優秀な男ほど、余韻から覚めるのが早い…!?

終わったとたんにTVを点けたがる男と、イヤがる女。
この違いはどこから生まれるのでしょうか?
性とエッチの《雑学》file.150 R15
このシリーズは真面目に「性」を取り上げるシリーズです。15歳未満の方はご退出ください。
【今回のキーワード】 射精 脳内麻薬

【リンク・キーワード】 エロ エッチ 官能小説 オーガズム 不倫
(この記事は、本シリーズ―File-14の改訂版です)
愛し合うベッドの中で、男と女の違いがいちばん顕著に現れるのは、どんな瞬間だと思います?
実は、男が射精を終えた後――なんですね。
彼女が絶頂に達したかどうか、という問題もあるのですが、その問題に首を突っ込むとややこしくなるので、ここでは、彼女もカレと同時に果てた、という前提で話を進めます。
一般に、女性は、うっとりとベッドに横たわったまま、快感の余韻に頬を染め、目を潤ませています。
一方、男性は、ティッシュで体に付着した精液のぬめりを拭き取ると、まとわりつく彼女の体をベッドに残して立ち上がり、喫煙者であれば、タバコに火を点け、深々と煙を吸い込んで、非喫煙者であれば、飲みかけのビールなどをひと口あおって、TVのリモコンに手を伸ばします。あるいは、スマホの電源を入れて、メールなどをチェックしようとする人もいるかもしれませんが、これも話がややこしくなるので、TVを点けるに絞って、話を進めます。
その背中に、甘えるような彼女の声が届きます――。
お願い。まだ、TVつけないで。
男性とのSEXで、女性が「これだけはやらないで」と挙げるポイントのひとつに、「終わったあと、すぐにTVをつける」というのがあることを、男性のみなさんはご存じでしょうか?
そういうことをする男性に、女性はこんな感想を抱くのだそうです。
あ、そう。やってしまったら、もう用はないってことなのね。私を愛してなんかいないんだわ。
さて、これはどっちもどっちの問題である――と、わたくし長住は思います。
女性は男性の生理を理解してないし、男性は女性の心理を配慮しないがためのスレ違いなんですね。
愛し合うベッドの中で、男と女の違いがいちばん顕著に現れるのは、どんな瞬間だと思います?
実は、男が射精を終えた後――なんですね。
彼女が絶頂に達したかどうか、という問題もあるのですが、その問題に首を突っ込むとややこしくなるので、ここでは、彼女もカレと同時に果てた、という前提で話を進めます。
一般に、女性は、うっとりとベッドに横たわったまま、快感の余韻に頬を染め、目を潤ませています。
一方、男性は、ティッシュで体に付着した精液のぬめりを拭き取ると、まとわりつく彼女の体をベッドに残して立ち上がり、喫煙者であれば、タバコに火を点け、深々と煙を吸い込んで、非喫煙者であれば、飲みかけのビールなどをひと口あおって、TVのリモコンに手を伸ばします。あるいは、スマホの電源を入れて、メールなどをチェックしようとする人もいるかもしれませんが、これも話がややこしくなるので、TVを点けるに絞って、話を進めます。
その背中に、甘えるような彼女の声が届きます――。

男性とのSEXで、女性が「これだけはやらないで」と挙げるポイントのひとつに、「終わったあと、すぐにTVをつける」というのがあることを、男性のみなさんはご存じでしょうか?
そういうことをする男性に、女性はこんな感想を抱くのだそうです。

さて、これはどっちもどっちの問題である――と、わたくし長住は思います。
女性は男性の生理を理解してないし、男性は女性の心理を配慮しないがためのスレ違いなんですね。


