。海野さんは?」
 「ま、どうせなら、美しい女性と組んだほうが、気合は入るでしょうしね」
 「エッ、美人?」

 ふたりが顔を見合わせるので、聡史はあわてて言葉を訂正した。

 「女性と組んだほうが美しい、ということですよ」

 「よかったね」と、幸恵が慶子の肩に肩をぶつけた。その肩を慶子が押し返した。

 「もし、ペアを組むとしたら……」

 そう言いかけた有賀幸恵の肩を、後ろからポンと叩いた男がいた。
 大沢健一。幸恵の写真を「おかずにしていいか?」と尋ねたあの男だった。

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「化学変化」の起こる《男と女》の関係


 不純愛トーク   第262夜  
 前回は「ユニット型夫婦」と「化合型夫婦」の話をしました。管理人が理想とする「聖なる夫婦」になれるのは、「化合型」なのですが、そのためにたいせつなのが、男と女で起こる「化学変化」。どんな夫婦であれば、その「化学変化」が起こるのか? 今回は、そのための条件を、管理人の経験を交えながら考えてみたいと思います――。

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AKI 世の中の人と人との結びつき方には、「ユニット型」と「化合型」がある。夫婦も然り。そして、哲ジイ言うところの「聖なる夫婦」は、「ユニット型」ではなく、「化合型」から生まれる――と、前回は、そのようなお話でしたわね。

哲雄 ま、概略、そのようなことを申し上げました。AKIクン風に言うと、「フルーツ盛り合わせ型」の夫婦ではなく、「ミックス・ジュース型」の夫婦ということになるわけですが、実は、この表現は、あんまり正確とは言えません。というのも、ただ、ミックスしただけでは、「化学変化」は起こりませんからね。

AKI その化学変化って、どうしたら起こるのでしょう?

哲雄 水素と酸素が出会うと、燃え上がって水になりますよね。化学変化というのはそういうもの。ある性質を持った物質とある性質を持った物質が、化合すると、まったく違う性質を持った別の物質に変わります。人間と人間の間でも、そういう変化が起こり得ると私は思っているのですよ。

AKI Sの男と出会って、女がMの快感に目覚めるとか……そういう変化ですね?

哲雄 どうしても、AKIクンは、話をそっちへ持っていきたいわけですね。確かに、そういう化学変化もあり……ですわなぁ。しかし、私が申し上げたい「化学変化」とは、そういうことも含めた生活全体、生き方そのものにまでかかわるような変化のことです。

AKI 哲ジイも、「化学変化」した経験があるんですね?

哲雄 私は、「カメレオン男」ですから……。

AKI カメレオン? なんじゃ、それ?

哲雄 相手に合わせて、体の色まて変えてしまいます。

AKI あなたの色に染まりたい――って? いい歳こいて、言うかな、そういうこと。だいいち、それじゃあ、単に相手に合わせただけってことじゃないですか?

哲雄 それもまたよし。おたがいが、最初は無理して相手に合わせているだけでも、いつの間にか、それが、自分の習慣になったり、自分の性質の一部になったり……ってことがあるんですよ。

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テーマ : 愛し方・愛され方
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「バカねェ」と笑わせる「失敗談」は、恋の花

手と手 

「バカねェ」「バカだねェ」――相手にそのひと言を吐かせたら、
その恋は、半分、成功したも同然です。
そこでモノを言うのが「失敗談」。今回は、その話を――。


 愛の会話力レッスン   第63回 
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 「自分はエラい」を見せようとする人間よりも、「自分はこんなにバカ」と思わせる人間のほうが、一般的には、人に好かれます。
 自分を「バカだねェ」と思わせるのに効果あり――なのが、「失敗談」の披露です。
 この失敗談には、いくつか条件があります。

 ①軽く笑える程度の「明るい失敗談」であること。
 ②その「失敗」の中に、本人の「憎めない人柄」がにじみ出ていること。
 ③他人に迷惑をかけたり、害を及ぼした「失敗」ではないこと。
 ④眉をしかめたくなるような、リアルで汚い失敗談や下ネタではないこと。