男性の快感曲線は、オーガズム=射精に向かって急激に高まり、オーガズムで頂点に達すると、あとはガケを転がり落ちるように、一気に冷めていきます。
それに対して女性は、ゆっくりと高まってオーガズムで頂点に達しますが、そのあともなかなか冷めずに、しばらく興奮状態が持続します。
明らかに快感度という点で、女性のほうが得しているようにさえ見えます。
実際、男性は、射精の瞬間こそ、頭の中が真っ白になるような強烈な恍惚状態を経験しますが、精液がペニスから放出されてしまうと、いきなり、一種の虚無感に襲われ、それから急激に現実に引き戻されていきます。中には、このプロセスで自己嫌悪感に襲われる人もいるくらいです。
なぜ、そうなるのか?
実はこれは、生存のためのオスとしての動物的本能でもあるのです。
オーガズムの最中、人間の脳の中では、こんなことが起こっています。
まず、A10(エイ・テン)神経と呼ばれる神経(精神系にだけ働く神経です)が活性化します。この神経は、脳内で神経伝達物質・ドーパミンの分泌を促します。
ドーパミンは「脳内麻薬」とも呼ばれる、覚せい剤に似た成分を含むホルモンで、脳内に強烈な快感を生み出します。同時に、脳の中で人間の知的な活動をつかさどる、前頭葉と呼ばれる部分への血流が減少します。
つまり、オーガズム中の人間の脳は、麻薬中毒のような状態になり、知的活動も低下して、判断能力をほとんど失ったような状態になっているわけです。よく「オナニーしすぎるとバカになる」と言われたりするのもそのためですし、性交中の婚約が無効とされるのも、ひとつには、正常な判断能力を失っていると考えられるからです。

さて、脳がいつまでもこんな状態になっていたら、どうなるでしょう?
きわめて危険!!
そうなんです。筆者・長住にも、一度だけ、苦い経験があります。
出会ったばかりの彼女と代々木公園を散歩していたのですが、その散歩の途中でテストステロン(男性ホルモン)が騒ぎ出してしまいました。つまり、やりたくなっちゃったわけですね。
もう、ガマンできない――とばかり、腕を組んでいた彼女を抱き寄せると、その唇にディープなキス。ええ、長住でもそれくらいのことはします。
夢中で彼女の唇を吸って、陶酔の境地をさまよい(ほんの2~3分だったと思います)、やっと彼女の体を離したときに、気がついたのです。

そうです。愚かな長住は、なんと、肩から提げていたショルダーバッグをバッグごと盗まれていたのです。足音もなく忍び寄った何者かに。
実は、その頃の代々木公園には、そうしてアベックのバッグなどを狙うスリ(その多くは外国人でした)が横行していました。
彼らは知っていたのですね。イチャイチャに夢中になっているアベックの脳からは、周囲への警戒心が消えていることを。
動物の世界では、もっと危険なことが起こります。
オスがもっとも警戒心を緩めるその瞬間をネラって、他のオスがメスを奪うために攻撃をしかけてきたり、もっと危険な捕食動物が襲いかかってきたりします。
一刻も早く、陶酔状態から醒めて、
そうした危険に対処できる状態に戻らないと、命が危ない
――というわけで、オスは、できるだけ早く交尾を終わらせ、敵の攻撃に備えようとします。
脳の中では、射精が終わると、ただちに抑制系の神経が働きだしてドーパミンを抑制し、陶酔状態から醒めさせるわけです。
夢から覚めたオスは、まず周囲を見回して、敵がいないことを確かめようとします。
射精を終えた男性が、キョロキョロとあたりを見回したり、すぐに灯りをつけたり、TVのスイッチをオンにしたり……という行動をとるのは、一刻も早く、周囲の状況を把握しようとする本能的な行動なんですね。
ちなみに、男を性衝動に導くホルモン=テストステロンは、「攻撃性のホルモン」でもあり、「ひとりになりたがるホルモン」でもあると言われていますが、これも、オスが外界の危険に対処するために作られたシステムと言っていいと思います。
女性のみなさん。あなたを愛したカレが、終わったとたんにあなたの体から離れてどっかへ行っちゃうのも、すぐにTVを点けたり、タバコに火を点けたりするのも、それはすべて、カレが「優秀なオス」であることの証明。
ひとつ、大目に見てやっていただければ……と思うわけであります。
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『チャボのラブレター』
2014年10月リリース
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