 などです。
 たとえば、こんな「失敗談」は、いずれもこの条件を踏み外し、熱っぽく語れば語るほど、引かれてしまいます。

 NG1 司法試験をもう15回も失敗してさぁ、気がついたらもうすぐ40だよ。⇒深刻すぎて笑えません。

 NG2 私、落っことすの、得意なんだよね。こないだも、ベランダから植木鉢落としちゃってさぁ。下を歩いてたおばあちゃん、病院送りにしちゃった。⇒人を傷つけたら、シャレになりません。

 NG3 こないだ、ウンコした後でトイレにペーパーがないことに気づいてさぁ。探したんだけど、持ってた紙っちゃ、1万円札しかなかったの。しょうがないから、それを4つに折って拭いて、また折って拭いて……ってやって、でもさ、金、それしかないじゃん。しょうがないから、水洗の水で洗って、支払いに充てたんだけど、レジのおねェさんが、変な顔すんのよ。「ニセ札じゃないか」って、電灯に透かしたり、ニオイ嗅いだりしてさぁ。オレ、ヒヤヒヤだったよ。⇒汚なすぎて、聞いてられなくなります。

 人が笑って聞いてくれて、その結果、聞いている人が「この人、いい人」と思ってくれそうな失敗談。そういう失敗談は、その場で作ろうと思ってもムリなので、私は、頭の中に「失敗談ネタ帳」のような引き出しを作っておいて、折にふれ、機に応じて、その中から手ごろなものを引っ張り出すようにしています。
 ちょっとだけ、ご紹介しておきましょうか?

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ミセス・ボディショット〈7〉 ミックス・ダブルス

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「ASK杯争奪テニス大会」が開かれることになった。
「海野さんは、出ないんですか?」
声をかけてきたのは、有賀幸恵だった――


 マリアたちへ   第16話 
ミセス・ボディショット〈7〉

 前回までのあらすじ  40歳でテニスを始めた海野聡史は、レッスンのラリー練習で、有賀幸恵のボディショットに下腹部を直撃される。幸恵はクラスに4人だけいる女子の中でも、ちょっと目を引く美人だった。幸恵には夫がいて、テニスもふたりで始めたのだが、その夫は体を壊して、いまは休んでいるという。ある日のラリー練習で、聡史は幸恵とペアを組んだ。その幸恵の頭の上を深いロブが越えていく。「海野さ~ん、お願~い!」。幸恵の声に聡史の足が燃えた。懸命にキャッチしたボールをクロスにロブで返し、相手がやっと拾って返した緩い球を幸恵がボレーで相手コートに叩きこんだ。至福の瞬間だった。しかし、次のペアとの対戦で、聡史は、痛恨の2連続Wフォールト。何もしないままに、ゲームは終わってしまった。「ドンマイ」と声をかけた幸恵だったが、その顔は怒っているように見えた。その夜、聡史は夢を見た。幸恵が男たち数人にコートから連れ去られ、ブッシュの中で凌辱される夢だった。これも、Wフォールトの報いか…。翌週、練習を終えた聡史がロビーでコーヒーを飲んでいると、幸恵が声をかけてきた。オフ会への誘いだった。小山コーチが卒業するので、そのお祝いの会だという。出席した聡史は、幹事としてみんなの世話を焼く幸恵の姿にホレ直すが、その姿をカメラに収め続ける男がいた。大沢健一。大沢はその写真を「おかず」に使うと言う。それを諌める聡史。幸恵が、「ありがとう」というように聡史に頭を下げた――

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このシリーズは、筆者がこれまでに出会ってきた思い出の女性たちに捧げる「ありがとう」の短編集です。いま思えば、それぞれにマリアであった彼女たちに、心からの感謝を込めて――。


  この話は連載7回目目です。この小説を最初から読みたい方は、こちらから、
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 「コーチ、次、行きましょうよ」

 一次会の居酒屋を出ると、児玉慶子が小山コーチの腕にぶら下がるような形になって、甘えた声を出した。

 「有賀ちゃんも行くでしょ?」
 「でも……私は、ダンナの面倒、看なくちゃいけないし……」
 「いいじゃない。一日ぐらいほっといても」
 「エーッ、でも……」

 そうだ、有賀幸恵のご主人は、体を壊してテニスを休んでいるという話だった――と、聡史は思い出した。
 それじゃ、ムリに誘うのもわるいよな。
 聡史がそう思いながら見ていると、「おーっ、有賀ちゃん」と、後から出てきた大沢健一が、幸恵の肩に手を回した。

 「行こうぜ、行こうぜ。たまにはパーッとさ」
 「だから、私は……」
 「じゃ、1時間だけ。な、な。せっかくの小山コーチの卒業祝いなんだからさぁ」

 「1時間だけ」と言われて、幸恵はチラと、聡史の顔を見た。
 その顔が、「あなたはどうするの?」と言っているように見えたが、聡史には帰って片づけなければいけない仕事が残っていた。
 ボクは帰って、ちょっと仕事を――と、手振りだけで説明すると、幸恵はコクリ……とうなずいた。
 結局、2次会に向かったのは、小山コーチと大沢、それに児玉慶子と有賀幸恵の4人だけだった。

 「あのメンツだと、どうせカラオケだな。あんまり好きじゃないんですよね、カラオケって」

 早川亮は、そう言って4人とは手を振って別れ、黒木敦子も、「子どもの弁当の準備があるから」と、ふたりしてメトロの駅に向かった。
 聡史はしばらく、その場に立ち止まって、街中へ消えていく4人の姿を見送った。
 児玉慶子は、コーチの腕にすがりついたまま、ややフラつく足でどんどん先へ進んでいく。気が進まないように見える幸恵の体を、大沢が抱き寄せるようにして、後についていく。
 一瞬、聡史の脳には、あの夢の映像がよみがえった。
 スコート姿のまま、5人の男たちに担がれてブッシュの中に連れ去られる有賀幸恵。男たちにくさむらの中に押し倒され、次々に衣服を剥ぎ取られていく幸恵の姿を、ニヤニヤしながら見下ろしていた男。
 やっぱり、あのときの男は大沢健一だった――と聡史は確信し、確信すると同時に、胸の中に黒い雲が湧き起こった。

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「達成感」は、いつか必ず、あなたを裏切る

抱き枕 心の抱き枕 〈4〉 

「目標」を立てて、その「達成」に向けて努力する。
得られるのは、「達成感」という名の報酬です。
しかし、この「達成感」というのは、「消えもの」です。
「達成感」頼みの人生は、最後には裏切られてしまいます。
では、どう考えるべきか? 今回は、そんな話を――。

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 よく、「人生の目標は何ですか?」と尋ねる人がいます。
 バカなこと訊くなぁ……と思いながら、私はこう答えます。
 「特になし」
 おバカなその人は、「エッ!? ないんですかァ?」と、変質者を見るような目でお尋ねになるので、私は、仕方なく答えます。
 「すべてを失うことです」
 その人は、目をパチパチ。
 やがて力なく首を振って、「こんなやつに訊いた自分がバカだった」という顔をして、立ち去っていかれます。

 そうなのです。
 人生には「目標」なんてない!
 それが、私の人生観を構成するもっとも重要なコンセプトです。
 私は、こう思っています。

 人とは、すべてを失う日(=「死」)に向かって、
 束の間の日々を生かされている存在にすぎない。


 なので、「私は○○になる」「○○を成し遂げる」などという目標は、設定しないことにしています。
 目標などは設定せず、その日、その時を、ただ謙虚に、一生懸命生きる。
 それでいい――というより、人とはそうあるべき、と考えています。
 しかし、それでは不安なので、人は、何やかやと目標を設定し、その目標を達成することによる「達成感」を心の糧として、生きようとします。
 人間にとって、これほどの「苦役」はない――と、私は思っています。
 「達成感」を得ようとして「目標」を設定し、やっと「達成感」を得たと思ったら、その瞬間に、その「達成感」は、霧と消えてしまいます。何日かは、その満足感に浸っていられるかもしれませんが、あとには、虚脱感だけが残ります。達成された「目標」は、達成された瞬間に「目標」ではなくなるのですから、この虚脱感を埋めようとしたら、また、新たな「目標」を探すしかなくなります。
 これを、永遠に繰り返すことになるわけです。
 私は、この《目標と達成感》ということを考えるたびに、ギリシャ神話に出てくる「シジフォス」の話を思い出します。

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ミセス・ボディショット〈6〉 他人の女房を「おかず」にするな

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幸恵が誘った「オフ会」は、小山コーチの卒業祝いだった。
幹事役の幸恵の姿を、大沢がしきりにカメラに収める。
「後で使わせてもらう」という大沢を、幸恵がニラんだ―― 


 マリアたちへ   第16話 
ミセス・ボディショット〈6〉

 前回までのあらすじ  40歳でテニスを始めた海野聡史は、レッスンのラリー練習で、有賀幸恵のボディショットに下腹部を直撃される。幸恵はクラスに4人だけいる女子の中でも、ちょっと目を引く美人だった。クラスの早川亮の話だと、幸恵には夫がいて、テニスもふたりで始めたのだが、その夫は体を壊して、いまは休んでいるという。ある日のレッスン前、ロビーでコーヒーを飲んでいると、「早いですね」と幸恵が声をかけてきた。聡史が独身だと知ると、幸恵は、「独身だって」と、横にいる児玉慶子の腕をつついた。その日のラリー練習で、聡史は幸恵とペアを組んだ。その幸恵の頭の上を深いロブが越えていく。「海野さ~ん、お願~い!」。幸恵の声に聡史の足が燃えた。懸命にキャッチしたボールをクロスにロブで返し、相手がやっと拾って返した緩い球を幸恵がボレーで相手コートに叩きこんだ。至福の瞬間だった。しかし、次のペアとの対戦で、聡史は、痛恨の2連続Wフォールト。何もしないままに、ゲームは終わってしまった。「ドンマイ」と声をかけた幸恵だったが、その顔は怒っているように見えた。その夜、聡史は夢を見た。幸恵が男たち数人にコートから連れ去られ、ブッシュの中で凌辱される夢だった。これも、Wフォールトの報いか…。翌週、練習を終えた聡史がロビーでコーヒーを飲んでいると、幸恵が声をかけてきた。オフ会への誘いだった。小山コーチが卒業するので、そのお祝いの会だという。聡史は出席することにした――

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このシリーズは、筆者がこれまでに出会ってきた思い出の女性たちに捧げる「ありがとう」の短編集です。いま思えば、それぞれにマリアであった彼女たちに、心からの感謝を込めて――。


  この話は連載6回目目です。この小説を最初から読みたい方は、こちらから、
    前回分から読みたい方は、こちらからどうぞ。


 みんなが、それぞれの一杯目のジョッキを空にする頃になって、黒木敦子が「遅くなりました」とやって来た。
 「あら、まだ、主役は来てないの?」と一座を見渡し、入り口に近い席に腰を下ろす。参加者の中ではいちばんの年長。50代の半ばか……と思われる年齢だが、その肌は、昨日まで南の島に行ってました、というくらいに浅黒い。きのうやきょう、テニスを始めたという人たちとは年期が違うのよ――とでも言いたげな顔を見ると、謙介は少し、肩身が狭くなった。
 「先輩、そんなすみっこじゃなくて、真ん中へどうぞ」と、早川亮が中央の席を勧めるのを、「いいの、いいの。私はすみっこが好きだから」と座り込み、座り込むと同時に、「ここ、いいんですよね?」と、ポシェットからタバコのケースを取り出した。
 アスリート風なのに、スモーカー。もしかして、その肌黒も、日焼けサロン? 黒木敦子という女が醸し出す雰囲気には、どこかちくはぐ……と感じさせるものがあった。
 有賀幸恵が、「飲み方、どうします?」と尋ねるのを、「あ、いいわ。自分で作るから」と、くわえタバコのままジョッキを手元に引き寄せ、そこへ、手づかみで氷を放り込んで、ドボドボと焼酎を注ぐ。
 その様子を、聡史も、幸恵も、他のメンバーも、あっけにとられて見守った。

 「ワイルドすねェ、黒木さん」

 からかうように声をかけたのは、大沢健一だった。
 ホメ言葉のつもりだったのだろうが、黒木敦子はその顔をジロリとニラみ返した。
 そこへ、小山真司がやって来た。

 「やぁやぁ、きょうの主役がご到着ですよ、みなさん」

 大沢がいち早く声をかけ、「どうぞどうぞ、特等席へ」と中央の席を指し示した。
 大沢が「ここ」と示したのは、有賀幸恵の隣の席だった。

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テーマ : 官能小説
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三十は「させ頃」、四十は「し頃」…のホルモン的意味

手と手 

女の性欲のありようは、三十代、四十代…と、
変化していきます。その変化を招くメカニズムとは? 


 性とエッチの《雑学》file.92   R15 
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。

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 三十、させ頃、
 四十は、し頃。


 みなさん、こんな言葉を耳にしたことは、おありですか?
 長住は、十五か十六の頃にこの言葉の意味を知り、それ以来、下宿のおばさんの目が怖くなってしまいました。ええ、その頃の下宿のおばさんは、おそらく、四十代半ば。「し頃」の真っ最中だったわけです。ま、何事もなく、無事、高校生活を終えましたけどね。
 そうです。
 この言葉は、女性の「性欲のありよう」を表す言葉なんですね。
 簡単に言うと、こういうことです。

悪魔女 女も三十代になると、言い寄ってくる男を
 寛容に受け入れてくれるようになる。
 四十代になると、自分から迫って、
 男を性の対象として楽しむようになる。


 フーム、いいねェ、アラフォー……なんて話をしようというわけではありません。
 女の性欲というものは、このように、年齢によって変化していく。それはなぜなのか――という話をしようと思うわけです。

 「そりゃ、あれだよ。女も三十代、四十代になると、黙ってても男が言い寄ってくるってわけにはいかなくなる。歳をとったら、自分からいくしかなくなるんじゃないの?」

 ま、外的要因としては、そういうこともあるかもしれません。
 しかし、個人的な好みを言わせていただくならば、三十代、四十代というのは、脂も乗って、女性としては十分に魅力的。私なら、喜んで飛びかからせていただきます。
 むしろ、この変化は、女性自身の内的要因によるところが大きいだろう――と思うのです。

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「ユニット型」夫婦と「化合型」夫婦


 不純愛トーク   第261夜  
 夫婦の理想の形は、何も言わなくてもおたがいをわかり合える「聖なる夫婦」だ。昨年末は、そんな話で終わりました。そんな「聖なる夫婦」には、どうすればなれるのか? 今年初のトークは、夫婦には「ユニット型」と「化合型」があるという話をご紹介。「聖なる夫婦」になれるのは、「化合型」である、という話をご紹介します――。

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哲雄 AKI 今年、初めてのトークとなりました。

甘え みなさん。
 あけまして、おめでとうございます。
 旧年中は、阿呆なジジイとバカな娘の
 ヨタ話におつき合いくださり、
 ありがとうございました。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

AKI ところで、哲ジイは、お正月は、どちらかにお出かけになったのですか?

哲雄 いいえ。静かに、ドメスティックに、新年を迎えさせていただきましたよ。AKIクンは、どこか、いらしたのですか?

AKI いいえ。年末年始は、寂しい思いをしていらっしゃる方も多いので……。

哲雄 あ、そうか。本業のほうがお忙しかったわけですね。

AKI でも、新聞はちゃんとチェックしておりましたよ。

哲雄 ホウ、それは感心な。で、主として、何面あたりを?

AKI そりゃ、あれですよ。地方面のゴミ記事ですよ。

哲雄 また、ずいぶん、コアな趣味をお持ちのことで……。

AKI ええ。どこかのお年寄りが、モチをのどに詰まらせてくたばっちゃいないか――とかね。これでも、心配性なものですから。でも、よろしゅうございましたわ。どうやら、ご無事のようで。

哲雄 え、どこかのお年寄り……って、もしかして私のこと? それはまた、病的なまでに心配性なことで……。ナニ、私は、モチでくたばるような間抜けではありませんので、ご心配なく。

AKI そういう過信が、いちばん危ないんですッ! もう、若くないんですからね。何ですか、そのニヤニヤ顔は?

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テーマ : 愛し方・愛され方
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あなたの前で「他の男」をホメる女の本心

女の子ヘッドホン 男の本心・女の本心~50 

ある種の女性たちは、パートナーの目の前で、しばしば
他の男性をホメる――という行動をとります。なぜ?
そこに隠された、ひそかでしたたかな女心をあぶりだしてみます。


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 隣の芝生は青く見える。
 昔からよく言われることです。
 青く見えたのかどうかはわかりませんが、女性はしばしば、パートナーの前で他の男性をホメることがあります。
 あなたが彼女の夫であれば、もう耳にタコができるくらい、奥さんのこんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?

女の子アイコン4 いいなぁ。お隣のご主人、今度、部長に昇進ですって。
女の子アイコン3 ○○さんのご主人、いつも奥さんの荷物を持ってくれるんだって。いいわよねェ。

 まだ、交際中あるいは交際しようと思っている彼女の口から、こんな言葉を聞かされることもあるかもしれません。

女の子アイコン2 私、ほんとは、あれくらい背の高い人がタイプなんだよね。
女の子アイコン1 ○○さんって、いろんなこと知ってるのよ。あなたとは月とすっぽん。

 彼女たちが、この種の言葉=「他の男をホメる」を口にしたからと言って、何も彼女たちは、「男を乗り換えよう」などと思っているわけではありません。中には、そういう願望を口にしたというケースもあるかもしれませんが、たいていの場合は、違います。
 では、何ゆえ、彼女たちは、もしかしたら男が不快に感じるかもしれないこの種の言葉を、あえて口にするのか?
 そこにあるのは、「かぐや姫本能」ではないか――と、筆者は思っています。

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ミセス・ボディショット〈5〉 連れ去られるスコート

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ラリー練習で幸恵とペアを組んだ聡史は、
痛恨の2連続Wフォールトで、幸恵の期待を裏切った。
その夜、幸恵の体は、男たちに連れ去られて――  


 マリアたちへ   第16話 
ミセス・ボディショット〈5〉

 前回までのあらすじ  40歳でテニスを始めた海野聡史は、レッスンのラリー練習で、有賀幸恵のボディショットに下腹部を直撃される。幸恵はクラスに4人だけいる女子の中でも、ちょっと目を引く美人だった。クラスの早川亮の話だと、幸恵には夫がいて、テニスもふたりで始めたのだが、その夫は体を壊して、いまは休んでいるという。ある日のレッスン前、ロビーでコーヒーを飲んでいると、「早いですね」と幸恵が声をかけてきた。聡史が独身だと知ると、幸恵は、「独身だって」と、横にいる児玉慶子の腕をつついた。その日のラリー練習で、聡史は幸恵とペアを組んだ。その幸恵の頭の上を深いロブが越えていく。「海野さ~ん、お願~い!」。幸恵の声に聡史の足が燃えた。懸命にキャッチしたボールをクロスにロブで返し、相手がやっと拾って返した緩い球を幸恵がボレーで相手コートに叩きこんだ。至福の瞬間だった。しかし、次のペアとの対戦で、聡史は、痛恨の2連続Wフォールト。何もしないままに、ゲームは終わってしまった。「ドンマイ」と声をかけた幸恵だったが、その顔は怒っているように見えた――

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このシリーズは、筆者がこれまでに出会ってきた思い出の女性たちに捧げる「ありがとう」の短編集です。いま思えば、それぞれにマリアであった彼女たちに、心からの感謝を込めて――。


  この話は連載5回目目です。この小説を最初から読みたい方は、こちらから、
    前回分から読みたい方は、こちらからどうぞ。


 「海野さ~ん、海野さ~ん」

 風に乗って、名前を呼ぶ声が聞こえた。
 山間に開けた、猫の額ほどの盆地。そこを整地してアンツーカーを敷き詰め、ブッシュの中に一面だけのテニス・コートが作られている。声は、そのコートのほうから聞こえてきた。
 声に、聞き覚えがあった。

 「海野さ~ん、お願~い、助けてェ~!」

 間違いない。有賀幸恵の声だ!
 聡史は、斜面の上に作られたクラブ・ハウス兼ホテルに戻ろうと、石段の道を上っているところだった。声に振り返ると、elleseのウエアを着た有賀幸恵が、4、5人の男たちに体を担がれて、コートからブッシュのほうへ連れ去られようとしているところだった。
 何とか逃れようと、幸恵は足をバタバタとさせ、手で男たちの体を押しのけようとするが、男たちはその両手・両足をもぎ取るようにしてコートの脇のブッシュの中へ入っていく。もがく幸恵のスコートは、スカート部分がめくれ上がり、ショーツがむき出しになっている。

 「オーイ、止めろ! 止めるんだぁ――ッ!」

 聡史はありったけの声で叫んだが、いくら声を振り絞っても、その声は男たちのところまで届かない。
 やがて男たちの姿は、ブッシュの中に消えた。
 男たちの胸の高さほどまで雑草が生い茂ったブッシュ。2人の男の胸から上だけが、見えていた。残りの男たちの姿も、幸恵の姿も、雑草の中に埋もれて見えない。
 しかし、そこで何が行われているのかだけは、想像できた。
 雑草の陰から、白い、ふわりとしたものが放り上げられ、それは背の高い雑草の茎に引っかかって、風にそよいだ。
 あれは……幸恵のポロシャツだ。
 ややあって、また白い飛翔物。まるで、くさむらから飛び立つ白鳩のように放り上げられたのは、幸恵のスコートだった。
 そして、ブラジャーが、ソックスが、最後には、パンツが……次々に空中に放り上げられては、雑草の茎に絡まった。

 「止めて――ッ!」

 ブッシュの中から、幸恵の叫び声が上がった。
 それを見下ろして、ニヤニヤと笑っている男2人。

 「止めろ――ッ!」

 叫びながら懸命に足を動かすのだが、聡史の足は一向に前に進んでいかない。
 見下ろしている男のひとりが、聡史の顔を見てニヤリとほくそ笑み、それから「おいで、おいで」と手招きした。
 あの顔は、あの男は、確か……。

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テーマ : 官能小説
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「ヘビ」な恋をしようぜ!~新年のごあいさつ

ヘビ年賀
みなさん、
明けまして
おめでとうございます。


本年もどうぞよろしく
お願い申し上げます。


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 本ブログを開設して以来、これで4回目の新年を迎えることとあいなりました。
 ここまで続けてこられたのも、いつもご訪問くださるみなさまの、温かいご支援あればこそ――と、深く、深く、感謝申し上げます。
 本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 さて、今年は「巳年」。
 つまり、「ヘビ年」です。
 管理人、今年は、仕事においても、恋愛においても、「ヘビ」のようでありたい――と思っているのですが、その心は……?
 新春のたわごとと思って、お笑いください。

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テーマ : 愛し方・愛され方
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長住哲雄…独自の人間関係論を元に、数々の著書を刊行してきたエッセイスト&編集者。得意ジャンルは、恋愛論やコミュニケーション論。

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